当店の屋根造り
銅板の仕様
銅板屋根工事には一般的に平葺きとして、定尺四つ切りと定尺八つ
切りがあります。厚さは主として0.3mm0.35mm0.4mmのものを使
用しています。
特殊な工事としては本瓦葺き、段葺きなどがあります。この場合使
用するのは0.35mm0.4mmを使用しております。
唐草、巴などの特殊かつ腐食など傷つきやすい役物などは厚さ0.6m
m〜0.8mmを使用し耐久性を重視し使用しております。
部位により厚さの異なる銅板を使用している
当店が考える屋根
神社仏閣や一般住宅の一番重要なところは屋根だと考えておりま
す。
資材店から材料を仕入れ、手作業で製造、加工します。屋根の野
地板としては厚さ15mmから20mmを使用しています。野地板は
10年〜20年に約3mmほど減っていくので当店では厚めのものを
使用しております。屋根に湿気がこないように屋根板の上に厚い
紙を2重張りし、湿気対策と雨漏り対策を万全にしております。
特に雨漏りがしやすいと私どもが判断した場合、ゴム製のものを
下地と屋根材の間に張りつけております。
平葺きの場合、吊子と呼ばれる屋根材を止めるものを使用してお
ります。
吊子を約150mm間隔に使用し暴風対策をとっております。
特に風が強いと判断した際は吊子の間隔を狭くし対応しておりま
す。
当社では吊子を手打ちしております。(金槌での)
一枚一枚、野地板にきいているのを確認しながらの作業を心がけて
おります。
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