(Japanese version only)

top | take off | sound of nature | shining poolside | excellent cuisine | leisurely suite | peaceful hill | about us


"blue, blue, blue"

shining poolside

スタッフの明るい笑顔に迎えられ、開放感溢れるロビーから続く石の階段を下ると、そこは澄み切った青の世界。真っ白なプールは青く澄んだ水をたたえ、そのまま海へ、空へと広がっていく。



そもそもアマンキラに行ってみたいと思ったのは、有名な三段のメインプールに惹かれたからだった。最初は、「ワンアイランド、ワンリゾート」という言葉にひかれ、フィリピンのアマンプロに行ってみたいと思っていたのだが、雑誌CREAのアマンリゾートの特集を見てからアマンキラに行きたいという思いがふつふつと沸いて来た。

アマンキラとはサンスクリット語でpeaceful hillという意味である。なるほど、小高い丘の上に立つロビーを抜けると、下へと続く石造りの階段があり、眼前にはどこまでも青い海と空がひろがっている。そして、あの憧れの青く輝く三段プールがそこにあった。眩しい日差しが白い石畳に降り注ぎ、一面に広がる青とのコントラストを描きだす。あまりに美しい景色を目の前にして、しばし言葉を失う。

ロビー入り口。この奥に空と海とプールが広がる。

美しいプール。これを独り占めしてきました!

石段を下り、プールサイドに立つと、その青と白とのコントラストがいっそう眩しく感じられる。あまりに眩しい日差しから、そこに立つまではむせかえるような暑さを想像していたのだが、プールサイドは思ったほど暑さを感じない。時折、海から吹く風は爽やかで、むしろすがすがしさを感じるほどだ。そうはいってもやはり照りつける太陽はホンモノ、ジリジリと肌を焦がす。火照った体にプールの水が冷たく気持ちいい。

真っ青なプールが海へ、空へとつながっている。

夜のプールサイドも気持ちいい。

プールサイドにはそれぞれの段ごとに、左右対称に二つずつのビーチベッドが置かれ、その脇にゆったり、のんびり横になって休めるバレ(bales)が作られている。バレではライブラリーから持ち出した本を読んだり、波の音を聞きながらしばしうたた寝をしたり、本当にくつろいで過ごすことができる。このバレは本当に居心地がよく、滞在中の大半をこのバレで過ごしたほどだ。

プールサイドにはバレが立ち並ぶ。

軽く泳いでノドが乾いたらフレッシュジュースやアイスティーを飲みながら再び横になる。このドリンクがリゾート気分をいっそう盛り上げる。少し大きめの丸みを帯びたグラスに注がれたフレッシュジュースはさっぱりとした甘さがたまらなくおいしい。たっぷりの氷でキンキンに冷えたインドネシアンティーにはライムをしぼってスッキリとした味を楽しんだ。

フレッシュジュースは爽やかな笑顔とともに。

プールサイドのすぐ横、ライブラリへの入り口前では、夕方になるとホット・ジンジャーティーやバリ・コーヒー、ハチミツたっぷりのお菓子などが振舞われる。これがまた美味しい。泳ぎ疲れたからだに甘くあたたかいお茶がしみわたる。スタッフとふたこと、みこと言葉を交わし、いつものように笑顔に見送られてプールサイドを後にする。

アフタヌーンティーとコーヒーのサービス。

next page