店舗だったスペースをLDKに まるで新築です 栃木県真岡市2010
ここが店舗だったことは、全く思い浮かびません。
店舗や土間(キッチンが置かれていました)に床をはり、LDKとしてよみがえらせました。
また長年の使用で痛んでしまった柱や梁などの構造材も、安全で安心な構造材に取り替えました。
特に梁はインテリアとしても生かせるよう、むき出しで見せています。
床材、壁材、構造材、建具が美しく調和した空間となったと思います。
店舗だったリフォーム前外観
道に面して店舗が開かれ、写真右手に、玄関がおかれていました。
西側の大部分がシャッターで閉じられ、屋内の明るさも十分ではありませんでした。
LDKとなったリフォーム後外観
リフォーム前の状態は想像もできなくなりました。
西側には窓が設けられ、さらに南には掃き出し窓が設置され、大変明るい空間となりました。
玄関も玄関としての様相を備え、住まい全体を美しく見せます。
店舗のシャッターが閉じられたままだった西面
店舗部分に床を設け、シャッターがあった開口部に壁を設けました。
デザインが単調にならないよう、木の自然な壁面も加えました。
東面
店舗から居住部分への入り口があった東側です。
リフォーム前写真左手にあった北土間部分も、ひとつの空間に取り込みました。
対峙する西面とはことなり、ホワイトの壁面に統一し、そこに、木の質感の建具を配置しました。
キッチン
北側で寒く使いにくかったキッチンを、IHクッキングヒーターや最新のクッキングヒーター連動換気システムを採用し、そして、たっぷりの使いやすい収納を設けることによって一新しました。
リビングダイニングと一体となったキッチンスペースになりましたので、孤立感がなくなり、明るく快適なスペースとなりました。
写真下左から■
玄関、天井付近東側に設置した明り取り、クロスはちょっとおもしろく仕上げました