活動報告
第6回もっと広がれ支援の輪!From伏見
「東北支援企画 第6回もっと広がれ支援の輪!From伏見」を2月25日(土)に伏見区の呉竹文化会館センターで開催しました。
この企画は伏見地区労、伏見民商、新婦人伏見支部や伏見区内の23労組で作る実行委員会によるもので当日は60名の参加がありました。
熊本支援の報告に続いて河北新報社の編集委員である寺島英弥さんが 「東日本大震災から6年 何も変わらない被災地から」と題して 講演していただきました。
震災から6年経ちますが復興とは程遠い現状に参加者からは「マスコミではわからない被災地の現状に驚いた」など大きな反響を頂きました。 支援はまだまだこれからも必要だと改めて感じました。 公演の他に会場内では東北被災地3県の被災地写真や現地の新聞、広報誌、ミニコミ誌などが展示されて、来訪者のみなさんが見入っていました。
「東北支援企画 第5回もっと広がれ支援の輪!From伏見」を2月21日(日)に伏見区の呉竹文化会館センターで開催しました。
この企画は伏見地区労、伏見民商、新婦人伏見支部や伏見区内の23労組で作る実行委員会によるもので当日は120名の参加がありました。
オープニングとして京都教育大学ゴスベルサークルの素晴らしいコーラス演奏がありました。続いて東松島市の鳴瀬未来中学校教諭である制野俊弘さんが 「未曽有の災害から立ち上がり、今を生きる」と題して 講演していただきました。
会場内には東北被災地3県の物産展、被災地写真や現地の新聞、広報誌、ミニコミ誌や商業新聞などが展示されて、来訪者のみなさんが見入っていました。
暑さも戦争法案も吹っ飛ばせ 伏見サマーアクション、130人が商店街ウオーク
京都市伏見区の地区労、新婦人、民商や京建労などが呼びかけた「ストップ!戦争法案 伏見サマーアクション」が27日夕、同区内で行われ、 130人が商店街内をウオークしながら「戦争法案は廃案に」とアピールしました。
スタート地点の京阪中書島駅前では、伏見地区労の坂東利博議長が「戦争法案は国会審議と国民の運動、反対世論でボロボロです。 廃案を求める世論をさらに大きくしよう」とあいさつ。
ウオークでは、浴衣姿の女性や若者なども飛び入り参加し、中書島、龍馬通り、納屋町、大手筋の各商店街をプラカードやのぼりを手に歩きました。 初めて参加したという20歳の女性は、「戦争法案が気になって、勇気を出して歩きました。平和が一番です」と話していました。
同アクション事務局の香川裕一さんは、「初めて参加する若者も多く、戦争法案への危機感が広がっていると感じました。 今日の行動を確信にして、もっと運動を広げていきたい」と話していました。
メーデー前夜祭
「2015年伏見メーデー前夜祭」が4月28日(火)、伏見区役所総合庁舎ホールで開催されました。 主催は伏見地区労、伏見ふれあいユニオンや市職労伏見区役所協議会などで地区労加盟組合員など約50名が参加しました。
最初に主催者を代表して地区労の板東利博議長が開会挨拶。
記念講演は龍谷大学で憲法学専門の奥野恒久教授が「安倍政権下での『戦争立法』と日本国憲法の平和主義」と題しての講演をしました。
奥野さんはまず最初に、安倍首相のいっている「積極的平和主義」というマジックワードを簡潔に解き明かし、 「地球上どこででも戦争が出来る日本に変えようとする、欺瞞に満ちたきわめて危険な政策である」と指弾しました。
そして最後に、最高法規である「日本国憲法」の前文や第9条などは現に生きておりそこに依拠する論戦が大事であること、 「軍事や戦争によらない『平和』創造を」ひろく訴えていくことが大事ではないかと」述べました。
伏見ふれあいユニオンを300人に!
