事務所代表 高橋博
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学校・職場・ネット上でのいじめカウンセリング

学校での子供のいじめの背景には、様々な事情が関与しています。
一方、職場などでの大人のいじめは、「同僚や友人からの仲間はずれ」、「上司からのパワハラ」、「部下からのいじめ」、に分けられます。

いじめが発生する原因・理由は様々ですが、いじめの原因をつきとめることが困難な場合も多いでしょう。たとえ、いじめの原因が判明したとしても、対応方法を間違えると、いじめを助長してしまうかもしれません。

そして、いじめの原因や、いじめが発生した状況によって、対応方法も変わってきます。
近年は、いじめが陰湿となる傾向があります。

当カウンセリングルームでは、状況に応じ、いじめの加害者・被害者それぞれに適したカウンセリングを行ないます。

※カウンセリング内で犯罪行為が判明しても、当方から警察署等への通報はいたしませんのでご安心ください。

【お問合せ先】
 〒363-0024
  埼玉県桶川市鴨川1-10-43地図
  (9時~20時 日曜祝日休み)
  電話番号048-786-2239  メールメール

なぜ、いじめは発生するのか

いじめ

いじめが発生する原因・理由について、具体的な特徴を挙げると、例えば以下があります。

※『なぜ、人は平気で「いじめ」をするのか?』 加野芳正 日本図書センター より抜粋。

・嫉妬、ねたみ、恨み、考え方、性格、などの、個人の内面的なもの
・外見、人種、などの身体的特長や、落ち着きがない、動作が遅い、などの行動的特徴によるもの
・発達障害などの病気によるもの
・子供の家庭の不和、子供の生活環境、子供の幼少期の生育環境、などの家庭によるもの
・様々な「平均からはみ出ていること」、によるもの

一方、いじめが発生する原因・理由について、その根元となる思想としては、例えば以下があります。

・平等主義的な考え方が浸透することで、「えこひいき」、「不公平」、などに敏感になる。
・均質的で差異の少ない集団は、非常に不安定であり、その不安定さを回避するため、特定の対象(いじめの被害者)を「いけにえ」「スケープゴード」にして、彼らに暴力を集中させることで、集団の矛先をずらし、集団の秩序を回復・安定化する。
・みんな同じだから、かえって不安定となり、不安定だから、いじめられる被害者を作って、自分たちの人間関係を安定させようとする。
・「みんな仲良し」=「いじめがある」

いじめと向き合うために

一人でいられる能力

周囲に流されないで、自律的な道徳を身につける。自らが主体的判断し行動する力をつける。個人主義力を身につける。

友達がいないことは変なことではない

気に入らない相手とも、お互いに傷つけ合わないで、ともに時間と空間を共有できる作法を身につける。傷つけあわず互いに共存することが大事。集団の中でみんなと群れ合って生きてゆく必要はない。友だちなどいなくても、ちゃんと生きて行ける。友だちが大事、という強迫観念を解き放つこと。

外に目を向ける

今いる場所以外のところで、別の人間関係を作る。フィクション(空想)の世界を作る。未来の自分と対話する。

いじめについての考察

※以下は、「いじめの科学」 和久田学 日本評論社 を参考にしています。

人間集団では、必ずと言ってよいほど、いじめが起きます。
どうしていじめが起きるのでしょうか?

「いじめ」とは、
・相手に被害を与える行為があり
・双方の力に不均衡かあり
・行為に対する双方の認識・意識に差があること
です。
双方の認識・意識の差とは、
・加害者は「遊びだった」「被害者も楽しんでいた」「これくらいなら大丈夫だろう」「イジメられる側も問題がある」「被害者はいじられキャラだ」なとどと思っている、自分の行動を正当化する。
・被害者は「辛い」「傷ついた」「消えたい」「何をやってもムダ」「何を言ってもムダ」「自分はイジメられても仕方がない存在だ」などと思っている、助けを求めてもムダと感じる。
といった違いが生じていることです。
※加害者の認識・意識が、相手をイジメたい、相手をやっつけたい、相手を傷つけたい、と思っている場合もあります。この場合は、明らかに暴行罪、傷害罪などの犯罪となり、法的な対処が必要となります。

