事務所代表 高橋博
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ギャンブル依存、アルコール依存、借金依存、依存症カウンセリング

埼玉桶川カウンセリングルームは、ギャンブル依存やアルコール依存の心理臨床と法律知識に精通し、20年以上の経験と実績があります。温和で優しい性格の心理カウンセラーが、お客様に寄り添い、親身になって依存症の回復サポートをいたします。お気軽にお問合せください。

依存症のきっかけとなる出来事は、ストレス、病気、環境の変化、幼少期の生育環境など様々です。また、ある依存症を解決したとしても、他の依存症になってしまう場合もあります。
依存症の背景となっている問題と向き合い、考え方を見直し、周囲の協力を得ることが、依存症からの脱出には必要不可欠です。
当カウンセリングルームでは、お一人お一人の実情や生育環境に合わせたカウンセリングメニューを作成し、きめ細かな対応をさせていただきます。

※依存症カウンセリングをお受けになるお客様へ。
矢印依存行為を本気でやめたい、自分は変わらなければならない、と心の底から思うことが必要です。
矢印ご自身の内面や感情と向き合う必要があります。これまで持っていた信念や考え方、価値観を否定することを受け入れることも必要です。
※カウンセリング中の聞き取りで犯罪の事実が明らかとなっても、警察署等への通報はいたしませんのでご安心ください。

【お問合せ先】
 〒363-0024
  埼玉県桶川市鴨川1-10-43地図
  (9時~20時 日曜祝日休み)
  電話番号048-786-2239  メールメール

人は誰でも、好物や嗜好がありますが、通常の生活を害する程に好物や嗜好にのめり込んだ状態を、依存症・衝動制御障害と呼びます。
依存症には様々なものがありますが、大きく分けると、物への依存と行為への依存があります。

物への依存:

アルコール依存症、薬物依存症、ニコチン依存症、など

行為への依存:

借金依存症、ギャンブル依存症、パチンコ依存症、買い物依存症、恋愛依存症、セックス依存症、
性依存症、暴力依存症、ネット依存症、ゲーム依存症、占い依存症、仕事依存症、摂食障害、
窃盗癖(クレプトマニア)、痴漢癖(窃触症)、のぞき・盗撮癖(窃視症)、ストーカー、など

また、衝動のコントロールができない障害として、衝動制御障害という分類もあります。

衝動制御障害:

ギャンブル依存症、買い物依存症、窃盗癖(クレプトマニア)、痴漢、のぞき・盗撮癖(窃視症)、
強迫的性行動、ストーキング、など

依存症・衝動制御障害の人には、次のような傾向があります。

矢印遅延価値割引傾向

目の前の小さな利益と、少し先の大きな利益があった場合に、目の前の小さな利益を選んでしまうこと。

矢印自己制御力の弱さ

矢印衝動的

矢印感情コントロールの弱さ

矢印自己中心性

矢印共感性の乏しさ

原因

依存症・衝動制御障害の原因として、例えば以下が考えられます。

現実やストレスからの逃避

・不安を感じやすい人
・抑うつ傾向が強い人(気分が落ち込みやすい人)
・強迫的な傾向が強い人(こだわりが強い人)
・対人感受性が強い人(人間関係に敏感な人)
などは、ストレス耐性が低く、現実逃避をすることで、これらのストレスを和らげようとするために、依存症になりやすい傾向にあります。

空虚感、孤独感、愛情不足

生きている実感がない、コンプレックスや劣等感を常に持っている、空虚感・孤独感が強い、親からの愛情が不足している、などの人は、 自分自身が持っている問題を、自分自身で抱えきれなくなっています。このような時に刺激(ギャンブル、薬物、盗撮など)を求めると、一時ではあっても、 これらの問題から逃れることができます。この、「刺激により問題から逃れること」を繰り返し求めることで、依存症になってしまいます。
また、自分自身の存在価値や、力(権力)・自信・魅力・愛情を得たいがために、刺激を追い求め続けることで、依存症に陥ってしまうこともあります。
さらに、何も予定がなく、時間が空いた時に、「自分がブラックホールに吸い込まれるような感覚」や「空っぽでこの世から消えてゆく感覚」などが生じてしまい、 そのような感覚から自分自身を取り戻すために、あえて刺激を求め続けることで、依存症に陥ってしまうこともあります。

