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(株)コイケ設計
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行政書士事務所は建築に関係する事専門、車庫証明や小飲食店の食品衛生許可などは建築依頼があれば図面が使いまわしできるのでご自分での申請をすすめています。
設計事務所って入りずらいし、[相談したら仕事を頼まなければならない]なんて事はありません。「チョッと聞いてみようかな」でも歓迎。気軽にお立ち寄りください。
コイケ設計のホームページに来てくださいまして、ありがとうございます。
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実は、安い、高いの判断は本当のところプロでないと難しい。
設計図書の内容が分からなければ、言い換えれば、どの程度のグレードの材料、設備が使われるのか分からないと、なんとも言えない。
(例) 合板フローリングt12

例えば、床材原価9,000円のメンテナンスをあまり要しない合板材料を使って利益も含め、見積もり額1,2000円で契約されるのと、
(金額と写真は無関係
(例)無垢フローリングt15〜20

原価18,000円でワックスがけを年数回、要する無垢材料を見積もり額20,000円で契約したとする。

(金額と写真は無関係)
単純に契約金額と原価の差だけをみると、1,000円だけ、無垢フローリングのほうが得だと分かるが、耐久性を考えると、前者は15年くらいで張替え、後者は30年で張替えとたすると後者のほうが1,000円という金額差以上にずっとお得であるが、自分でワックスがけをするのは嫌だとか、多少の汚れを気にする人、木肌が嫌いという人には向かない。
ワックスがけは大変だが、汚れや焼け防止にウレタン塗装をでペッタリ塗ってしまっては、自然素材の意味がないと思う。
木が呼吸できる健康塗料(オスモとかミツロウワックスなど)を使う場合や、洗面脱衣室とか水回りは別だが。

使う人に合わせて、イニシャルコスト、ランニングコスト両面から考え、高い安いを考えるのは、プロでないと難しいと思う
耐久面で言えば、台所、洗面脱衣室などの水回りでは、その差が顕著に現れると思う。
安い、高いの判断は?               →小耳に挟んだ裏話
とりあえず設計料サービス?のA社に「50坪の家を建築したい」と話をもちかけ、自分の希望する間取りと外観がまとまり、見積書と設計図が出来上がったとする。
それを基に、他のB・C社にも声をかけ、見積もりを取りA社が2750万円(坪55万円)
B社が2650万円(坪53万円)、C社が2000万円で坪40万円の一番安いC社に、決めた。
このようなかけひきは、今日では当たり前のようになってしまった。
施主さんは、「もうけた、得した」と思っているかもしれないが、ここで大事なのは、基になった図面、見積書にどこまで細かく記載されているか言い換えれると、
同じグレード、材料、施工条件のもとで見積もり価格の比較がされているかとても重要です。

極端な例をあげると、外壁仕上げ:サイディングとか床仕上げ:フローリングとだけしか設計図、見積書に書かれていなかったとすると、厚みやグレードはピンきりなってしまう。


図面や見積書に記載されていない所を探し出しグレードを下げC社は坪40万円という金額を出したかもしれない。
また、A社、B社には金額に含まれていた工事が「C社はオプション(別途)になっていた」なんて事もありうる。
おそらく、A社、B社は同じくらいのグレードで競合し
B社が無駄なコストを徹底的に削減し、多少利益を削って100万円安くなった。
ここではB社がいちばん、お得だったかもしれない。


その違いが図面や見積書の段階で解る、一般の人は少ないと思う。(そうとうな勉強が必要)

見積もり競争の最中にA社、B社の営業が、C社の見積もりのズルい所を、施主さんに指摘しても、
施主さんは「仕事が欲しいからそう言うんだろう、C社が一番安いからそれでいいんだよ」
となってしまうケースを設計事務所や建設会社の仲間である依頼者から、時々聞く。

ヤリテのC社の営業に、大袈裟に言えば、洗脳されてしまっていて、A社、B社の言う事が、すべて手前みそに聞こえてしまう。

施主さんが気付くのは、7、8年、10年経って外壁の塗り替えなどメンテナンスの
時期がくるとか、自分で調べたり、他の業者の意見を冷静に聞いてから。

「やっぱりB社の○○さんの言うとおりだったよ」と、数年後に言われるそうです。
まったく残念でならない。


官公庁の入札では適正価格というのがあって、下限が定められ、安過ぎても仕事をとれないそうです。
物事には最低原価?があって、それを下回るのは、同じ条件のもとでは手抜きがあると同様にみなされるのでしょう。
また、設計と施工は同一の会社に、頼みません。(設計施工の一括発注)
設計者が施工者と同じ会社だと、施工者に都合のよい図面、言い換えると、お金を儲けやすい図面になってしまいがちだからです。
また設計監理も同一会社だとあまくなってしまう、恐れがあるからです。
税金で建てるわけですから、それぐらいの安全策は当たり前かもしれません。

住宅など小規模であれば、昔、棟梁達が行っていたように良心的な人が絵図板を書き、計画から、施工まで
一貫しておこなえば、これほど安いものはないかもしれません。

しかし、人は良くても、設計、施工のそれぞれ技量は別の要因だから、どこに頼めば良いか選ぶのはとても
むづかしい。
設計でも工事(職人)でも言える事だが、技術の高い人(腕のいい人)、金額の安さ(正当)に
自信のある人は、依頼者に媚をうらない。 一言足りずに誤解を招くような話しベタが多いそうです。

設計・施工で良い会社もありますから、どこのビルダーが良いかの判断はなかなか一般の人には難しいので、建てる人を応援する業務(積算書の見方、金額の妥当性をチェックするなど)
を行っていますので、気軽に相談してください。
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