いじめを解決・防止するためには、
・加害者に対しては、行為に対する認識・意識を修正し、共感性を持たせる、言い訳や理由は積極的に聞かない。
・被害者に対しては、孤立を防ぎ、非難や、やり返すなどのアドバイスをしない。
・その他の者(傍観者)は、集団で加害者に対峙する。
ことが必要です。
傍観者は、いじめを不快に感じ、傷ついており、いじめを止めさせたいと思っています。しかし、加害者からの報復や、さらに状況が悪くなることを恐れ、何も行動できずにいます。いじめ解決・防止の鍵を握っているのは、傍観者です。

親や教師の日常的な態度や言動が、いじめを生む環境を作っていることを自覚することが必要です。
子どもの行動は、大人の行動の映し鏡」なのです。

解説

当カウンセリングルームでは、お話しをじっくりとお伺いし、不安な気持ちや、怒り、悲しみなどの感情を十分に吐き出せるよう、話しやすい環境づくりを心がけています

問題や内容によっては、思考を広げるお手伝いをしたり、問題の受け止め方を変えたり、新たな考え方を持てるよう、状況によってさまざまな検討を行ないます。
また場合によっては、アドバイス・助言をしたり、現在の心理状況を考えてみる、といったことも行ないます。

なお、強引に考え方を改めさせるとか、強制するといったことは一切ありませんのでご安心ください。ご自身の気持ちや考え方を整理し、自らより良い解決方法を発見したり、自ら気づきを得ることが最も大切なことなのです。

心理カウンセラーは、悩みや問題の背景にある、不安や怒り、悲しみなどの感情を敏感に感じとり、より良い方向に歩き出せるよう、お手伝いをさせていただく職業です。「お客様が主導となって問題を解決してゆくためのサポート役」「心のアドバイザー」「自分自身と向き合うための同伴者」「自己探索の旅の同伴者」なのです。そのため、心理カウンセラーには、場の空気を読んだり、さまざまな状況を把握して適切な対応をする力、共感力、想像力、などが求められます。

人は、他人に指摘されても決して変わることはありません。自ら気づくことで変わるのです。
生きていれば、悩みや問題は必ず発生します。これを人生の宿題として、自己成長・自己洞察の場であると理解します。決して他人が解いてはいけない問題なのです。

カウンセリングや心理療法は、どのような原理で心を回復させるのでしょうか?
カウンセリングや心理療法の本質とは、どのようなものなのでしょうか?

カウンセリングでは、まず、クライアント(お客様)の無意識を、クライアント自身が知る必要があります。
無意識を知ることは、とても困難です。そのためにカウンセラーが必要となります。
クライアントが自ら話すことによる気づき、カウンセラーからの助言、質問、問いかけなど、カウンセラーとの心の共同作業によって、クライアントは無意識を知るようになります。

次に、クライアントが、クライアント自身を知る必要があります。
クライアントが無意識を知ると、クライアントの本当の欲望や関心、不安などを、クライアントが深く理解するようになります。
それまでの、表面的な理解ではなく、本質的な自己の理解が進んでゆきます。

ここで初めて、クライアントの適応的ではない、歪んだ自己像を刷新する準備が整います。
自己の理解が極限まで達した時、自己の変容が起きるのです。
自己像を刷新するのは、とても怖いものです。そのため、カウンセラーとの信頼関係が重要となります。カウンセラーを信頼し、またカウンセラーから信頼されるという環境に身を置くことで、自己像を刷新することが可能となるのです。
信頼関係という、カウンセリング特有の関係性を構築することで、クライアントは安心してカウンセラーに心の奥底をさらけ出し、身をゆだね、承認され、寄り添ってもらい、どんな自分でも受け入れられるという自由な心的環境によって、自己像の刷新が生まれるのです。

