事務所代表 高橋博
顔画像

うつ病カウンセリング

埼玉桶川カウンセリングルームは、心理臨床に精通し、20年以上の経験と実績があります。お客様に寄り添い、親身になってうつ病の回復サポートをいたします。

うつ病の治療については、薬物療法が一般的です。数か月から数年程度の薬物治療によって、うつ病が完治する人も少なくありません。
一方で、うつ病の薬を数年間飲み続けていても、なかなか改善しない人や、再発を繰り返している人も少なからずいます。場合によっては、長期間、薬を飲み続けてしまうことで、何が原因でうつ病が治癒しないのか、わからなくなってしまっていることもあります。

当カウンセリングルームでは、お一人お一人の実情に合わせたカウンセリングを行ないます。
お気軽にお問い合わせください。

【お問合せ先】
 〒363-0024
  埼玉県桶川市鴨川1-10-43地図
  (9時~20時 日曜祝日休み)
  電話番号048-786-2239  メールメール

うつ病は、「大うつ病」と「躁うつ病」に分けられます。
大うつ病とは、気分が強く落ち込む、とても憂うつになる、やる気が出ない、眠れない、疲れやすい、体がだるい、などの症状が二週間以上続く病気です。
躁うつ病とは、躁状態(過度に気分の高揚感、万能感などがある状態)とうつ状態(強い気分の落ち込み、憂うつ、やる気が出ないなどの状態)が、周期的に現れる病気です。

うつ病(大うつ病)

うつ病の患者は、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンが減少しており、脳内の情報伝達がスムーズに行なわれないことによるもの(モノアミン仮説)や、脳内の海馬領域での神経損傷が原因などと言われていますが、発病のメカニズムは、現状では不明です。

うつ病は、よく、心の風邪とも呼ばれており、誰でも一生に一度はかかるもの、と言われていますが、その言葉のイメージのように軽く見てはいけません。
場合によっては、自殺に至る可能性もあり、気持ちの持ち方や精神論だけでは解決できません。
うつ病は、心身の極度の疲労ですので、とにかく休息することが重要です。

うつ病に特徴的な症状として、以下のようなものがあります。
 ・抑うつ気分
 ・興味や喜びの喪失、減退
 ・食欲の減退
 ・睡眠の障害
 ・疲れやすい
 ・罪悪感
 ・思考力や集中力の低下
 ・自殺念慮

近年は、「新型うつ」と呼ばれる症状が多く見られるようになりました。
職場や学校では、典型的なうつ症状が現れますが、自宅にいる時や趣味に没頭している時などは、うつ症状は発生せず、また過食や過眠などの症状が現れることもあります。
これらの新型うつは、適応障害とも考えられます。

うつ状態

気分の落ち込みが強く、無気力、悲観的、食欲不振、疲労感などの症状があるが、うつ病には至らない状態のことです。
うつ病と断定できないときや、何らかの病名をつける必要があるときなどに、うつ状態と診断されるようです。また、裏に何らかの病気が隠れていることもあります。

離婚問題や夫婦問題、また子供の問題を抱えている場合には、うつ状態になってしまう方も多く、当事務所へご相談にいらっしゃるご夫婦の中にも、夫婦の一方、又は夫婦双方が、うつ状態となっていることも少なくありません。
離婚問題や夫婦問題でうつ状態となってしまった場合には、薬による治療も重要ですが、夫婦間の問題を解決することが、根本的な治療法となります。

特徴

うつ病が発症する主な原因としては、例えば以下のようなものがあります。

1.長期にわたる強度の精神的又は肉体的な疲労によるもの(心因性)

仕事上の人間関係が悪い、上司とそりが合わない、仕事量が多い、残業が多い、といった事情が長期間にわたることで、どんな人でもうつ病にかかることがあります。

2.性格によるもの(内因性)

