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担当者が自分と気の合う設計事務所・ビルダーさんに依頼しましょう |
建て主さんが満足する家を建てるのに技術力、お金を抜きに考えれば気の合う設計事務所・ビルダーさんに依頼したほうが良いと思います。
形の好み、色の好みだけでなく間取りに対する考え方は人それぞれ、いくら設計者が経験からこの間取りのほうが良いと提案しても、依頼者が気にいらなければ意味がない。
気に入らない間取りを押し付けるのは設計者、ビルダーのエゴでしかないのだが、建て主さんの要望だからと言って、気の進まない図面や計画を練るのは、「建て主さんの言う事をハイハイと聞いとけばいいや」とナゲヤリ的なってしまいがちで要望にはしっかりと答えてくれると思いますが、支払うお金以上の+αが見込めないでしょう。
やる気、熱意のあるなしで計画やデザインを考えることに費やす時間は変わると思う。
契約前に依頼先の、もっと言えば依頼先担当者の好みが自分と合っているかどうか、つかんでおく事はとても重要です。
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打合せでよくあったケース
(ホンネの話し:忍耐強く、笑顔で内容説明する事が必要とわかっていても、なかなか難しい) |
まずは建て主さんの要望を聞いて間取りを作成する。
その上でアドバイスを求められ、客間にこんなにスペースを取って普段の生活の方を犠牲にしすぎているので、こうすれば収納も増えるし、良いのでは?と建て主さんに説明をすると、理解されて
「そのようにしてください」
と第1回目ですんなり決まる事はほとんど無い。
第2回目に伺うと1回目をもとに「こうしたいんですけど」となる。
それで、要望を聞き作成して第3回目「やっぱり2回目の方がいいです」
また作成し、もって行き第4回目、「やっぱり一番最初のプランがいいです」
と話が二転三転し、結局、最初の自分の思い描いたプランに固執してしまう人が多い。
ケースbyケースだがプラン変更の4回や5回は当然予定している事だが、こちらとしては、経験から「これでは、将来困るだろうなー、今は物が少ないけど、子供が成長するにつれ、これでは収納が足りないだろうなー」と思いながらしぶしぶ図面を書く。
お金を出すのは施主さんだし、使い勝手は人それぞれだから絶対にダメとは言えない。
施主さんが喜んでいるのだから、それでいいだろうと自分に納得する。
ここで話が終われば良いのだが、こんな人もいた。
数年後に「なんであの時、もっと強く反対してくれなかったの、プロでしょ。」
あの時、あれほど何回も説明し、やめたほうが良いと行ったのにもかかわらず振り切ったのは建て主さんではないか。
丁寧に根気よく説明する事が必要だとつくづく思った。
このうような人は比較的、建築に取り組む準備が遅い人に多く見られる。
半年以上前くらいから間取りを一緒に考え、建築に関係する知識を高める勉強をしてもらうようススメている。
仮に将来、「間取りが自分のイメージと違ってしまった」と思ったとしても、あれほど考えたんだからと、納得できるはずある。
デザインを重視したい場合は平面図と立面図を平行して計画を進めた方がよいので、自分で間取りを考えずに希望する部屋の広さとか外観のイメージなどの要望を文章(箇所書)や手持ちの資料で上手に伝え、設計者にまとめてもらい、それをもとに自分の考えを上乗せしたほうが良いでしょう。
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