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"perfect indulgence"

leisurely suite

おもいきり日差しを浴びたら、冷たいシャワーでクールダウン。かるく冷房の効いた部屋は柔らかな花の香りで満たされている。ゆったりとベッドに腰を下ろし、ライブラリで借りた本をめくる。気がつけば夕暮れ、そして波の音。



バドゥン海峡を見下ろす丘の上、緑の杜の中に伸びる白い回廊を少し歩いた先に僕達が泊まるスイートはあった。スタッフに先導されてスイートへと向かう途中、ずっと聞こえる波の音、そして虫の声。スイートルームに案内されて、最初に目に入ってきたのは、テラスに咲く鮮やかな花。そして、スイートを見守るように静かに見下ろす木彫りの人形。テラスにはデイベッドが置かれ、贅沢なくつろぎの時間を予感させる。

このデイベッドでの昼寝が最高!

スライド式のドアを開け放つと中からほのかに漂う花の香り。そして、穏やかな照明の中に花びらが散らされた広いベッドが横たわる。奥には山と積まれたトロピカルフルーツとウェルカムシャンパンが用意されており、やわらかなガムランのBGMが上品に僕達を歓迎してくれる。ベッドルームの先には大きな窓に面した広々としたお風呂があり、このお風呂にも花びらが散らされていた。

花びらを散らしたベッド。

長旅の疲れというわけではないが、すこしのどが渇いていたので、早速、シャンパンを開けてもらう。テラスからは水面に月影を落とす海が見渡せ、二人で静かに乾杯をした。

ウェルカムシャンパンで乾杯。

翌日も快晴。昼間、ビーチやプールに出かけている間に、ハネムーナー用の飾りつけをしてくれたようだ。海からの風に飾りが揺れる。時に強く、時に緩やかに。普段、目には見えない風の動きを感じながら、あまりにも青い空と海とを、ただぼんやりと眺めている。

ハネムーナー用の飾り。テラスから海を臨む。

アマンキラでは、さまざまなアクティビティとは別に、リラクゼーションのメニューも充実している。マッサージやスパ・エステなどはマッサージパビリオンと呼ばれる専用の部屋で受けられるのはもちろんのこと、海に程近いビーチクラブや自分達のスイートでも受けることができる。彼女はマッサージパビリオンでCita Eningと呼ばれる全身トリートメントを、僕は部屋で全身マッサージとリフレクソロジーを受けた。あまりの気持ちよさに、マッサージ中はずっとウトウトしていた。マッサージが終わっても、アタマとカラダがぼーっとしてスグには立ち上がれないほどだった。マッサージ後のホット・ジンジャーティーで仕上げのリフレッシュ。最高に気持ちよかった。

部屋には風呂とは別にシャワーブースがあり、強い日差しで焼けた素肌を、冷たいシャワーでクールダウンすることができる。部屋に備え付けのバスソルトやバスジェルはどちらもほのかに優しい花の香りで、とてもリラックスできる。プールより少し温かい程度のぬるめのお風呂にのんびり浸かって軽く汗を流したら、デイベッドに横になって本を読む。こんな贅沢な午後を過ごしたのははじめてだ。

お風呂にも花。

窓を開けるとこんな感じ。

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