レビュー番号45

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アクワイヤ
作者:シド・サクソン

総合評価:☆☆☆
人数:2〜6人 
ルール難度:簡単
チェーン倒産しすぎぢゃね!?度:☆☆☆
金持ち気分度:☆☆☆☆☆



ネットでわりと評判の作品。
色んなバージョンがあるっぽい所からみても
きっと名作に違いない!!
ケッコー前から欲しかったわけだが
ついに購入し、プレイにこじつけたのだった。


前回の
ボーナンザ同様、会社の研修を利用してのプレイ。
メンツは
やま  くっす


ホテルのチェーン店のM&Aの繰り返しを経て
株で思い切り大儲け!!てな感じ。
さすがアメリカのゲーム。マネーゲーム万歳!!
民主主義万歳である。(何が)







割と味気ない感じのボードだ。

裏向きにしたタイルにはボードと同じ

番号が割りふられており

その場所にホテルが建つ。



こちらは株券と紙幣。

株券はカードで質感もいい。

紙幣はまぁ、いかにもゲームの紙幣って感じだ。

人生ゲームやモノポリーの紙幣と質感は変わらない。

まぁ、こんなもんか。





ルール自体は非常に簡単である。
説明も割と簡単に終わる。
ただ、どのあたりがゲームの肝か
また、どういった所で盛り上がるかがイマイチ
初プレイで掴めない。


とりあえず、やりゃあわかるだろ。と、タイルを置いていくことにした。






タイルホルダーがついていて便利♪

タイルは縦か横に

隣接するとホテルのチェーン店ができあがる。


手番ではタイルを1枚配置して

株の購入(任意)

そしてタイルの補充。これだけなので

プレイ感は非常に軽い。



ホテルチェーンがひとつ出来上がったところだ。

作った人は無償でそのチェーンの株券を1枚ゲットできる。

これは俺が一番、最初に「タワー」というチェーン店を設立した。

なぜ、「タワーを選んだか」というと

単純に株価が高いからだwww

ノープランでやっている(笑)




みんな自分でそれぞれチェーン建てたりして
株も適当に買っている。
そうこうしていると
チェーン店同士が隣接して初めての統廃合。
つまりM&Aが行われた!!!!


株が売れるのはこの時である。
筆頭株主と第二株主に配当金も支払われる。
特に狙ってなかったが
この時に俺一人で合併された株を独占していたので
筆頭株主のボーナスと第二株主の分のボーナスまで入って
大儲けしだした。


にょほっ♪
なぁるほど。そういう事か。俺はこのゲームわかっちゃったもんね〜♪



やまくっす
まだどういうことか掴めていない様子だ。





株券握りしめ

ニンマリである。金持ち気分アゲアゲですな。



どんどんチェーンも立ち並んできた。

吸収合併の応酬で

盤の状況は割とコロコロ変わる。





俺は今の儲けをうまく利用して
ドンドン株式を購入していく。
ホリエモンも真っ青である。
ホワイトナイトじゃ〜インサイダー取引じゃ〜www






タイル11個以上のチェーン店は

安全な(吸収されない)チェーン店になる。



終盤戦

ここまでくるとみんなもわかってきたようだ。




補充するタイルも運がいいのか割と狙った通りに
来ていたので楽にチェーンの吸収合併を操って
株で大儲け。この繰り返しだ。


みんなもわかってきて株を買い出してくる。
売り切れの株券がでたりと人気が殺到してくる
チェーン店も出だした。
だが、うまいことずっと株を買い続けていたので
筆頭株主や第二株主として
配当金をゲット→すぐ株式購入
と資金をゴロゴロと転がして儲けを出す俺。
もはや
ミナミの帝王やね(笑)


そうこうしているうちに
特に山場も無いままダントツのトップで終了♪
久々にゲーム快勝や!!






数えきれんくらい

儲けた。

この他にも紙幣たくさんもってたのだ。





ぐり総評
  総合評価:☆☆☆

なるほど。
うまく企業の栄枯盛衰を表していると思う。
わりと簡単めのルールなので理解は早いと思う。


お金は頻繁にやりとりがあるので
その辺が頓雑で古臭さも感じたりもした。そして
こんなに簡単にお金持ちになっていいの?って感じだ(笑)
きっとホリエモン達もこんな感覚だろう(笑)
ゲームでこれをシミュレートできているのは凄い。


今回、
全員初めてだったからかもしれないが
本文で触れたとおり特に山場も無く終わってしまったので
正直、拍子抜けだ。
え?こんなもんなの!?って感じだ。
途中のどのチェーンが伸びていくのか
予想してた頃が面白さもピークで
後半はゲーム展開が予想できてしまった。
運の要素(タイル)も強めな気がするし。


これがもう少し熟練して株の意味やタイルを置く妙がわかってきだすと
また別の面白さがでてくるのかな。

繰り返しプレイ前提のゲームデザインのように思う。
ただ、今のままだと評価はそれほど高くはできない。
もう一度やってみないと何とも言えないので
暫定的な評価としておく。


この作品、アメリカの古典的な部類だが

モノポリーと違いドイツゲームに近い感じがする。
割とプレイヤーに優しい作りなのだ。


余談だがプレイ感は軽いが割と時間はかかる。