カールスルーエ市(Karlsruhe)について <所属州>バーデン=ヴェルテンベルグ州 <人口> 28万人 <面積> 177平方キロ 州都シュツットガルトが商工人の町なのに対し、こちらは城下町としての歴史を有する南ドイツの都市。 現在は最高裁判所が置かれ法曹の都、また工科大学を有する学園都市として知られる。 周辺にラシュタット、エトリンゲン、バーデンバーデンといった小都市があり、都市圏人口は約60万人。 富山・高岡(32万人/209平方キロ、62万人)などに近く、日本の県庁所在地クラスの大きさといえる。 交通網の視点では、カールスルーエ交通事業(VBK:Verkehrsbetriebe Karlsruhe)の路面電車に、 南郊へ伸びるアルブタール鉄道(AVG:Albtal-Verkehrs-Gesellschaft=アルブタール交通が運営)が乗り入れ、 このほかに双方の運営するバスと、ドイツ国鉄のローカル列車があった。 が、1992年に専用車で国鉄列車と路面電車の直通を開始。 これが旅客の急増につながり、運輸連合の結成、乗り入れの拡充が続けられている。 なお、他の街ではSバーン(S**系統)といえばドイツ鉄道(DB)による通勤電車のことを指すが、 カールスルーエでは郊外電車またはDBと直通するトラム系統に振られているので注意。 カールスルーエの地図 カールスルーエの路線図(カールスルーエ運輸連合の公式サイトより・PDF) DB直通系統の路線図 ※いずれも、新線開通や直通区間の延長などで、旅行当時のものと異なっています。 |