このような流れで、クライアントの自己像が刷新され、クライアントの欲望が充足されます。
クライアントは、「自由に生きたい」と「不安を回避したい」という2つの葛藤をかかえています。
「ポジティブな感情」と「ネガティブな感情」がぶつかり合っています。
「不安を回避したい」思いや「ネガティブな感情」は、心の防衛反応であり、心の病の原因にもなります。
これまでの自己のルールを修正することで、新たな生き方を発見し、心は回復してゆくのです。

カウンセリングのご予約は全国どこからでも
  電話番号048-786-2239

  (電話受付時間 9時~20時)
   メールメールによるお問合せ

当カウンセリングルームの4つの特徴

特徴

当カウンセラーは 心理カウンセリング法律 の専門家です。

地元で開業し、業務歴が15年以上 あります。

閑静な住宅街にある アットホームな雰囲気 の場所です。

傾聴 はもちろん、心理状況分析や助言・回復支援 も行ないます。

※お客様の秘密は厳守いたします。
※本人のご家族からのご相談も歓迎いたします。
※カウンセリング中の聞き取りで、犯罪の事実が明らかとなっても、警察署等への通報はいたしませんのでご安心ください。
※当カウンセリングルームは『完全予約制』となっております。

カウンセリング料金

料金

※各コース間の変更は可能です。初回は時間単価コース、2回目以降は6回コース、といった選択をお勧めしております。

時間単価コース
-面談カウンセリング
 :2,000円(15分当り)
-電話カウンセリング
 :2,000円(15分当り)(※1)
-オンラインカウンセリング
 :2,000円(15分当り)(※1 ※2)

所要時間は、初回の場合、2時間前後かかることがあります。
お客様より、お時間のご指定もお受けいたします(1時間まで、2時間まで、など)。

6回コース :43,000円

1回60分を6回、又は6時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

9回コース :63,000円

1回60分を9回、又は9時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

12回コース :83,000円

1回60分を12回、又は12時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

メールカウンセリング
 :2,000円~8,000円(1往復)(※1)

料金は文面の長さやご相談内容によって異なります。お客様よりご相談内容をお送りいただいた後、当方より料金のお見積りをいたします。

心理分析・カウンセリング報告書
 :30,000円

複数回のカウンセリングが必要となります。別途、カウンセリング費用が発生します。
病気の診断はいたしません。心理分析は、当職独自の見解によるものです。
裁判所・役所等の公的機関への提出を目的とした作成はいたしません。

(※1)電話・メール・オンラインカウンセリングの料金は事前にお支払いいただきますが、内容によってはお受けできない場合がございます。(料金を多くお振込みされた場合、残金は返却いたします)
【お振込み先】三井住友銀行 川崎支店 普通口座5559993 名義人:タカハシヒロシ

(※2)オンラインカウンセリングはZoomを使用します。詳しくは【Zoomオンラインカウンセリングの流れ】をご覧ください。

※匿名希望のお客様は、ご予約時のお名前や、お振込み者名を、ご自由にお決めください。

※健康保険は使えません。また当方のカウンセリングは医療費控除の対象となりません。

※当カウンセリングルームは『完全予約制』となっております。

※キャンセル料(キャンセル料は1週間以内にお振込みください)
・ご予約日の2日前までのキャンセル:0円
・ご予約日の前日のキャンセル:2,000円
・ご予約日の当日のキャンセル・無断キャンセル:4,000円
・回数コースのキャンセル:残回数×5千円の返金

※ご予約時間に遅刻された場合
交通機関のトラブルや自然災害などの場合を除き、原則として、ご予約時間から料金が発生いたします。

お問い合わせ

問い合わせ

○電話:048-786-2239
○Mail:hiroshi1_takahashi@orange.plala.or.jp
○営業時間:9時~20時
○休業日:日曜日及び祝日
○所在地:埼玉県桶川市鴨川1-10-43
地図(JR桶川駅西口より徒歩8分)
     【駐車場あり】

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【リンク集】
 一般社団法人 日本臨床心理士会
 一般社団法人 日本公認心理師協会