FIV・FeLVって怖いんでしょって方に、まずは用語の解説を簡単にするとこんな感じです。
FIVキャリア(猫エイズのウィルスに感染はしているがエイズは発症していない)
FeLVキャリア(猫白血病のウィルスに感染はしているが白血病・ガンには至っていない)
当たり前ですが、猫科以外の動物には感染しません。もちろんあなたにも!
管理人はFeLVキャリア猫の飼育歴があります。
そのキャリアっ子は晩年になってガンに罹りましたが、それが発症したのか老齢によるものなのかも分からないほどに生き抜き、ほぼ平均寿命を全うしてくれました。
しかしどうもFIVやFeLVというとすぐに死んでしまう病気というイメージがあるらしく、当時は動物病院に行くと他の飼い主さん達に何か特別なことをしているのかと良く聞かれたものです。いえいえ、完全室内飼いで猫っかわいがりしていただけなんですけどね。発症をさせない・遅らせるためには室内飼い・ストレスの排除・健康管理が大事だと言われていますが、室内でかわいがるなんて今や当たり前のことですし、そうなると体調の変化は分かりやすく、ストレスも避けてあげるべく工夫したくなるもの。発症をさせない・遅らせるための条件って実は揃いやすいんです。
FIVに比べると感染力が高い・発症までの期間が短いと言われるFeLVですら、こんな感じで普通に過ごせるのです。
もちろんそれでもFIV・FeLVがガンや腎不全になりやすいことには変わりありません。でも、そもそも腎不全とガンは飼い猫の死因のうち1・2を争う疾患です。つまり、どの猫だってガンや腎不全で死にやすいってことには変わりないんです!体質や感染時の状態にもよりますが、キャリアでない猫よりずっと長生きすることだって十分に可能だし、実際にそういうキャリア猫だってたくさん居ます。特にFIVは発症するまでの期間が10年前後かそれ以上と長いので、猫の寿命の方が先に来てしまうことも大いに期待できます。
ついでに、ちょっとムリヤリですがキャリア猫を飼うことのメリットをこそっとお教えします!
・大事にしていると、自ずとかわいくて仕方がなくなる
・大事にされるので猫自身もなつきやすい傾向にある
・健康管理が行き届くのでより良い猫生を送れる
・ハンディキャップのある猫は性格が穏やかだと言われるが、そういえばキャリアっ子も.....
(以下、FeLV限定)
・安全性を疑問視する声がど~しても絶えないFeLVワクチン(4種・5種混合に入っています)の接種が一生免除!
・3種混合ワクチンしか打たれないので4種・5種より安上がり!(せこいですが)
・要介護になるまで生きない可能性がある(老猫介護は楽しいけど大変です)
特に難しい管理も不要で思いっきりかわいがれるキャリア猫。FIVなら長生き、FeLVなら毎年こわごわ接種する4種・5種混合ワクチンから解放されます。
あなたもそんなキャリアっ子の里親になってみませんか!
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