NO.2(作成:2002年4月22日)
バーミューダボール 2001
(注意:高野、林、前田から送られた原稿を元に、トトロ流に多々編集した文章であることをご承知下さい。)
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(ホームテーブル) (オークション) Wの2Hオーバーコールに対して、Nはプリエンプティブ3Sのジャンプレイズ。 4枚サポートで、サイドにちょっと取り柄が一つは、バルのプリエンプティブジャンプレイズにピッタリ。 Eのダブルはレスポンシブ。 Wの4Cテイクアウトに対してEは、パス、4D、4Hからの難しい判断。 (プレイ) T5のNのプレイ、セカンドハンドハイのCJのフォローは、CJ109のアナーのシークエンスを表現している。 自分がリードする時の要領で、パートナーにアナーホールディングを教えるため。 HANAは、リードの約束の要領(1、3番目リード)でフォローするようにしている。 KQJならK、KJ109なら10、QJ10ならQ、Q1098なら9、J109ならJなどを。 (ビジターテーブル) (オークション) Sのサードハンド1Sオープンに対して、Wはダブルと2Hオーバーコールからの選択。 HANAは2Hオーバーコールを選択する。 それは、5枚目のHを紹介して、5−3フィットの4Hを見つけるためだ。 テイクアウトダブルでは、Hの5−3フィットがみつけにくくなるから。 2Hオーバーコールした後、NがSレイズし、3の代以下で回ってきたら、テイクアウトダブルを掛けて競るプラン。 テーブルでは、Wはテイクアウトダブルを選択し、Nのプリエンプティブ3Sレイズに対して、Eは4Dをビッド(妥当な判断)した。 Wの5Dレイズは微妙なところ。 (プレイ、E前田の感想) 5Dの出来目は? 実際のプレーの出来目は、NのDがJxの時。 だが、テーブルでは、NのDをスモールシングルトンにゲスしてのプレーも相当考えた。 なぜなら、SがHKAとキャッシュして、Hエスタブリッシュを厭わないディフェンスをあっさりしてきたからだ。 トランプトリック(DJxxx)がSに臭い。 それに、プリエンプティブしたNが、シングルトンを持っているならば、それはDに違いない。 具体的手順は、SAで勝った後、D10をいきなり流して、DA、DK。 CQでハンドに帰って、DQでドロートランプし、CAでWに渡って、HJ10を利用して、NのHQをラフィングフィネスしてしまう。 だが、テーブルでその大胆なプレイを実行できなかったのはちょっと後悔。 ブリッジなんて、「テーブルで出来てなんぼのもん」やから。 |
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(ホームテーブル) (オークション) Sの1Hオープンに対する1Sレスポンスは、インターチェンジ1S&1Nコンベンション。 一般的な1Sレスポンスとフォーシング1Nレスポンスを交換する約束。 従って、1Sレスポンスは、0−4枚S、0−12HCPの意味。 Sの2Cリビッドに対しての3Hジャンプレイズは、3枚Hのリミットレイズ(10−12点)を表している。 5332形だが、良いアナーのSが4Hのゲームビッドするのは明らかな選択。 (プレイ) Wのトランプリードは最強。 ディクレアラーは、T2で、SからD10をリードしてWをテストしたが、DAQを持っているWは、DAで飛び上がることでDQを隠した。 WはSにシフト。 さて? WにDQか、Cで1ウィナー増える形を期待するならば、SAで上がり、Sを負けにゆく。 トランプリードを勝ち、Sをダミイでラフして、CAでハンドに戻って、ドロートランプを完了し、もう一枚トランプを様子見にキャッシュしてから、DQのフィネスか、Cをリードするかを判断するプラン。 実戦のプレイを検証すると、T3のSリードを1回ホールドアップし、EからのトランプリードをSで勝ち、SA、DK、Dラフをした。 このプレイは、DQの3枚の人が、トランプ2枚の時に得するプレイといえる。 DQのフィネスの味を残すのがいいのか、実戦のプレイが優るのか? (ビジターテーブル) (オークション) セミフォーシング1Nレスポンスを使ってるNSペアなので、SはNの1Nレスポンスをパスした。 Sが1Nに2Cリビッドをしたら、3Hの3枚Hのリミットレイズをするプランなのだろう。 でも、ダイレクトな3枚サポートのリミットレイズをコンベンショナルに用意しておけばいいような。 |
