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(株)コイケ設計
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Q台風では東側よりが壊れる(雨漏りしやすい)という話を聞いた事があるのですが本当ですか?

Q地域によって向き不向きの工法、材料があるのは本当ですか?
Qシロアリ消毒は必ずやらないとダメですか?
Q瓦よりも軽いカラー鋼板やカラーベストにしたほうが地震に強いのですか?

Q建築士と建築家とどう違うのですか?
Q監理とはなんですか?管理とはどう違うのですか?
欠陥○○について
設計ミスを扱う保険会社が紹介した裁判の例
Q(家相)中階段は避けたほうが良いと聞いたのですが本当ですか?
Q磁北と真北・家の中心について?
Qベタ基礎基礎:お隣さんの鉄筋は2段に入っているのにウチのは1段しか入っていない。心配だ。
Q建替え中で近くの現場は地盤調査をやっていたけど、うちはやらなくて大丈夫ですか?

Q台風では東側よりが壊れる(雨漏りしやすい)という話を聞いた事があるのですが本当ですか?(三島市周辺、静岡県東部)
街中の雑混地やビル街では谷間風とかあり、違うかもしれませんが、一般的には本当です。

台風のうずは左巻きで、時速何キロかで、北上してくると、その速度と渦巻きの速度が加算されてしまうから東のほうの風が強い。
強い風を受ける地域などは、垂木金物を鞍がけのタイプにするとか配慮が必要でしょう。


耐震診断・補強工事を行ったお三島市のお宅
(ついでに東面からの雨漏りを直す)
施主さんが雨漏りを見てほしいと言っていたので、診断時に小屋裏に潜るついでに外部から放水をお願いし、雨漏り箇所を発見、比較的簡単に見つかってよかった。雨漏り源を特定するのに時間がかかる場合が多い。

雨漏り箇所(
→)
棟木の上端に穴が開いていた。(ラス、フェルト、モルタルもなくポッカリとそのまま)
たぶん左官屋さんの手が入らなくて、新築当初からそのまま。

の部分をコーキング、軒天(無垢)と垂木に隙間(年月で木が痩せたと思われる)

施主さんの話では「家の周りの環境が変わり(周りが開けて)台風時の東風が強くなり当初は漏っていなかったが近年漏るようになった。漏るのは台風のような東風が強い時だけ」

西面も同様に穴が開いていると思われるが、強い風をうけないので今のところ漏っていない。
施主さんの話だと、過去にねずみが入った事はあるが、鳥、ハチは入ってきてないそうなので、とりあえずは現状ままで良しとした。


Q地域によって向き不向きの工法、材料があるのは本当ですか?
地元の大工さんが経験から地域の特性をよく心得ていると思います。
海の近く、伊豆半島では西面に○○をもっていくとか、内陸部の工法で潮風の配慮をせずに海沿いに建てると潮風にやられやすい。(建った時は綺麗だけど耐久性が・・)とか今は改良されていると思いますが、昔はサイディングを砂浜付近で採用するとパターンが塩と砂混じりの風にけずられてしまうとか・・
(伊豆の大工さんの弁)
雪の降るところ、霧の出るところ、様々です。
経験のある、ご当地設計者・大工さんの意見を聞くと良いでしょう。


Qシロアリ消毒は必ずやらないとダメですか?

直営工事代行で施主さん自身で塗った防腐防蟻剤と黒いのが基礎パッキン、土台はヒバ乾燥剤
やらなくてはダメかと聞かれたら、「やったほうが良いでしょう」と答えますが、シロアリの薬のは
一般的に5〜7年で風化してしまうので、薬にたよるよりも根本的に工法から対処するほうがよいと思う。土台と基礎の間にパッキンを入れて土台を浮かせ、土台下端の通気を確保して常に乾いた状態を保つ事とヒバ、檜、栗など、比較的食われにくい材料で最初から含水率の少ない乾燥材を使うとか永続的な効果を発揮させるほうが大事。


Q瓦よりも軽いカラー鋼板やカラーベストにしたほうが地震に強いのですか?
同じ耐力壁(壁の強さ)の量では耐震的に有利と言えます。
皆さんは、よく屋根だけに注目しますが、壁、床も軽いほうが有利です。
しかし、新築であれば、瓦は重いと最初から分かっていますから、計画段階で力学的に配慮して軽い屋根より耐力壁を多く(強く)配置しますので、瓦だから地震に弱いという事はありません。

