第7回目 平成21(2009)年度 植林活動
実施時期 2009年 月 日
植付け場所 吉林省扶余県防風固砂林建設事業(扶余県増盛林場)
植付け樹種 ポプラ
植付け数量 ポプラ 190,700本 計 190,700本
植付け面積 104ha
参加人数 60名
4月16日から20日まで双遼市に植林で行ってきました。「吉林省双遼市防風固砂林建設事業」の第1年度で、記念碑除幕式を挙行することになり、国家林業局から小渕基金の金普春主任がご出席、また吉林省林業局、吉林省対友協、双遼市政府、四平市政府など 要人が参加、立派な式典が挙行されました。金主任は宮城県日中の吉林省植林事業を紹介しお褒めいただき、劉化文双遼市長は42万市民が力を合わせて植林した楊樹を守り育てて行きますと力強く宣言。江幡宮城県日中会長は植えた木はポプラ(楊樹)だが、宮城県と吉林省の、ひいては日本と中国の友好の木を植えたと挨拶した。記念碑は彫刻した石碑が大きすぎてクレーンから落下、キズが着いてしまったので彫り直すことになり、除幕式は改めて8月調査訪中のおりに延期となった。今年も暖かく4月始めより植林を開始、訪中団は記念植樹のみとなった。今回の参加者は60名と過去7年間で一番多く、ゆったりした日程は高齢者にも不安がないと、約半数の方が初参加だった。四平市生まれの方が参加しているのは渡航前に聞いていたが、戦役記念館を見学の際、この戦争のとき担架で負傷者や戦死者を運ぶ役目をしたので四平市と聞いて是非訪ねたくなり参加したと語る方がいた。満州生まれ等で参加する方も少なくない。何らかのご縁で植林に参加している方が多く、植樹の成長を見守り末永い友情を約束するツアーは意義深いものがあると感想が寄せられた。4日目の四平市、長春市への移動中に雨が降ったが、植林地への恵みの雨と誰もが口をそろえて喜んでいた。本当にありがとうございました。
第7回目 平成21(2009)年度 調査活動
調査時期 2009年8月 日
調査場所
調査樹種
植林面積 ha
活着率 %
参加人数 名
双遼市実験林場に立派な「日中友誼林」の碑が建ちました。8月20日から24日まで吉林省双遼市に植林調査の訪中をしてきました。今回は参加者12名と小規模でしたが双遼市や吉林省林業庁、対外友好協会の大歓迎を受けて無事調査完了。4月に植えた林場には写真のような天然石の大きく立派な碑が建っていてこれにも一同「ウワー!」と驚きと感激。活着率は県の報告書はまだですがほぼ95%位ということで、青空と強い西風の下ですくすくと育っていました。
調査訪中の「ご褒美」は内モンゴルの大青溝というオアシスに一泊、ゴムボートで清流くだりをしたり大きな篝火を囲んで民族歌謡と舞踊を楽しんで、パオに一泊、翌朝通遼市から四梅鉄道で長春市に戻り吉林省の感謝の宴に招待されました。