過去のトラウマ、強く抑圧された環境

過去に、親や家族、親戚などの身内から暴力・暴言・虐待を受けた、厳しいしつけをされた、学校でひどいいじめを受けた、 その他衝撃的な出来事があった、などの過去のトラウマを癒やすため、あるいは、それらの記憶から逃れるため、刺激(ギャンブル、薬物、盗撮など)を求めると、一時ではあっても、これらを忘れることができます。 この、「刺激により不快な記憶から逃れること」を繰り返し求めることで、依存症になってしまいます。

当カウンセリングルームでは、お一人お一人の実情や生育環境に合わせたカウンセリングメニューを作成し、一対一でのきめ細かな対応により、依存症の改善をはかります。
依存症・衝動制御障害を克服・治療するには、例えば以下のような方法があります。

依存症・衝動制御障害を克服・治療する方法の一例

(1)依存の引き金となる物・出来事・場所などを特定する

ある物を見ると依存を思い出す、特定の場所に行くと依存を思い出す、といった、依存の引き金となるものを特定します。

(2)引き金の対処策を見つける

上記で特定した物・出来事・場所などに接しないよう、対処策を見つけます。
例えば、
・物を捨てる、行動を回避する、その場所に行かない。
・暇な時間を作らないよう、仕事や趣味をする。
・認知を変える、気持ちを切り替える、マインドフルネス・コーピングを行なう。

※「認知を変える」については、認知行動療法をご覧ください。
※「気持ちを切り替える・マインドフルネス・コーピング」についてはストレス対策をご覧ください。

(3)対処策を実行する

それぞれに適した対処策を実行し、振り返り、再度対処策を考え、実行する、ということを繰り返します。

その他の対処策例

自分は、依存行動を制御することができない、ということを認め、自覚する。

依存につながるような物、場所などに近づかない。また、強制的に近づけないようにする。

定期的にカウンセリングを受けたり、自助グループへ参加し、自分の意志の確認やモチベーションの維持をはかる。

日々の行動や感情を日記に書く。

自分の感情を吐き出すための場を設けたり、日記を書いて感情を吐き出す。

自分の不快感情を認める。

不快感情は誰にでもあることを理解し、不快感情に耐える力をつける。

依存しているものを一切絶ち、少しだけなら大丈夫だろう、もう治ったから大丈夫だろう、という気持ちを捨てる。

やめ続ける意思を持つ。

家族や周囲の人は、借金を肩代わりしたり、しりぬぐいをするなど、依存を助長するような行為をしない。

家族や周囲の人は、依存症となっている人の良いところを探し、ほめてあげる。

社会的報酬(承認、評価、信用、信頼、尊敬)を得るような行動、ボランティア活動などをする。

※当カウンセリングルームでは、依存症・衝動制御障害が完全に克服できることを保証いたしておりません。

脳内物質ドーパミン、セロトニン

依存にかかわる脳内物質であるドーパミンにより、快楽、報酬が得られます。一方、セロトニンは、心のバランス、脳全体のコントロールをしています。そしてドーパミン神経の興奮や暴走を静めます。
各種の依存を制御するための方法として、セロトニンを増やすことが考えられ、例えば、
・人や動物などの生き物と触れ合う
・笑いや感動をする
・涙を流す
・軽い運動をする
・日光浴をする
・規則正しい食事や睡眠をとる
などの行動が良いとされています。

また周囲の人が、依存症となっている人の良いところを探し、ほめてあげることも効果的です。
そして、金銭的報酬や生理的報酬への依存状態から、社会的報酬(承認、評価、信用、信頼、尊敬)を得るような行動を起こすことが、依存症の解消につながります。依存に係わる脳内回路と、社会的報酬を得る脳内回路は、同一なのです。

幼少期の生育環境

幼少期に虐待・体罰を受けると、攻撃的、衝動的、落ち着きがない、かんしゃく、問題行動、暴言、きれる、パニック、などの過覚醒反応が生じます。
一方、親が良い子を求める子育てをしたり、子の過覚醒反応に対する叱責をすると、子は幼少期に、感情をフリーズさせる、怖くない、寂しくない、泣かない、おりこうさん、がんばる、など、心と身体感覚を分離して良い子としてふるまってしまうという、解離反応が生じます。
また、親自身のトラウマや、親自身がその親から受けた虐待の影響によって、親がネガティブ感情に触れることを恐れて、親が子を過度にあまやかしたり、子を叱れなかったり、子の欲求を全て満たしてしまう、などの行為によって、子に解離反応が生じる場合もあります。

