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打合せでよくあるケース（本音のはなし）
新築の間取は半年以上前から考える
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まずは建て主さんの要望を聞いて間取りを作成する。
その上でアドバイスを求められ、
客間にこんなにスペースを取って普段の生活の方を犠牲にしすぎているので、
こうすれば収納も増えるし、良いのでは？と建て主さんに説明をすると、理解されて
「そのようにしてください」
と第1回目ですんなり決まる事はほとんど無い。
第２回目に伺うと1回目をもとに「こうしたいんですけど」となる。
これは当然予想済み、ここからがプランニングスタート。
再度要望を聞き作成して第3回目「やっぱり２回目の方がいいです」
また作成し第4回目、「やっぱり一番最初のプランがいいです」
と話が発展せずに二転三転し、結局は最初の自分の思い描いたプランに固執
してしまう人が多い。
こちらとしては、経験から
「将来困るだろうなー、今は物が少ないけど、子供が成長するとこれでは収納が
足りないだろうなー」
と思いながらしぶしぶ図面を書く。
お金を出すのは施主さんだし、使い勝手は人それぞれだから絶対にダメとは言えない。
施主さんが喜んでいるのだから、それでいいだろうと自分に納得する。
ここで話が終われば良いのだが、こんな人もいた。
数年後に「なんであの時、もっと強く反対してくれなかったの！プロでしょ！」
あの時、あれほど何回も説明し、やめたほうが良いと行ったのにもかかわらず
振り切ったのは施主さんではないか。
丁寧に根気よく説明する事が大事であるとつくづく思った。
このうような人は建築に取り組む準備が遅い人に多く見られる。
半年以上前から間取りを一緒に考え、建築に関係する知識を高める勉強を
してもらうようススメている。
仮に将来
「自分のイメージと違ってしまった」と思ったとしても、「あれほど考えたんだから」
と、納得できるはずある。
おすすめは
自分で間取りを考えずに希望する部屋の広さとか外観のイメージなど
要望を文章（箇所書）や手持ちの資料で上手に伝え、設計者・ビルダーに
まとめてもらい、それをもとに自分の考えを上乗せしたほうが良いでしょう。
そのほうが外観もよくなりやすいです。
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