結成10年目を迎えた伏見ふれあいユニオンの年次総会と交流会が22日、伏見地区労事務所(伏見区)で開催され、42人が参加しました。 開会あいさつで伏見地区労の板東利博議長は「結成10年にふさわしく事務所も新しくなりました。 今後ふれあいユニオンを質・量ともに飛躍させるために、新たにふれあいユニオン独自の役員を配置したい」と述べました。
来ひんの池田和弘京都総評事務局次長が「府下最大の地域労組の伏見ふれあいユニオン総会は春闘のまっただ中での開催。 安倍政権は集団的自衛権や労働法制の大改悪などもくろんでいる中、政治的決着は4月の一斉地方選挙でつけなければなりません」と述べるとともに、 「地域ユニオンの役割は大きい。各(産業別)単産労組の運動とは、職場も組織形態も違う地域ユニオンの運動を展開していってほしい」と激励しました。
香川裕一事務局長が旧年度の活動報告と今後の運動の進め方などを提起。月1回の「ふれあいティータイム」の開催や「ふれあいニュース」発行、 財政確立バザーや大成功した東北支援企画などの報告と232人の組織で迎えたユニオンから「さらに300人の仲間づくりを現実にするために、 地区労の全面的バックアップのもとにふれあいユニオン独自の役員体制を配置を」と世話役代表など3役の設置を提案しました。
参加者からはパートタイムの労働条件の改善、年金機構での雇い止め阻止をめざす取り組みの報告などがありました。 総会では、新設された世話人代表の藤田秀夫さん(地区労常任幹事)が「数は力。300人の組合にすることが重要です。 さらに2.5倍になった新事務所を有効利用できるよう、事務所に来る機会を増やす取り組みで交流も深めたい」と抱負を述べました。
第2部は恒例の団結餅つき。手際よくつかれた餅を丸めて、大根おろし、きな粉に特製の粒餡などをつけてみんなでほおばりました。 また、アコーデオン伴奏で歌声を響かせました。300人の仲間を目指す「10周年記念紅白餅」が配られました。
被災地と無縁のアベノミクス 伏見で地区労らが復興支援企画
「東北支援企画2014もっと広がれ支援の輪!From伏見」が22日、伏見区の呉竹文化会館センターで行われました。 伏見地区労、伏見民商、新婦人伏見支部や伏見区内の23労組で作る実行委員会によるもの。 実行委員会を代表して板東利博議長が開会あいさつ。第1部は東本願寺僧侶のシンガーソングライター・鈴木君代さんによるギターの弾き語りコンサート。 反戦平和の歌声を会場いっぱいに響かせ、「人との絆で結ばれているからこそ人間。東北の人々も沖縄の人々も繋がっているんですね」と語りました。
第2部は、宮城県石巻のボランティアセンター現地事務局長の小玉高弘さんが「東日本大震災 宮城県の復旧・復興の現状と課題」と題して講演。 宮城県の地震の概況と人的被害、住宅被害などついて分析し、3年半が経っても避難先で暮らす被災者は24万6600人で、復興が大きく遅れている実態を述べました。 また、地元の農林水産業や自治体関係者が皆無で企業の食い物にされている宮城県復興会議(議長=三菱総研理事長、副議長=日本総研理事長)や復興予算の使い方を告発。 宮城県知事も「私がめざすのは『創造的復興』の実現です」と云いながら、仙台空港の民営化や先端遺伝子研究の医学部設置などに莫大なお金を使うことについて「本当にこれが復興なのか。
今なおストレス、孤独死、自死が絶えない仮設住宅の入居者への目玉政策なのか。被災者が求めていることは、医療であり福祉であり住まいの再建ではないか」と指摘。 震災風化への苛立ちと五輪開催により復興が遅れている状況も述べ、「アベミクスは被災地には無縁。生活・営業・労働の機会の復興を原点に目前の被災者の救済を」と訴えました。 会場からは共感と励ましの大きな拍手が起こりました。 会場内には東北被災地3県の物産展、被災地写真や現地の新聞、広報誌、ミニコミ誌や商業新聞などが展示されて、来訪者のみなさんが見入っていました。
知事選勝利で「日本一働きやすい京都に」 伏見地区労旗開き
