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同業・ビルダー応援 |
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耐震補強・設計施工 |
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建てる前に勉強 |
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坪単価について(安い高いの判断はむづかしい)
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とりあえず設計料サービス?
のA社に「50坪の家を建築したい」と話をもちかけ、自分の希望する間取りと外観がまとまり
見積書と設計図が出来上がったとする。
それを基に、他のB・C社にも声をかけ、見積もりを取り
A社が2750万円(坪55万円)
B社が2650万円(坪53万円)
C社が2400万円で坪48万円
で一番安いC社に、決めた。
このようなかけひきは、今日では当たり前のようになってしまった。
施主さんは、「もうけた、得した」と思っているかもしれないが、ここで大事なのは、
基になった図面、見積書にどこまで細かく記載されているか、言い換えれると、
同じグレード、材料、施工条件のもとで見積もり価格の比較がされているかとても重要です。
極端な例をあげると、外壁仕上げ:サイディングとか床仕上げ:フローリングとだけしか見積書に
書かれていなかったとすると、厚みやグレードはピンきりなってしまう。
図面や見積書に記載されていない所を探し出しグレードを下げC社は坪48万円という
金額を出したかもしれない。
また、A社、B社には金額に含まれていた工事が「C社はオプション(別途)になっていた」なんて事もありうる。
おそらく、A社、B社は同じくらいのグレードで競合し
B社が無駄なコストを徹底的に削減し、多少利益を削って100万円安くなった。
ここではB社がいちばん、お得だったかもしれない。
その違いが図面や見積書の段階で解る、一般の人は少ないと思う。(そうとうな勉強が必要)
見積もり競争の最中にA社、B社の営業が、C社の見積もりのズルい所を、施主さんに指摘しても、
施主さんは「仕事が欲しいからそう言うんだろう、C社が一番安いからそれでいいんだよ」
となってしまうケースを設計事務所や建設会社の仲間から時々聞く。
ヤリテのC社の営業に、大袈裟に言えば、洗脳されてしまっていて、A社、B社の言う事が、
すべて手前みそに聞こえてしまう。
施主さんが気付くのは10年くらい経って外壁の塗り替えなどメンテナンスの
時期がくるとか、自分で調べたり、他の業者の意見を冷静に聞いてから。
まったく残念でならない。
官公庁の入札では適正価格というのがあって、下限が定められ、安過ぎても仕事をとれないそうです。
物事には最低原価?があって、それを下回るのは、同じ条件のもとでは手抜きがあると同様に
みなされるのでしょう。
最近では坪ナン万円というあいまいな表現は下火になってまいりました。
高額な設備:浴室やキッチンなどの個数が同じである場合、面積が広いほうが
坪あたりの単価は安くなります。
外壁がモルタル:ペンキ・屋根カラーベストなど塗装が必要な仕上げの方は12、3年
を目安に100万円万円くらい積み立て預金しておいたほうが良いでしょう
耐用年数でグレードを上中下にわけたとすると
上:フッ素系 15年
中:ワイドウレタン・水性シリコン 12.3年
下:セラマイルド系低いグレード 7.8年 10年はきびしい
上記は日当り条件などでかわるので目安程度です
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