性格的な特徴により、うつ病を発症しやすくなることがあります。例えば、
・白か黒かの二者択一、二分法思考、完璧主義
・一度起こった出来事が次も起こると決め付ける
・悪い側面ばかりを強調してしまう
・過大評価あるいは過小評価
・過度のマイナス思考、自己否定
・過度の固定観念、思い込み
・すべき思考
・自責化
などの傾向のある性格の人は、要注意と言えます。

3.うつ病薬によるもの、他の薬によるもの(薬剤惹起性うつ病、身体因性)

うつ病の治療のためにうつ病薬を飲むことは当然ですが、うつ病の薬によって、うつ病の治癒が妨げられることもあります。うつ病の症状に合った適切な薬で、その薬の量が適量であれば、うつ病薬を飲むことでうつ病が完治することもありますが、不適切な薬であったり、同一タイプの複数の薬を飲んでいたり、必要量を超えて飲んでいる場合などは、うつ病が治癒しない、あるいは悪化することもあります。
一方、うつ病薬以外の薬によって、うつ病が発症することもあります(薬剤惹起性うつ病)。例えば、肝炎治療のためのインターフェロン製剤、副腎皮質ステロイド薬、コレステロール薬、などが知られています。

4.他の病気によるもの(身体因性)、過去に受けた虐待やDVなどによるもの

うつ病以外の病気によって、うつ病が誘発されることがあります。例えば、ガンなどの重篤な病気にかかった場合、肉体的に疲弊することは当然ですが、精神的にも、かなりの重圧がかかります。
また、長期にわたって不眠が続くなどの症状があったり、幼少期に親から受けた虐待やDVなどの影響によって、うつ病が誘発される場合もあります。

上記のような、うつ病の発症原因に対する治療方法としては、薬物療法が第一の選択肢となりますが、薬物療法以外に、以下のような対処方法があります。

1.長期にわたる強度の精神的又は肉体的な疲労によるうつ病の対処法

とにかく休むことです。過度の疲労が蓄積しているため、短期の休息ではなく、長期の休息が必要となります。また、睡眠を十分にとることで、うつ病が回復する場合も多くあります。 人間関係によるストレスが原因の場合は、カウンセリングが効果的です。

2.性格によるうつ病の対処法

うつ病になりやすい性格傾向を改善するため、認知行動療法などのカウンセリングが有効です。性格傾向が改善されないと、何らかのきっかけで再発を繰り返す可能性もあります。

3.うつ病薬や他の薬による(薬剤惹起性)うつ病の対処法

不適切なうつ病薬が原因でうつ病が完治しない場合は、段階的な減薬や、断薬が必要となります。
一方、うつ病薬以外の薬によってうつ病が発症した場合は、その薬を飲む必要がある限り、うつ病の完治も難しくなります。

4.他の病気や虐待・DVによるうつ病の対処法

この場合は、他の病気の肉体的なケアだけでなく、カウンセリングによる精神的なケアが必要となります。

うつ病の薬を数年間飲み続けていても、なかなか改善しない場合や、うつ病の再発を繰り返す場合、例えば以下の原因が考えられます。

 うつ病の薬が多すぎる、同じ薬効の薬が複数処方されているなど、薬剤性の慢性化。

 休息している状況(生活環境、行動の監視、家族の対応、金銭面など)が、精神的・肉体的に十分に休息できる状況でない。

 表面上はうつ病が早く治って欲しいと思っているが、一方で、うつ病にかかっていることを良しとしている、うつ病が治ってしまうと現実と向き合わなければならず治ることを拒否している、という心理がある。

 うつ病にかかっている自分は本来の自分ではなく、精力的に活動している自分が本来の自分だ、と思っていて、うつ病にかかっている今の自分を否定し受け入れられない。

 うつ病になりやすい性格傾向が改善されてない。

上記の3、4、5に該当する場合、カウンセリングで自分の内面を見つめなおすことが重要となります。

解説

当カウンセリングルームでは、お話しをじっくりとお伺いし、不安な気持ちや、怒り、悲しみなどの感情を十分に吐き出せるよう、話しやすい環境づくりを心がけています

問題や内容によっては、思考を広げるお手伝いをしたり、問題の受け止め方を変えたり、新たな考え方を持てるよう、状況によってさまざまな検討を行ないます。
また場合によっては、アドバイス・助言をしたり、現在の心理状況を考えてみる、といったことも行ないます。