伏見地区労旗開き 伏見地区労は17日、2014年旗開きと伏見地域春闘共闘発足集会を開催しました。
開会挨拶で同地区労の板東利博議長は「安倍政府は景気回復とかデフレ脱却と言って、働く者の賃金を押さえ込み、労働者・市民の購買力を低下させて逆に経済活動も低下させようとしている。カナダやイギリスでは賃金を大幅にアップさせてGDPも上向いている」と安倍政権の政策を厳しく糾弾し大幅賃上げを強調。また沖縄名護市長選、東京都知事選に引き続く4月の京都知事選で「働く者が団結し、市民や府民の要求をくみ取り闘えば、府政や国政を変える絶好のチャンスです」と呼びかけました。来賓の京都南法律事務所中尾誠弁護士が激励の挨拶。
尾崎望知事候補からのメッセージとして、安倍政権の暴走を許さない決意と、「医師としても子どもの貧困、子ども達のリハビリ支援、平和と憲法を守るとりくみをはじめ人間らしく働き、暮らす権利を守る運動にかかわってきましたが、現府政のもとで広がった格差と貧困を解消するために思いを同じくするすべてのみなさんと力をあわせて、京都府政を変えたいと決意しています」と連帯のあいさつが紹介されました。
恒例の旗開きでの学習会は、京都総評の池田和宏事務局長が「京都知事選と2014春闘情勢について」と題して講演しました。池田氏は、安倍政権が日本の経済状況から「労働者のベースアップを」と言わざるを得ないなど、潮目が変わった背景を分析。労働者賃金が年間約60万円も減少させられ、逆に大企業は272兆円溜め込んだ内部留保をはき出させることが重要と指摘しました。また労働組合が現場労働者全ての声をくみ上げ、地域の人たちの要求をくみ上げる闘いと仲間を増やすことが重要だと述べました。そして「日本一働きやすい京都に」となぜ労組が知事選を闘うのか、山田府政3期11年で京都府はどうなったのかと具体的に実態に迫り、闘いの意義を強調しました。
続いて、伏見地域春闘共闘発足集会では、地区労の香川裕一事務局長が体制・運営と今年の伏見春闘の重点として知事選勝利と「地域春闘交流集会」開催などを盛り込んだ闘いの基調や日程などが提案。大きな拍手で確認しました。また、だれでも入れる「伏見ふれあいユニオン」の意義と強化拡大を呼びかけました。
第2部は佐藤大介さんのギター弾き語りに聴き入り(写真)、出席した全加盟単組が近況や活動を報告。特製のカレーライスも好評で大きなお鍋が空っぽに。また福袋商品付きの〇Xクイズなども楽しく盛り上がり交流を深めました。(仲野良典)
伏見でくらし相談会 労組ら主催で13回目
くらし相談会 「第13回伏見くらしの相談会」が14日午後、伏見区の西大手筋商店街にある寺院本堂を会場に開催されました。主催は伏見地区労、京都南法律事務所、伏見ふれあいユニオンや京都市職労伏見醍醐地協など。法律、税金、解雇・賃金の労働条件や年金、介護、健康、子育て、住宅相談など多彩な相談に、10人の弁護士、税理士、看護師、教員ら各分野のエキスパートが無料で対応しました。
厳冬にもかかわらず、2時間で相談に訪れた人は19人でした。相談内容などは秘密厳守ですが、部門別では法律相談が最多で健康、国保、年金など切実な相談が寄せられ、相談員が懇切丁寧に応じていました。
寒い境内では、温かい餅入り善哉100食分が道行く人達に振舞われました。また血圧チェックや地域のフリーマーケットも開催され、買い物客や子連れのお母さんに観光客なども立ち寄って、賑わいました。
同事務局の香川裕之さんは「ものすごく寒いのに相談に訪れられ、帰りには『ありがとうございました』と感謝されていました。また境内での取り組みにも大勢の人が来られて盛況ですごく良い雰囲気でした。相談員のみなさんやスタッフもたくさんボランティアで来られてほんとに感謝しています。こういった企画を今後も続けて、地域の人達の暮らしに少しでも役立っていきたいと思います。これからも地域に存在感ある労働組合運動の1つとして取り組んでいきたいです」とニコニコ顔で語っていました。(仲野良典)