HGメンネルコール


名誉指揮者 大野 敏彦

千葉大学教育学部音楽科卒。森田百合子、秋山日出夫、大中恩各氏から合唱音楽の薫陶を受け、教員生活の傍ら「国会合唱団」、「日本毛織合唱団」、「なぎさ会」、「三菱銀行合唱団」などの合唱指揮者として活躍。2001年(平13)には合唱生活50年を記念して指導を受ける4団体合同の演奏会「大野敏彦と4つの歌声」を開催し好評を博した。2011年(平成23)11月「傘寿を祝う会」を開催した。
HGメンネルコールにおいては、1951年(昭26)から1959年(昭34)までメンバーの一員であったが、その後一時団を離れ、1997年(平9)に復帰、1999年(平11)より常任指揮者に就任する。以降、2018年(平30)の「定期演奏会2018」終了まで、20年間に亘り当団を熱心に指導頂いた。退任されるに当り、この間の当団に対する多大なる貢献に感謝して、『名誉指揮者』に就任頂いた。
尚、現在は「コール・マーマ」常任指揮者として引き続き活躍されている。


大野先生が1997年(平9)に指揮者として復帰してから合唱団としての実力はめきめき向上、地域での評判も上がり、2年毎の定期演奏会も年々集客数が拡大して来た。練習では時には団員と冗談を飛ばし合いながら時には厳しく、ぐいぐい団員を引っ張って行くその指導力に口うるさい年寄り団員も子羊のように従順に従ってきた。団員の大野先生に対する感謝の気持ちは言葉では言い尽くせない。

名誉指揮者 粕谷 宏美

千葉県出身 東邦音楽大学卒業。
指揮法を高階正光氏、声楽を鈴木弘子、渡辺三郎の諸氏、音楽史を皆川達夫氏、合唱指導法を須田七郎、栗山文昭、関屋晋、橋本周子の諸氏に師事。
全日本合唱コンクール「高校・一般・職場・おかあさん」の各部門において、指導する各合唱団を全国大会へ導く。1990年代には千葉女子高校オーケストラを指揮し、「全国学校合奏コンクール」において全国最優秀賞を5度、併せて内閣総理大臣賞を受賞。また「全日本高等学校オーケストラ連盟」の設立に携わり、初代理事長としてスクールオーケストラの育成・普及・発展に努めてきた。合唱やオーケストラの海外公演も多数。2001年には、ドイツ、「バーデンバーデン管弦楽団」の客演指揮者を務める。 2016年11月には「日韓音楽教育セミナー・韓国大邱市開催」の講師を務める。現在、日本国内の合唱コンクール審査や講習会の講師等に招かれている。また、2016年より日本で開催されている「国際合唱際 奏」の音楽監督・運営委員長を務める。女声合唱団「ルーナ・ヴォーチェ」、女声合唱団「うみ」、「HGメンネルコール」の指揮者及び、「美音会」の音楽監督を務める。東邦音楽大学副学長・特任教授、JCDA日本合唱指揮者協会監事、ACCIアサヒ国際文化交流協会理事当団では2022年(令4)1月より名誉指導に就任。


粕谷先生の実力は広く知られていて、団員が寸評をものすことなど畏れ多くて出来ない。練習が更に楽しくなり時間を忘れて練習している。

常任指揮者  大嶋 和野

国立音楽大学教育音楽学科1類を卒業。高等学校の吹奏楽部や合唱部の指導にあたりながら「ハブ、ユア、デスティネイション」マーチ「パシフィック、オーシャン」「バンドの為のソーラン節」「裂・謡・華」などの吹奏楽曲を作曲。「今日の日をありがとう」「季節を巡る思い出に寄せて」「あなたに」「藍の彼方」を始めとする合唱曲のオリジナ ル作品も多数あり、編曲も含めるとその数は2000曲を超える。
当団には2016
(平28年)にセカンドベースとして入団後サブコンダクターとして指導を始め、2019年より常任指揮者を務めている。当団の他にも多数の合唱団の指揮や楽曲の創作、老人福祉施設などでのボランティア活動をしている。


大嶋先生の作曲・編曲の才能は卓越していて、これが合唱曲の演奏を仕上げていくときの大きな力になっていると思う。聴くところ、ニックネーム、ペンネームで発表している作曲、編集曲も多数あるとのこと。言葉は優しく、ユーモアに溢れるが、いざタクトを握る時その指導は大野先生同様或いは大野先生以上に大変厳しくなる。練習が楽しい。