土地は広いのに建てられるエリアが狭い
静岡県の県条例で定められた一例をおおまかに紹介します。
ほとんどの場合、境界が斜面の法尻だが、上記のような土地を別荘地や
比較的田舎の古い(売れ残り?)分譲地でたまに見かける。
建築予定地が斜面から余裕を持って離れて建築できるくらい、広ければ良いのだが、
そうでない場合は、土留め壁や、擁壁を作るとか、1階部分だけ又は必要な高さだけ擁壁兼用の
鉄筋コンクリート造にして建築する事が求められる場合がある。
それらを、土地の代金と照らし合わせて、買ったほうが良いとか、やめたほうが良いとか
日頃から建築に携わる、経験のある設計者、工務店さんなど、ビルダーさんに聞いたほうが良いと思う。
将来日が当たらなくなくなる事が予想される分譲地
大きな分譲販売地ではあまり見かけられないが、先行している第一期販売時点では日当たりが確保されている
が、土地の形状、接道状態から、第2期販売が予想される又は将来的に第3者が隣の土地を購入して、建物が
建つと、日当たりが悪くなるのが容易に予想される所があるので、購入前に客観的な意見を言ってくれる設計者、
ビルダーさんに相談したほうが良いと思う。
「建物はなるべく敷地の北よりに建てる」
市街化区域で分譲地全体の面積が1000uぎりぎり未満である
購入する予定の土地が分譲地全体の南端である場合の計画
今は開けた土地が広がっていて、その先は行き止まりだから日当たり良好と思っていても
数年後に分譲地が自分の土地から続いて拡大するかもしれません。
自分も北隣のお宅と同じように、南側に建物が建つ事を想定して建築計画をたてましょう。
土地を見に行くときは午前、午後ともに見に行く
午前中見に行ったときは日当たり良好の土地であっても
14時くらいになって敷地全体が影ってしまう土地
分譲地から少し離れたところの西側に山があって南に大きく伸びていると
上記のような土地になってしまう。
このような土地は四角形な一般建物計画をするとリビングに陽が当たりにくい
平面形状を変形させるなどプラン計画に工夫が必要
基本的に四角形な総2階のほうが建物コストは安い
先述の崖地条例も含めて土地代が安くても建築にお金のかかる土地があります。
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