なお、強引に考え方を改めさせるとか、強制するといったことは一切ありませんのでご安心ください。ご自身の気持ちや考え方を整理し、自らより良い解決方法を発見したり、自ら気づきを得ることが最も大切なことなのです。

心理カウンセラーは、悩みや問題の背景にある、不安や怒り、悲しみなどの感情を敏感に感じとり、より良い方向に歩き出せるよう、お手伝いをさせていただく職業です。「お客様が主導となって問題を解決してゆくためのサポート役」「心のアドバイザー」「自分自身と向き合うための同伴者」「自己探索の旅の同伴者」なのです。そのため、心理カウンセラーには、場の空気を読んだり、さまざまな状況を把握して適切な対応をする力、共感力、想像力、などが求められます。

人は、他人に指摘されても決して変わることはありません。自ら気づくことで変わるのです。
生きていれば、悩みや問題は必ず発生します。これを人生の宿題として、自己成長・自己洞察の場であると理解します。決して他人が解いてはいけない問題なのです。

カウンセリングや心理療法は、どのような原理で心を回復させるのでしょうか?
カウンセリングや心理療法の本質とは、どのようなものなのでしょうか?

カウンセリングでは、まず、クライアント(お客様)の無意識を、クライアント自身が知る必要があります。
無意識を知ることは、とても困難です。そのためにカウンセラーが必要となります。
クライアントが自ら話すことによる気づき、カウンセラーからの助言、質問、問いかけなど、カウンセラーとの心の共同作業によって、クライアントは無意識を知るようになります。

次に、クライアントが、クライアント自身を知る必要があります。
クライアントが無意識を知ると、クライアントの本当の欲望や関心、不安などを、クライアントが深く理解するようになります。
それまでの、表面的な理解ではなく、本質的な自己の理解が進んでゆきます。

ここで初めて、クライアントの適応的ではない、歪んだ自己像を刷新する準備が整います。
自己の理解が極限まで達した時、自己の変容が起きるのです。
自己像を刷新するのは、とても怖いものです。そのため、カウンセラーとの信頼関係が重要となります。カウンセラーを信頼し、またカウンセラーから信頼されるという環境に身を置くことで、自己像を刷新することが可能となるのです。
信頼関係という、カウンセリング特有の関係性を構築することで、クライアントは安心してカウンセラーに心の奥底をさらけ出し、身をゆだね、承認され、寄り添ってもらい、どんな自分でも受け入れられるという自由な心的環境によって、自己像の刷新が生まれるのです。

このような流れで、クライアントの自己像が刷新され、クライアントの欲望が充足されます。
クライアントは、「自由に生きたい」と「不安を回避したい」という2つの葛藤をかかえています。
「ポジティブな感情」と「ネガティブな感情」がぶつかり合っています。
「不安を回避したい」思いや「ネガティブな感情」は、心の防衛反応であり、心の病の原因にもなります。
これまでの自己のルールを修正することで、新たな生き方を発見し、心は回復してゆくのです。

カウンセリングのご予約は全国どこからでも
  電話番号048-786-2239

  (電話受付時間 9時~20時)
   メールメールによるお問合せ

当カウンセラーは 心理カウンセリング法律 の専門家です。

地元で開業し、業務歴が15年以上 あります。

閑静な住宅街にある アットホームな雰囲気 の場所です。

傾聴 はもちろん、心理状況分析や助言・回復支援 も行ないます。

※お客様の秘密は厳守いたします。
※本人のご家族からのご相談も歓迎いたします。
※当カウンセリングルームは『完全予約制』となっております。
料金

※各コース間の変更は可能です。初回は時間単価コース、2回目以降は6回コース、といった選択をお勧めしております。

時間単価コース
-面談カウンセリング
 :2,000円(15分当り)
-電話カウンセリング
 :2,000円(15分当り)(※1)
-オンラインカウンセリング
 :2,000円(15分当り)(※1 ※2)