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(ホームテーブル) (プレイ) Nの適切な良いディフェンス。 Nから見て、Sのアナーは1、2HCPしか期待できない。 唯一に近いチャンスは、SにCJxxを期待して、T2でC5にシフトすることだ。 DKで勝った時、再びのC8リードが決め手となった。 (ビジターテーブル) (プレイ、E前田の感想) H4のシングルトン様のリードにHQをプレイして、Hを3勝を確保。 Sシフトとかを期待したが、残念ながら、NからCローの厳しいリードが来た。 DKのフィネスに期待するしかないような状況だが、NにDKに負け。 C3個取られてダウンを覚悟していたのだが、やおらSシフトが来た! Nは、SのC2(リバースアティチュードで、Cカモンだろ?)では、Cのホールディングが分からなかったのか? おまけに、Qダブルトンから、ローをリードしたため、T7で、SがSを捨てきってしまう展開で5メイドすることなったのは、驚きや。 |
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(ホームテーブル) (オークション) Wの1Dに、Eの1Sレスポンス。 Sのテイクアウトダブルには賛成。 立派な15HCPで、Cは3枚しかないが、立派な4枚Hがある。 普通残り2スーツのテイクアウトダブルには、両方4枚以上欲しいところだが、マイナースーツの枚数の1枚に拘ってパスする気分にはならない。 Nの3Hビッドに対して、Sは4Hをビッドすべきかどうかは、微妙なところだったろう。 Nが、3523:(xxx Kxxxx xx Qxx)でチャンスのある4Hになるが、良い4Hになるには、さらにSAか、CAとかが必要になってくる。 (プレイ) Eがペナルティダブルを掛けてるにも拘わらず、HQのゲスを外した。 N高野は、Eのダブルを見落としたか? いや、彼は4Hダブルを堂々とメイクしにいったのだ! T2で、H0−4でない事が判り、Eのダブルがかなり怪しいものであるのがわかった。 HQの3枚、7HCPは、Eがペナルティダブルを掛ける十分な根拠とはいえない。 逆に、Hぼろダブルトンならば、イマージナティブダブルを掛けることによって、HQの位置を外させる狙いがある。 Eからダブルが掛かったからといって、EにHQの3枚をマークするのは甘い読みだろう。 もっと重要な読みは、4Hをメイクするための条件として、自分から触って、S1、C1ルーザーに押さえなければならない。 必然、SAがEに居なければならないし、CQもEに必要になる。 EにSAを想定し、DJがあり、更にCQも期待するならば、EはHQまでもは持っていない。 なぜなら、1DオープンしたWが、(Qxxx x K10xxx Axx)はさすがに無いだろう。 W(Qxxx Qx K10xxx Ax)ならあるかもしれない。 (Q109x Qx K10xx A10x)の1Dオープンも無いとはいえない。 Eのダブルに振り回されず、純粋に4Hをメイクするハンドを想定し、そのピュアプレイを選択したのは清々しい。 確かに、−100が、−300になったが。 (ビジターテーブル) (オークション) Wの1Dオープンは賛成。 4441形は、立派な11HCPからオープンする目安。 4枚Dと4枚Cでの選択は、特別内容に違いが無ければ、1Dオープンが優っている。 1Dオープンならば、リバースをせずにCをビッドすることも可能になるし、1Cオープンだと、Dスーツはしばしばレスポンスで簡単にスキップされてしまい、良いDフィットを逃すことにもなりやすい。 Sのリオープンダブルに対して、Wの3Sのプリエンプティブビッドも賛成。 Eが5枚Sを持っている時は、9枚Sフィットだから、3Sのコントラクトは問題がない。 「フィットした枚数の高さは、ビッドせよ」 また、Eが4枚Sしか持っていない時は、EのHの枚数は3枚以下になる。 なぜなら、4枚Hと4枚Sは1Hレスポンスをするからだ。 という事は、HシングルトンしかないWは、NSのHが9枚フィットしている事を知っているわけだ。 8枚フィットと9枚フィットの競り合いの定跡では、3の代を被せてビッドするのが目安、となる。 (プレイ、E前田の感想) SはHAのアンダーリードから。 HKで勝ったNはCのリターン。 CQで勝ち、SQを流してみた。 SKに抜けて、CKをCAで勝つ。 ここで、良いか悪いかS10を流してSJのフィネスをしておいてから、Cを負けに行った。 Sから再びHリード。 作るためには、SがHA持っていることを期待して、WからディスカードしてHQで勝つしかない。 幸運にもHQが勝って、Dのゲスをしっかり当てて、メイクした。 SはT7で、NにDQを期待して、Dローをリードすればよかったのだ。 えっ? 「Dゲスをよく当てたなぁ」ってか? 訊かんといてくれ。 勘や! |
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