このように幼少期の生育環境により、過覚醒反応や解離反応が生じてしまい、心(感情や思考)と体(身体感覚や痛み感覚)の不一致により、結果として感情制御力が育たず、大人になって様々な問題となって現れることがあります。 例えば、不快感情が生じた時に、感情制御力が弱いため、物質によって感情を解消する方法を覚えてしまうと、その行為が習慣化してしまい、将来の依存につながります。その他、抑うつ、不安、低い自己価値、自殺、自己破壊行動、乱交、色欲化行動(浮気、SEX依存)などが現れることもあり、ギャンブルや借金・薬物などへの依存につながります。

幼少期の生育環境の問題に対処するには、自身の不快感情・負情動・負の身体感覚などを承認し、不快感情を自己に統合することが必要となります。

幼少期の愛情不足を、「もの」や「行為」への依存で解消していませんか?

※上記は「子どもの感情コントロールと心理臨床」大河原美以(著) 日本評論社 より抜粋。

FAQ

アルコールやギャンブル癖さえ直してくれればいい人なんだけど、一向にアルコールやギャンブルをやめてくれない、という理由で離婚したいという相談は多くあります。結婚や子供の進学、住宅ローンがきっかけとなってギャンブルや借金が発覚する場合もあるようです。

アルコール依存となっている本人は、酒を飲むと制御がきかなる、ということを、自分自身でうすうすわかっていることが多いものです。
しかし、なんとかしたいと思ってはいても、「自分の意志でアルコール依存は治すことができる」、とか、「そもそも自分はアルコール依存症ではない」、など、アルコール依存症であることを否定することも多く、このような場合、アルコール依存症の本人が、適切な相談機関に結びつかない状態となってしまいます。

借金については、借金癖を治すため、今回だけという約束で、家族が借金を肩代わりする例が良くあります。しかし、貸金業者に対して本人の信用がついてしまい、かえって借金しやすくなるといった悪循環に陥り、借金を繰り返す可能性があります。

また、自己破産などの債務整理によって一時的に借金をなくすことはできますが、ギャンブルなどによる借金の場合、借金を解決すればギャンブルの問題も解決するというわけではなく、安易な債務整理は、かえって状況を悪化させる場合もあります。

表面に出ている問題は、アルコールやギャンブル、借金ですが、その背景はさまざまです。周囲の人が適切な相談機関で相談を受け、問題の本質や対応の仕方などを理解することが大切です。

解説

当カウンセリングルームでは、お話しをじっくりとお伺いし、不安な気持ちや、怒り、悲しみなどの感情を十分に吐き出せるよう、話しやすい環境づくりを心がけています

問題や内容によっては、思考を広げるお手伝いをしたり、問題の受け止め方を変えたり、新たな考え方を持てるよう、状況によってさまざまな検討を行ないます。
また場合によっては、アドバイス・助言をしたり、現在の心理状況を考えてみる、といったことも行ないます。

なお、強引に考え方を改めさせるとか、強制するといったことは一切ありませんのでご安心ください。ご自身の気持ちや考え方を整理し、自らより良い解決方法を発見したり、自ら気づきを得ることが最も大切なことなのです。

心理カウンセラーは、悩みや問題の背景にある、不安や怒り、悲しみなどの感情を敏感に感じとり、より良い方向に歩き出せるよう、お手伝いをさせていただく職業です。「お客様が主導となって問題を解決してゆくためのサポート役」「心のアドバイザー」「自分自身と向き合うための同伴者」「自己探索の旅の同伴者」なのです。そのため、心理カウンセラーには、場の空気を読んだり、さまざまな状況を把握して適切な対応をする力、共感力、想像力、などが求められます。

人は、他人に指摘されても決して変わることはありません。自ら気づくことで変わるのです。
生きていれば、悩みや問題は必ず発生します。これを人生の宿題として、自己成長・自己洞察の場であると理解します。決して他人が解いてはいけない問題なのです。

カウンセリングや心理療法は、どのような原理で心を回復させるのでしょうか?
カウンセリングや心理療法の本質とは、どのようなものなのでしょうか?