もっと言うと、屋根を軽い材料を使ったけど、設計者が力学的に余力を持って設計しなかったとすると、瓦で余力を持って設計した家のほうが強いです。

また建物の大きさや形によっては、地震よりも、風の考慮によって耐力壁を多く配置することがあります。
いずれも、耐震性、耐風性の強さは、設計者がどれだけ余力を持って設計したかによってきまります。

設計の内容とおり、工事がされているかどうかのチェック(工事監理)はとても重要です。
設計図どおり、大工さんが筋カイや、合板などの耐力壁を造ってくれても、その後に工事する電気屋さんや水道屋さんの職人さんの若い氏が、線とか管が通しずらい、やりにくいと言って、平気で穴を開けたり、切ってしまうことが稀にある。

そうのような時に設計者が、対処法を指示するのも設計・監理の仕事でとても重要です。


Q建築士と建築家とどう違うのですか?
建築家という資格はありません、資格を持った建築士が日本建築家協会に入会して建築家という事なると思います。
建築家の定義ははっきりしませんが、設計に誇りを持ち、空間デザインを得意とするということでしょうか。
うまくいえません。
建築士には木造建築士・2級建築士・1級建築士があり、資格によって設計できる構造・規模が定められています。
木造ですと、静岡県は県条例で60u以上(18坪くらい)は建築士でないと設計できません。
60u以下であれば、大工さんに設計も含め一式任せる事ができます。


Q監理とはなんですか?管理とはどう違うのですか? 
現場での資材の保管、数量のチェックや作業の安全の確保など、現場監督さんが「管理」する
それに対し
「監理」とは建物が設計図どおり工事が行われているか、法規が守られてるかチェックする事です。
住宅くらいの小さな現場だとい一般的には設計者と監理者は同じ人。
耐震的であるとか、バリアフリーであるとか設計図にしっかりと書かれていても、その通り施工されなければ意味がありません。
Q2でも少しか書きましたが、工事の都合で変更しなくてはならなくなった時、状況に応じて対処策や指示を出すのも監理者の仕事です。
法律では設計と監理が義務付けられています。

欠陥○○について
ひところTVでも取り上げられ、大騒ぎになりました。
工事屋さんも、よく認識していない人が多いのですが、実は法律では欠陥住宅の責任の所在は設計者・監理者にあるのです。
設計・監理者が再三に渡り施工者に警告したにも関わらず、工事屋さんが勝手に工事を進めたのであれば、話は別ですが。
おそらく欠陥住宅の設計者、工事・監理者は施工者と同じ仲間の事業所か社内施工者、社内設計者でしょう。

普通であれば最初から、TVで紹介されるようなひどい建物を設計する訳がありません。
設計図どおり、工事が進められているかチェックする監理者の義務を怠った結果であると思います。
言いかえれば、設計・監理がしっかり行われていれば、欠陥住宅はありえないのです。
そのために設計・監理する事を県、国に認められた資格者であるのだから。

施工者の都合により(たぶんお金)設計図とおりできないのであれば、施工者は設計・監理者に
その事を伝えなければなりませんし、それは着工前に行われるべき事です。

このようなケースの場合、実際は、大半の設計者が設計料無料とか看板を掲げた施工者の下請けであるから、どうしても施工者よりになってしまう事と工事・監理の分まで費用をもらえない現実がある。
設計ミスを扱う保険会社が紹介した裁判の例
親しい工事屋さんからの依頼で、鉄骨造3階の図面を書き、建築確認申請で設計者、監理者として
名前を出して提出した。
知り合いの工事屋さんなので、設計料は30万円程度「ちゃんとやってよ」と工事屋さんに言う程度で、
当然監理の費用などもらってない。
工事が始まってみると、設計図で指定した柱より50mmずつ小さい。
施主さんが納得できず、裁判をおこした。
我々が常識的に考えれば、30万円という額は設計料としても少ないし、まして監理など含まれているはずがない
と思うのだが、結果は施主さんの勝ち。
工事がどこまで、進んでいたか分からないが、建直し費用として、設計者が1200万円負担した。


