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はじめに |
家は50年以上長持ちさせ
(土佐には100年住宅が結構あると聞きました)資源を守り産業廃棄物を少なくする工法は地球にとって大切な事です。
家を持つと言う事は、お互いの伴侶を決めるくらい大事と思っています。
中には一目惚れというのもありますが即結婚とはいかないと思います。
夫となる人を決める時、妻となる人を決める時、始めから離婚は考えていません。
50年以上は伴に暮らす覚悟と思います。
・・・奥さん又は旦那さんは丈夫であって欲しいでしょう
(耐久、耐風耐震性の家、シックハウスとならない家)。
美人、男前である事も素晴らしいです。(デザインの良い家、部屋)
性格の良い人も何よりです。(使いやすいプラン)
頭の良い人も良いです。(機能的なキッチン、収納、システムバス)
これらの事が良くても働いて収入を得てくれないと困ります。
(生活、融資返済が出来ないと困ります)。
前述しました事とは少し違いますが、最近は工期の早い家が多いですが設計者と言うより監理者の立場からすると、例えば基礎のコンクリ−ト打つ前は、鉄筋の太さ、間隔、位置が正しく施工されているかとか、外壁材を張る前は下地の耐力合板の釘の間隔、太さは正しいか・・・工事が早く進み過ぎるとチェックできない事もあります。
事情が許せば工期は余裕を持ちたいです。
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私の建物全般とう言うか、特に住宅に対しての信条は |
「住まい手に健康な住宅を作る」です。
ちょっと前までは「安く、美しく、丈夫な家」を信条としてきましたが、設計者としては、強く美しく、安い材料を的確な工法で依頼者の要望を理解して実現する事は当たり前の事と思うようになりました。
私は今日に至るまで、鉄骨、RC、2×4といろんな工法に携わってきましたが、住宅に合う工法としては、木造在来工法が日本の風土にあってると思う。
地震に耐える必要な強さは、構造計算に携わる者として、一般的な工法であれば、いかようにも対処できる。
○○工法が地震に強いのではなく、構造設計者が地震時荷重にどれだけ余力をもって構造計算、設計をしたのか。
それが、地震に強い、弱いの基準になると思う。
もっと言うと、必要以上に頑固にし過ぎるのは材料(お金)の無駄使いだと思う。
保険的な意味合いで頑固にするというのも分かるが、現在の基準法で定められている基準をクリアしていれば、たいていは、大丈夫だと思う。
ぎりぎりでは困るが、そこは設計者の力量だと思う。
(阪神大震災で実証済み)
新潟の田麦山など震源地のすぐ近くで予想をはるかに超えた強い上下振動を受けたとかは別だが、液状化は危険分布図が数年前にでているので、危険度の高い地域や断層の上などは建築を避けるなどある程度の対処は可能だと思う。
少子化、同居の形態が増える今日の世相を考えると、50年以上は、もつ家をつくり、メンテナンスを怠らず、設備は進化するので、取り替えられるように考えておきたい。
高気密、高断熱は、住まい手のためだけでなく、化石燃料は有限だから「省エネ」としても国が公庫の割り増し融資などして奨励してきたと言えると思うが、今度は高気密により換気が悪くなり、シックハウス対策で24H換気が義務付けられた。
・・・・。
健康住宅が私の信条ですが、誰に対して健康かと考えると、とても難しい。
基本的には年寄りを中心に考えたほうが良いと思っているが、子供の事を思えば、高断熱、高気密の住宅はいかがなものかと思う。
昔、我々世代が育った家は(多分、私だけじゃないと思う)冬は隙間風が身に沁み、夏は暑くて、庭先に打ち水などしていなかっただうか。
それでも子供は平気で外を駆け回っていた。
そんな昔の子供達のほうが丈夫なような気がする。
なんだか、今の子供たちは、温室育ちのひ弱な子になってしまうのではないかと思う。
私が言いたいのは、ただ保護するのではなく、人間が持って生まれた資質というか素質というか機能を低下させない住宅、それでいて年寄りの動線上は急激な温度変化を起こさないよう配慮するなど、うまく言えないが、お互いを思いやる気持ちを起こさせるような建物を手がけたい。
昔、建築家の黒川紀章さんが
「笑っていいとも」に出演したときに「建物で性格が変わりますよ」と言っていた。
私もそう思う。 |
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