カウンセリングでは、まず、クライアント(お客様)の無意識を、クライアント自身が知る必要があります。
無意識を知ることは、とても困難です。そのためにカウンセラーが必要となります。
クライアントが自ら話すことによる気づき、カウンセラーからの助言、質問、問いかけなど、カウンセラーとの心の共同作業によって、クライアントは無意識を知るようになります。

次に、クライアントが、クライアント自身を知る必要があります。
クライアントが無意識を知ると、クライアントの本当の欲望や関心、不安などを、クライアントが深く理解するようになります。
それまでの、表面的な理解ではなく、本質的な自己の理解が進んでゆきます。

ここで初めて、クライアントの適応的ではない、歪んだ自己像を刷新する準備が整います。
自己の理解が極限まで達した時、自己の変容が起きるのです。
自己像を刷新するのは、とても怖いものです。そのため、カウンセラーとの信頼関係が重要となります。カウンセラーを信頼し、またカウンセラーから信頼されるという環境に身を置くことで、自己像を刷新することが可能となるのです。
信頼関係という、カウンセリング特有の関係性を構築することで、クライアントは安心してカウンセラーに心の奥底をさらけ出し、身をゆだね、承認され、寄り添ってもらい、どんな自分でも受け入れられるという自由な心的環境によって、自己像の刷新が生まれるのです。

このような流れで、クライアントの自己像が刷新され、クライアントの欲望が充足されます。
クライアントは、「自由に生きたい」と「不安を回避したい」という2つの葛藤をかかえています。
「ポジティブな感情」と「ネガティブな感情」がぶつかり合っています。
「不安を回避したい」思いや「ネガティブな感情」は、心の防衛反応であり、心の病の原因にもなります。
これまでの自己のルールを修正することで、新たな生き方を発見し、心は回復してゆくのです。

カウンセリングのご予約は全国どこからでも
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特徴

当カウンセラーは 心理カウンセリング法律 の専門家です。

地元で開業し、業務歴が15年以上 あります。

閑静な住宅街にある アットホームな雰囲気 の場所です。

傾聴 はもちろん、心理状況分析や助言・回復支援 も行ないます。

※お客様の秘密は厳守いたします。
※本人のご家族からのご相談も歓迎いたします。
※カウンセリング中の聞き取りで、犯罪の事実が明らかとなっても、警察署等への通報はいたしませんのでご安心ください。
※当カウンセリングルームは『完全予約制』となっております。
料金

※各コース間の変更は可能です。初回は時間単価コース、2回目以降は6回コース、といった選択をお勧めしております。

時間単価コース
-面談カウンセリング
 :2,000円(15分当り)
-電話カウンセリング
 :2,000円(15分当り)(※1)
-オンラインカウンセリング
 :2,000円(15分当り)(※1 ※2)

所要時間は、初回の場合、2時間前後かかることがあります。
お客様より、お時間のご指定もお受けいたします(1時間まで、2時間まで、など)。

6回コース :43,000円

1回60分を6回、又は6時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

9回コース :63,000円

1回60分を9回、又は9時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

12回コース :83,000円

1回60分を12回、又は12時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

メールカウンセリング
 :2,000円~8,000円(1往復)(※1)

料金は文面の長さやご相談内容によって異なります。お客様よりご相談内容をお送りいただいた後、当方より料金のお見積りをいたします。

心理分析・カウンセリング報告書
 :30,000円

複数回のカウンセリングが必要となります。別途、カウンセリング費用が発生します。
病気の診断はいたしません。心理分析は、当職独自の見解によるものです。
裁判所・役所等の公的機関への提出を目的とした作成はいたしません。

他専門職(弁護士等)への説明・対応
 :4,000円(15分当り)

(※1)電話・メール・オンラインカウンセリングの料金は事前にお支払いいただきますが、内容によってはお受けできない場合がございます。(料金を多くお振込みされた場合、残金は返却いたします)
【お振込み先】三井住友銀行 川崎支店 普通口座5559993 名義人:タカハシヒロシ

(※2)オンラインカウンセリングはZoomを使用します。詳しくは【Zoomオンラインカウンセリングの流れ】をご覧ください。

※裁判手続きの対応は行っておりません。依存症が克服できることの保証はいたしません。

※匿名希望のお客様は、ご予約時のお名前や、お振込み者名を、ご自由にお決めください。

※健康保険は使えません。また当方のカウンセリングは医療費控除の対象となりません。

※当カウンセリングルームは『完全予約制』となっております。

※キャンセル料(キャンセル料は1週間以内にお振込みください)
・ご予約日の2日前までのキャンセル:0円
・ご予約日の前日のキャンセル:2,000円
・ご予約日の当日のキャンセル・無断キャンセル:4,000円
・回数コースのキャンセル:残回数×5千円の返金

※ご予約時間に遅刻された場合
交通機関のトラブルや自然災害などの場合を除き、原則として、ご予約時間から料金が発生いたします。

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○Mail:hiroshi1_takahashi@orange.plala.or.jp
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