レビュー番号54

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アルカザール
作者:ヴォルフガング・クラマー


総合評価:☆☆☆(暫定)
ルール難度:重い
人数:2〜5人 
箱デカッ!!度:☆☆☆☆☆
トーレス!?度:☆☆☆☆


アルカザールでごザール(爆)


さて、最初に断っておかなければならない。
実は重大なルールミスを犯していたのだ。
そこで
評価も暫定。
ゲームの雰囲気だけ感じとって欲しい。
不完全な形でレビューに登場するのも不本意なのだが

重いルールでなかなかプレイヤーを選ぶゲームで
再プレイしようにもしばらく先になりそうだったので・・・・

もちろん、正規ルールで楽しんだ後に
ここも改定いたします。


このゲーム、ビッグボスというゲームのリメイクで
「ビッグボス」はもちろん、新たな要素が加わった上級ゲームの
「アルカザール」も楽しめる一粒で二度おいしい仕様だ。


メンバーは
 
MSA と かもや@ の3人。

今回は「アルカザール」の方をプレイする事に。






箱がでかい!!!そして

重量もルール難度も重い(笑)


余談だが、ケルトケルト追加ボードの箱を

合わせたサイズがこの箱です。



初期セッティング完了!!

上の方がお金。

次に建設カードと塔カードという

このゲームのミソである城の建設に使うカード。


各自、貴族コマを受け取って

スタート。


写真下部の四角い形のものが

城のパーツです。

トーレスっぽいなぁ。



このようにカードプレイで

城を建設していくわけです。

城は誰のものでもないってのが

一つのポイント。





ゲームの基本的な流れは
ビッグボスもアルカザールも変わらない。
お金を稼いで、建設カードを購入。カードで城を建設。城を拡張。
そして
勝利するためのポイントは自分の貴族を
城のより、高い位置を目指して配置する事。
高さに応じて得点が違う。
また、貴族コマも2種類あって大きさが違う。

ケルトのコマと同じで
でかい方は得点二倍。小さいのは普通に計算。


建設や貴族の配置のルールがごちゃごちゃと
あってこれがなかなか理解しづらい。割愛するが。
インストも難航する(笑)
そして俺が間違って理解していた部分があったのだ。






建設カード。カードに書かれた数字とボードはリンク

していてその数字の場所に城を建設できる。




これが城(手前)と橋(奥)のパーツ。

橋は城の合併などに利用する。

また、橋の得点は高いので上手い所で建設したい。


このパーツを使いきるまでゲームが終わらない(笑)

結構な量がある。



最初はこんな感じで

小さい城が何個も乱立するのだが・・・




やっていても
どうにも勘所が掴めない。
そう、複雑なルールと制限だ。
ゲーム中、やることや考えることなどの
要素はそんなにないのだが
どうしても長考しがちだ。





橋を建設中のMSA

城もドンドン大きくなっていく。


吸収・合併を繰り返していく。



ルール間違いもあって

超巨大な城が出来上がった。



後半はかなり

見た目も立派な城になっていく。


後半は陣取りの要素が強くなっていく。



得点の計算中。



ゲームの方は
MSA が優勝。俺が2位で3位かもや@ 



ぐり総評
 総合評価:☆☆☆(暫定)

最初に触れた通り、大事な部分でルール間違いがあったので
暫定的なレビューである。
と、いっても間違っていたのは1か所だけ(城の合併ルール)で
プレイ感やかかった時間、基本的な所はそう
変わらないかなと思う。


ゲーム慣れした人にはいいのかもしれないが
非常にルールが頓雑で把握しづらいように感じた。
その割には楽しみは少ないように思える。
もう一度やってみないとなんともいえないが。


カードプレイで建物を建設してお金を稼ぐ部分や
番号が割り振られていたり、カード運もあるところなどは

アクワイアに非常に近いものを感じる。
ただし、
アクワイアよりもプレイ感は重いのは言うまでも無い。


見た目はすごく立派でコンポーネントに不満はないが
箱のでかさがなんとも・・・(仕方ないが)
2種類のゲームが入っているとはいえ
コストパフォーマンスは悪い。価格が高めであるからだ。


楽しみにしていただけに
拍子抜け感も強い。う〜ん微妙。素直に
トーレスでいいじゃん(爆)


正直、プレイ後もやもやっとした気分になった。


いつか正規ルールでもう一度遊んで再レビューすることを
誓って、レビューを締めくくりたいと思います(笑)