第6回目 平成20(2008)年度  植林活動 

実施時期  2008年4月18日
植付け場所 中国吉林省松原市扶余県(扶余県増盛林場)
植付け樹種 ポプラ、障子松
植付け数量 ポプラ146,700本、障子松36,600本 計183,300本
植付け面積 100ha
参加人数  40名



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 例年にない早い開花となった桜の花に見送られて4月17日(木)より21日(月)まで「吉林省扶余県防風固砂林建設事業」3年目の吉林省植林に行ってきました。
 今年の植林ボランティア参加者は38名、植林6回、または5回というリピーターが多いのもこの植林ツアーの特色で、顔見知りが多いせいか終始和やかな旅行だった。長春市も到着日は27度という熱烈歓迎ぶりで早く冷房を効かせて!という声が出るほど。扶余県は3年目の「完工」なので市民交流はフルートによる演奏会と東北の民謡を歌って親睦を暖めあった。翌18日は増盛林場での植林、数台の先導車に導かれバス2台に分乗して松花江の岸の植林地に向かった。朝から強い風が吹き林場に近づくにつれ広野を砂が流れていくのが見えるほど。扶余県にはまだポプラなどの植林はおろかピーナッツも植えられていない丘陵がずいぶん広く残されている様子だった。




第6回目 平成20(2008)年度   調査活動

調査時期 2008年8月22日
調査場所 中国吉林省松原市扶余県
調査樹種 ポプラ、障子松
植林面積 100ha
活着率  99.0%
参加人数 17名





吉林省緑化事業の調査訪中が済みました。8月21日から25日まで吉林省扶余県増盛林場に4月植えたポプラと樟子松の活着率・苗木数・植林面積・植林適否・成長具合・費用の管理など日中緑化交流基金の助成金が目的どおり適正に使われているかどうかを調べてきました。
 宮城県から森林専門技術者を2名派遣していただき、会員や一般参加の方で総勢17名のツアーでした。面積は6箇所に分散されているので全部を廻ることは出来ませんでしたが、4月に植林をした松花江を見下ろす場所を視察・調査しました。活着率は100%に近く良好でしたが、今年は害虫が多く発生する年に当たっているとのことで、林場の西の方(4月ボランティア植林をした側)が害虫の被害で、葉が縮じれて枯れており大変驚きました。既に消毒が終わっているので幹自体は被害がないためもうすぐ葉っぱが出てきて、成長には問題がないという説明に胸をなでおろしました。幹の成長状態は太さも丈も見事で別の場所の調査では「概ね良好」との判定を貰いました。カウンターパート吉林省林業庁の適切な指導のおかげです。
25日の帰路は役員(会長・理事長・事務局長)が来年からの事業地「双遼市」を下調査に廻るため渋谷副理事長と松浦理事に引率していただき、無事14名は仙台空港に帰着したとの報告を貰いました。


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