レビュー番号52

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ケルト追加ボード
作者:ライナー・クニツィーア

金メダル
総合評価:☆☆☆☆☆
ルール難度:軽い
人数:2〜4人
どうやったらいいか難しい〜度:☆☆☆☆
ケルトシリーズどんだけでるねん!度:☆☆☆☆☆


実はケルトがあまり活躍しない(良いゲームなんだけど)ので
良い方法はないかと思ってて
とりあえず、拡張でも買ってみるかと
触手を伸ばしてみた。



ケルトの事はケルトのレビューをご覧ください。


今回は
MSA とのタイマン戦。




これが追加ボード。

駒やカードはケルトのを使う。

基本的なルールは本家ケルトとほぼ同じ。

見るからに難しそうなコースだなぁ。


ボード上の

灰色の丸いのは

願いの石やクローバータイルなど。



今回は願いの石が5色になった。

3種類以上集めないとマイナス点。

また同色の石3個以上集めると

別途ボーナスがある。



横から見た図。

コースは複雑に分岐・合流を繰り返す。

前進あるのみで後退はできない。



反射して見づらいが

俺の初期手札。

悪すぎじゃない!?





最初、手札見て
愕然となった・・・・。
あまりに悪い・・・。うわぁ・・・・。どうしよ。


とりあえず、得点二倍駒を早々にスタートさせよっと・・・。


MSA も同じように二倍駒からスタートさせている。


ゲーム開始してすぐに気付いた・・・。
うおぉぉぉぉ。頭いてぇ!!!
たしかに手札は厳しいがどうやったら効率良く進ませられるのか
全然、見当がつかんではないかっ!!!



MSA は序盤から複数のコマを
ドンドン進ませている。


手札がいいのか、コース取りが見えているのかわからんが
大丈夫なのか!?



MSA はその後、順調にコマを進ませてボーナスタイルも
次々にゲットしている。

なんか、すごく厳しい展開。序盤から差がついているように
実感する・・・・。


対する俺は
超ラッキーで4つ取ったボーナスタイル
がそれぞれ違う色の願いの石で早々と4色集められた。
それくらいのもんで二倍駒一種類しか進ませられない。
手札も相変わらずで
こりゃあ、カードの効率よりも、とにかく先の方に
すすませなきゃと焦る。






願いの石を4種類ゲット!!

あと1種類!!




MSAは器用に

たくさんのコマを動かしていく。

やるなぁ。



ボーナスタイルも
MSA はクローバータイルや
今回新たに追加になった、並べている列から一枚
捨て札にできるおいしいタイルをバンバンゲットしている。


俺はというと得点タイルばっか。
まぁ、いいけどさぁ・・・。






ようやく2個目をスタートさせた

茶色のコマの俺。

対するMSAは5個もスタートさせている。



手前が俺の並べている列

中央が捨て札で

奥側がMSAの捨て札。



横からの写真。

まだめくられていない

ボーナスタイルも沢山あるが・・・・





俺は相変わらず苦しい状況で
苦し紛れにカードを並べていくが
例えば10−4−1などのように
間がスカスカの状態。
これではあまり進ませられないし
他のコマをスタートさせにくい。
とにかく超・ジリジリした展開!!



MSA の並べ方を見ていると割と順調そうだ。
うらやましいのぅ。


ただ、俺も幸運が。
5個目の願いの石をゲットして
全種集めたのでボーナスはでかい。
結論から言うと
今回、5個しか願いの石をゲットできなかったのだが
それが全部違う色だったってのは
ついている。







ゴールまでもうすこしの

茶色の2倍駒。

がんばれー!!



俺がよかったのは

緑のカードぐらいだ。

あとはひどいもんである。



今回のコースは進めば得点になるってわけでもない。

一歩進むことで点数が低くなったりもする。

このへんもジレンマだなぁ〜。

なかなかいい味付けになってる。




ゲームは終盤を迎えようとしていた。
俺はなんとか2倍駒は最後まで進めたが
いかんせんあともう一個しかすすませてない。


MSA も2倍駒は最後まで進ませ
さらに複数個、ゴールに突入する勢いだ。
こうなるとどうにもならず。


なすすべもなくゲームは終わりを告げた。






最終得点

俺 29点

MSA 41点

ん〜・・・・大敗かな。



MSAが勝利!ナイス。


ぐり総評
金メダル 総合評価:☆☆☆☆☆


本家ケルトと比べると格段に難しくなっているように
感じる。俺なんかじゃ考えられん!!!(笑)
頭痛はするわ知恵熱でるわ。
それくらいコースとカードが悩ましい。


より、ジリジリと苦しい展開になるように
なっていて良い意味でケルトらしさが強調されており
俺はこの部分は評価できると思っている。


個人的には
ケルトより好きかもしれない
一度このコースを味わうと
本家ケルトは簡単すぎる気さえしてしまう。
戦術度が増したような気がするのだ。


ボーナスタイルもカード列から捨て札にできるカードは
強力で、この追加はうれしい。
正直、願いの石は別に一色でよかった気もするが(笑)



本家ケルトハチエンダみたくリバーシブルのボードに
なってりゃよかったのにねと思う。
そうすりゃ箱のでかさや値段も納得できる(?)のにね。


ネットでの評判はまぁ、可も不可もない感じに見受けられるけど
俺は割と高く評価します。得意かどうかはまた別としても(笑)


ちなみに
海外じゃさらなる拡張
ケルト・オラクルが発売されています。
これまた面白そうだけど・・・・日本では発売なるンかな!?

カルカソンヌみたいに拡張がワラワラでてきてもやだな(笑)

7月18日追記
日本ではケルト・スパイラルという名前で販売されています



ボードゲームギークより拝借。