"Stranger Blues - Live"
Peter Green's Fleetwood Mac
(C)2020 LONDON CALLING(輸入盤、CD4枚組)
Stranger Blues - Live / Peter Green's Fleetwood Mac
LC4CDBOX3
DISC ONE
Original Live Broadcasts, 1968, BBC
01. Sweet Little Angel
02. Medley : Bee I Bicky Bop, Blue Jean Honey,
Bebe Meets High School, Hound Dog, Hot Red Man
03. Where You Belong
04. Please Find My Baby
05. Black Magic Woman
06. Peggy Sue Got Married
07. That Ain't It
08. Psychedelic Send-Up
09. Dead Shirmp Blues
10. Sheila
11. Mean Old World
12. Evening Boogie
13. You Need Love
14. May I Have A Talk With You
15. Bo Diddley
16. Wine, Whiskey, Women
17. Crutch And Kane
18. If You Be My Baby
19. Crazy For My Baby

DISC TWO
Live At The Carousel Ballroom, San Francsico 8th June 1968, KSAN-FM
01. Madison Blues
02. Something Inside Of Me
03. My Baby's Skinny
04. Worrird Dream
05. Dust My Broom
06. Got To Move
07. Trying So Hard To Forget
08. Jam
09. Have You Ever Loved A Woman
10. Lazy Poker Blues

DISC THREE
Live In Kulttuuritalo, Helsinki, Finland 24th September 1969, Yleisradio Oy (YLE)
01. Homework
02. Man Of The World
03. Like It This Way
04. Only You
05. I Believe My Time Ain't Long
06. Stranger Blues
07. All Over Again (aka I've Got A Good Mind To Give Up Living)
08. Oh Well
09. Comin' Your Way
10. Shake Your Money Maker
11. Albatross
12. Great Balls Of Fire
13. Jenny,Jenny

DISC FOUR
Live At The Cue Club, Gothenburg, Sweden 2nd November 1969, Svereiges Radio
01. Rattlessnake Shake
02. Underway
03. World In Harmony
04. Red Hot Mama
05. Got To Move
06. Improvissation
07. Coming Your Way
08. Stranger Blues
09. Albatross
10. Oh Well

Peter Green- - -vocal,guitar
Jeremy Spencer- - -vocal,guitar
Danny Kirwan- - -vocal,guitar (DISC1,3,4)
John McVie- - -bass
Mick Fleetwood- - -drums

※フリートウッド・マックのメンバーの担当楽器は推定です。

2020年7月に惜しくも死去したピーター・グリーン在籍時代の音源を集めたCD4枚組のボックス・セット「Stranger Blues - Live」です。 すでに発売された音源が多いようですが、ディスク4の8曲目「Stranger Blues」をタイトルにした感じですね。

ディスク1は、フリートウッド・マックのデビュー当時の1968年の1月から11月にかけて、イギリスBBC放送で放送された内容が元になっているようです。 前半は、ピーター・グリーン(ボーカル、ギター)、ジェレミー・スペンサー(ボーカル、ギター)、ジョン・マックヴィー(ベース・ギター)、ミック・フリートウッド(ドラムス)の4人でしたが、途中から3人目のギタリスト、ダニー・カーワンが参加しています。
これは、2019年発売の「Original Live Broadcasts 1968」と同じと思われます。 2018年発売の「The Lost Broadcasts」も概ね同じ内容ですが、19曲目が違っています。

ディスク2は、1968年6月8日、アメリカ、サンフランシスコでのFM放送用のライブ演奏のようです。 2019年発売の「San Francisco 1968」と似たような内容ですが、これには1日後の6月9日の演奏となっています。
ちょっと疑問を感じ、インターネットで調べてみましたが、1968年6月8日のライブがあるようです。 このアルバムと曲目や曲順が同じで、1時間48秒となっています。↓
Fleetwood Mac Carousel Ballroom (San Francisco, CA)
さらに別のサイトによりますと、この年の6月7日から9日までライブがあったようです。↓
Fleetwood Mac - Carousel Ballroom 1968
なお、2曲目の「Something Inside Of Me」は、別のアルバム(上記サイトでも)では曲名が「My Baby's Gone」となっていますが同じ曲と思われます。 この曲は「英吉利の薔薇(English Rose)」の4曲目に入っていてダニー・カーワンの作となっていますが、元々はDavid Eugene Edwardsの作品のようです。
後になって問題の”My Baby's Gone”と「英吉利の薔薇」などの”Something Inside Of Me”を聞き比べてみましたが違う曲のように感じますので、誤植や勘違いかもしれませんね。
この頃は、ピーター・グリーン、ジェレミー・スペンサー、ジョン・マックヴィー、ミック・フリートウッドの4人編成のようです。

ディスク3は、1969年9月24日、フィンランドの首都のヘルシンキ市でのライブ演奏のようです。 2019年発売の「Live In Helsinki」と同じ内容です。

ディスク4は、スウェーデンのゴッテンブルグ市で、1969年11月2日にラジオ放送用に収録されたスタジオ・ライブのようです。 2020年発売の「Gothenburg 1969」と同じ内容です。

他にも、2019年発売のCD3枚組の「Transmission Impossible」にも同じような内容があります。 なお、どのディスクも音質はまずまず良好でしょう。
このCDアルバムのトータル・タイムは、ディスク1が60分3秒、ディスク2が60分20秒、ディスク3が53分27秒、ディスク4が66分12秒となっています。


Stranger Blues - Live / Peter Green's Fleetwood Mac
CD4枚のセット内容です。

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