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■No.1108959120 への回答より
バッテリーの放電は、次に使用する時に全てのセルが同じ様な状態から充電出来る様にする事が一番良いのです。
しっかりとマッチドされているバッテリーは全てのセルが殆ど同時に電力が無くなりますので、あまり放電に神経を使わなくても良いのですが、マッチドされていないバッテリーは、放電後も各セルに残量のバラツキがあります。
その為に、次に充電をすると電力が残っているセルは早く充電が出来、また完全に放電されているセルは、満充電になる前にカットされてしまう様な事が起こります。当然満充電されていないセルは早く放電してしまいますから、放電状態でもバランスが取れなくなります。
これを防ぐ為に、単セル放電等も有効だと思いますが、オートカットでは同じ電圧でカットしても元気の良いセルはまたすぐに復活していまいます。
その為に、オートカット後に再度抵抗等で放電をして、全てのセルを空にするというのは良い方法だと思います。しかしこの時はできるだけ小電流で放電するのが良いと思います。セメント抵抗ですと10Ω位が良いかと思います。
セメント抵抗では、放電後も暖かくなりますが、冷たくなれば外しておけば良いと思います。そのまま付けて置いても全く電流は流れなくなりますので問題はありませんが、次回使用する時に電圧が復帰出来ないセルがあれば充電器が正常に作動しなくなったり、セルの認識を誤ってしまう事もあります。
放電後に+−をショートさせる方法も、結局は上記の効果を狙ったものですが私はお勧めしません。これでバッテリーの状態が良くなると言う事は確認していません。
■No.1114279933 への回答より
よく0.9Vまで放電と言われていますが、これは放電電流によって全く違ってきます。30A放電の0.9Vと5Aでは全く放電状態が違います。
放電電流が小さい程深く放電します。例えば10Aで0.9Vまでの放電とするとたぶん一週間位では自己放電せずに、次回使用する時には空モーターなら少し位回す位のパワーがある筈です。全体のバランスを取る為には、0.5Aで0.9V位まで放電した方が効果的です。
私は、マッチドバッテリーの場合は、使用後必ず再チェックをします。(6セルチェック)そして、チェック後には、10、5、3、1、0.5、0.2Aと段階的に放電して行きます。
勿論これには、専用マシンが必要なのですが、低電流放電器では無く、ちょっと原始的ですが、抵抗や電球放電ですと自動的に電流が低下して行きます。
自動車用の25W位の電球等が良いかも知れません。電球が消えた所で放電完了とすれば良いと思います。
抵抗等でつなぎぱなしにしておくと、電圧まで下がり次回使用時には、充電器によっては、充電出来なくなったり、セルの認識が狂ってしまう事もあります。
充電開始時には、電圧は7V以上あり、電力はゼロといった状態が一番良い状態と言えると思います。
■ No.1124113562 への回答より
保管方法については特に危険は無いので、どのような方法で保管されても良いと思いますが、充電をした状態で保管する場合は、ショート等しない様に注意が必要です。
一番バッテリーの性能が発揮される方法は、放電をした状態で保管し、そのまま次回使用する時に充電から始めると言う方法を私は推奨します。
■No.1129294615 への回答より
私は、放電をされた状態で保管される事をお勧めします。
半年位そのまま放置されても、次回使用される時に一度充放電をすれば、殆ど元に戻ります。もし、仮に半分位充電をして置いても、2、3ヶ月もすれば、自己放電して殆ど空の状態となってしまいます。
もし、面倒でなければ、2ヶ月に一度位、充放電をすれば、一番良い状態に保つ事が出来ます。4A充電で5A位の放電ですと、バッテリーには殆ど負担が掛からず、次回でもすぐに使用出来ます。
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