所要時間は、初回の場合、2時間前後かかることがあります。
お客様より、お時間のご指定もお受けいたします(1時間まで、2時間まで、など)。

6回コース  :43,000円

1回60分を6回、又は6時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

9回コース  :63,000円

1回60分を9回、又は9時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

12回コース  :83,000円

1回60分を12回、又は12時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

メールカウンセリング
 :2,000円~8,000円(1往復)(※1)

料金は文面の長さやご相談内容によって異なります。お客様よりご相談内容をお送りいただいた後、当方より料金のお見積りをいたします。

心理分析・カウンセリング報告書
 :30,000円

複数回のカウンセリングが必要となります。別途、カウンセリング費用が発生します。
病気の診断はいたしません。心理分析は、当職独自の見解によるものです。
裁判所・役所等の公的機関への提出を目的とした作成はいたしません。

(※1)電話・メール・オンラインカウンセリングの料金は事前にお支払いいただきますが、内容によってはお受けできない場合がございます。(料金を多くお振込みされた場合、残金は返却いたします)
【お振込み先】三井住友銀行 川崎支店 普通口座5559993 名義人:タカハシヒロシ

(※2)オンラインカウンセリングはZoomを使用します。詳しくは【Zoomオンラインカウンセリングの流れ】をご覧ください。

※匿名希望のお客様は、ご予約時のお名前や、お振込み者名を、ご自由にお決めください。

※健康保険は使えません。また当方のカウンセリングは医療費控除の対象となりません。

※当カウンセリングルームは『完全予約制』となっております。

※キャンセル料(キャンセル料は1週間以内にお振込みください)
・ご予約日の2日前までのキャンセル:0円
・ご予約日の前日のキャンセル:2,000円
・ご予約日の当日のキャンセル・無断キャンセル:4,000円
・回数コースのキャンセル:残回数×5千円の返金

※ご予約時間に遅刻された場合
交通機関のトラブルや自然災害などの場合を除き、原則として、ご予約時間から料金が発生いたします。

問い合わせ

○電話:048-786-2239
○Mail:hiroshi1_takahashi@orange.plala.or.jp
○営業時間:9時~20時
○休業日:日曜日及び祝日
○所在地:埼玉県桶川市鴨川1-10-43
地図(JR桶川駅西口より徒歩8分)
     【駐車場あり】

【お問い合わせフォーム】
 メールアドレス(必須)
 ※入力ミスにご注意ください
 お名前
 ご住所
 電話番号
 ご質問・ご相談
   

※お送りいただきました情報は、個人情報保護に関する諸法令及び当事務所の個人情報保護規程に基づき、厳重に管理致します。

お客様からのお電話・メールによる予約
  電話048-786-2239
  メール メール
     矢印
当カウンセリングルームよりお客様へ予約日時のご連絡
     矢印
面談当日(料金は当日お支払いください)

カウンセリングのご予約は全国どこからでも
  電話番号048-786-2239

  (電話受付時間 9時~20時)
   メールメールによるお問合せ
【営業地域】

電話・メール・オンライン相談は全国対応いたします。

埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県、群馬県、茨城県、栃木県

桶川、上尾、北本、伊奈町、川島町、菖蒲町、さいたま市、川越、熊谷、加須、東松山、狭山、鴻巣、久喜、蓮田、坂戸、幸手、入間、鶴ヶ島、ふじみ野、行田、本庄、羽生、深谷、日高、白岡、吉見町、騎西町、宮代町、栗橋町、鷲宮町、吹上町、川里町、毛呂山町、滑川町、寄居町、など。

【リンク集】
 赤城高原ホスピタル
 久里浜医療センター
 公益社団法人 日本精神科病院協会
 一般社団法人 日本臨床心理士会
 一般社団法人 日本公認心理師協会