離婚という紛争の心理的考察です。
※「紛争の心理学―融合の炎のワーク」アーノルド ミンデル(著)
青木聡(翻訳) 永沢哲 講談社現代新書 より抜粋。
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複数の人間が存在すれば、そこには必ず争いが生じる。
これは、ごく当然のことである。
争いを防ぐには、相手を気遣い、相手を尊重し、時には自分が悪者になることも必要である。
しかし、そんな気遣いだけでは、争いを防ぐことはできない。
人は、他人に理解されていない、理解してもらえない、相手の力が自分を上回っている、といった状況に出会ったとき、不満を抱き、抑圧されていると感じ、精神的、肉体的な変調をきたしてゆく。
このように、争いが発生することは、決して特別なことではない。
人は、争いが起きると、自身の心を閉ざし、引きこもり、不安になり、無口になり、精気が低下する、などの消極的傾向に陥ったり、相手を攻撃し(喧嘩)、怒鳴り散らす、泣きわめく、といった積極的行動に出る場合もある。
いずれの行動にせよ、誰しも「復讐心」が生まれてくる。
この復讐心は、誰でも持ちうるということを理解する必要がある。
決して、特別な人が復讐心を持つのではないのである。
復讐は復讐を生む、とよく言われるが、これは、
復讐心→抑圧される→復讐心→抑圧される
という負の連鎖を意味している。
このような負の連鎖を断ち切る方法を、アーノルド・ミンデルは、
「切り捨てられた感情を取り上げ、自己を燃やす感情の炎の中に留まることによって、変容が生まれる」
「炎が燃え尽き、錬金の業が成就するまで」
「炎の中に座る」
と表現している。
アーノルド・ミンデルの主張を、私は次のように理解している。
復讐の連鎖を断ち切るには、偏見、切り捨てられた感情、憎しみ、悩み、などを取り上げ、焦点を当て、決して逃げない、避けない。
耳を傾けなければ、解決は望めないし、人々はさらに怒り、復讐心を持つ。
問題点に焦点を当てることで、初めはさまざまな問題が生じるが、その瞬間を耐えることで、ある時、その問題から開放され、結合される。
自分自身では気づいていないシグナルを、自分自身で自覚する。つまり、自分では気づいていないが、自分のしぐさや態度によって、相手にはなんとなくわかってしまうこと(意図されていないメッセージ、意識されていないことがら)を、自分自身で気づくこと。
離婚問題や夫婦問題が発生しても、その問題を直視し、決して逃げ出さないこと。
必ず解決方法は見えてきます。
感情の渦の中に入り込まなければ、決して、離婚問題の根本的な解決にはつながりません。
人間の感情は、争いの火種になることもあれば、問題解決のスパイスになることもあります。
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