他にも高価なミンクのコートを保管する倉庫の設計の依頼で、施主さんから、換気に十分気を使って設計してくださいと言われていたが、設計者はその事をすっかり忘れてしまい、換気扇もついてない倉庫が完成した。
倉庫の天井や、壁が結露し、高価なミンクのコートにシミが付いてしまった。
そこで裁判。結果は設計者が800万円の負担。

保険会社からそのお金はおりた。(弊社も加入しています)
Q中階段は避けたほうが良いと聞いたのですが本当ですか?
結論から言うと、どういうわけか本当と言わざるを得ない。
やはりさけた方が良いと思う。
ほとんどの家相が凶と言っています。(家相はその宗派、先生によって、考え、吉凶が若干異なる)
一家の主が死ぬとなっています。
中階段の定義
宗派、先生によって若干異なるが中階段とは左図を見てもらいたい。
1階に関しては家が大きくないと該当する人は少ないと思うが2階は該当する人がいると思う。

考えらる事
■火災の時に、火が煙突状になって早く燃え広がる。

■天窓が無いと、外部から薄明かりが入ってこないので、緊急時の非難に困る(足を踏み外しやすい)
■夜遅く、誰かが帰って来たとき、家中に音が響きやすくなり家中が目を覚ましてしまう傾向がある。

建築学的には合理的で各部屋に行くとき動線が短く便利。
オフィスビルは中階段が多い。
住宅においては所長の経験から、やめたほうが良いと思います。
既に該当するお宅の場合
階段室に非常用照明、ノンスリップをつけるとか吸音材を貼る。
夜勤の人がいる場合は1階の部屋にする。

可能であれば、階段の上がりきった位置を変更するリフォームする。

Q磁北と真北・家の中心について?
家相をきにする方、気にしない方、いろいろですが
家相を気にする方は家の中心と磁北と真北のどちらを採用しているのか、気にかけておいた方が良いと思う。

家相は方位によって吉凶が左右される事は皆さんよくご存知だおと思いますが、
宗派、先生によって磁北を採用したり真北を採用したりしている事がある。
磁北と真北は5.6度くらいずれているので、吉凶の境目付近だと前者は吉で
後者は「良くない」なんてことがありうる。⇒方位盤
また方位は基となる家の中心点からの方位で家相の家の中心点の求め方の一例は
一般的に下記のようになる。
中心点を求めてからでないと単純に方位だけでは判断するのは危ういと思う。
 現在分譲販売地に建築中でお隣さんも自分のところも基礎はベタ基礎
お隣さんの
鉄筋は2段に入っているのにウチのは1段しか入っていない。大丈夫か心配だ。
ベタ基礎の低盤の鉄筋は布基礎の立ち上がりの間隔によって必要量が変わってくるので 間隔が狭ければ、それほど頑固なものがいらないケースがあります。
私どもでは配筋が簡単に済む(安くする)ために間仕切りの下でないところにも立ち上がりをつくる事があります。
ケースによって様々です。
凍結する地域では配筋ばかりに着目せず、根入れ深さに気をつける事も重要です。
地元の気候、風土を熟知した ご当地設計者、工務店さん、大工さんに聞くと良いでしょう。
 ウチの近くのお宅も建替中で、工事前に地盤調査をやっていたけど、ウチはやってなくて大丈夫なのか心配だ。
建替えの場合は今度建てる建物が取り壊しの建物と同規模程度で取り壊しの建物に基礎などの沈下による亀裂などなかったのであれば、長年建っていた取り壊しの建物の重さが地耐力がある事を証明しているので、それほど心配しなくても良いと思います。
稀に局所的に弱い所がある場合がありますけど、あくまで稀ですから。
それに鳶さん(基礎屋さん)が着工すれば重機で掘るので、経験のある職人さんなら、ここは弱いとか大丈夫とか経験から分かりますので、不具合が合ったなら、設計者・ビルダーにすぐ連絡するはずです。
簡易なSS式なら4万円くらいでやってる所があります。

SS式のデータと着工したベテラン職人さんの考察が食い違った場合、職人さんのほうにに重点を置いたほうが良いでしょう。