ライブスチーム 45mmゲージ C58 725 製作記

C58 725製作 こだわりのポイント


 1.全て自分の手で製作(鋳造とエッチング作業、圧力計を除く)  

 2.「鉄」をメインに使用(真鍮でなく)

 3.本物と同じ石炭仕様

よくある質問

 Q:13年もよく飽きませんでしたね?粘り強いですね?

    (出来栄えよりもこっちの感想がたいてい先)

 A:@私は飽きっぽい性格です(本当です)

   Aそれでも続いたのは、部品ひとつひとつ、みんな違う形をしていて、その度に

    どうやって作るか考えて、挑戦して、よく失敗して、悩んで、都度発見して、

    最後には克服して、出来栄えに一喜一憂して・・・の繰り返し。基本的に

    飽きなかったのと、

   Bイヤになった時は、無理して続けなかったこと(数ケ月も放ったらかしの

    こともしばしば。本当に粘り強かったら、半分の年数で出来てたんじゃ?)

   C他にも趣味を持って気分転換を図ったこと・・・でしょうか。

 

 Q:家族が大変だったでしょう?(奥さん、よく許しましたね?〜とある新聞記者)

 A決して、家族サービスはサボってません(これだけは誤解なく強調したい!)


<製作記>

年月

内容

備考

1992. 3 製作に向けて準備開始 釜石勤務
キット購入・製作(構造調査用) ASTER製C11
1992.10 設計開始.旋盤等工具購入  
1993. 4 製作開始(足廻りから) 転居
1995. 2 ボイラー製作開始  
1998. 8 胴体製作開始 東京転勤
2000. 9 テンダー製作開始 釜石転勤
2003. 1 付属部品類製作開始 室蘭転勤
2005. 4 塗装・組立・手直し  
2005. 8 完成!  
2005.11
初走行

3度目の正直でようやく走行
 1,2回目走行試験の不具合は主に
 バルブギアの固定と調整

その後

搬送用収納箱製作
展示台の製作

テレビの上に専用台
2006. 5 周回走行

近所の公園に組立式周回線路を施設
3周(80m)を連続走行

2007. 5 周回走行(2回目)

連続して7周走行(約200m)!

総製作時間:記録はしてませんが、3000時間くらい?(土日平均6時間×52週×稼動率0.75×13年)

 

<参考資料>

実物 保存蒸気機関車(C58)

仙台ガス局
  C58 365

最も見学し易かったのですが、
撤去され残念。

北上展勝地公園
   C58 342

何度かフェンスを乗り越えました。
ごめんなさい

盛岡交通公園
  C58 239

かなりいい保存状態。
(手入れが実って、のちに釜石線に復活)

油切ってるので、
潜るのは勇気・・・

室蘭青少年科学館
   D51 560

型式は違うけど、車で5分のところ。
最後の仕上げの参考に。

書籍 ライブスチーム 渡辺精一著 誠文堂新光社  バイブルですね。
蒸気機関車スタイルブック 機芸出版社  
蒸気機関車メカニズム図鑑 細川武志著 グランプリ出版

この本はすごい!もう少し早く
出版されていれば、本物の構造が判り、
設計も違ったものに

模型ファンのための実物構造1 SHIN企画発行 機芸出版社

発行2003.6 これが最初にあれば、
展示機関車の床下に潜らなくてすんだのに。

模型 ライブスチームC11 ASTER製キット  

  

c58desk.JPG

   

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presented by Hideoki Kimura