旅2日目・首都アンカラ〜世界遺産奇岩が林立するカッパドキアにやって来た!編

東西文明の十字路、トルコ旅行記・旅の2日目

 世界自然遺産カッパドキア

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旅の2日目首都アンカラの朝

早朝のホテルで

 旅の2日目はトルコの首都アンカラの4つ星クラスのホテルで目覚めた。時刻はまだ5時半である。昨夜は15時間にもわたる長いフライトのすえ、ホテルにチェックインしたのは23時ごろだった。くたくたに疲れていたが今日の出立準備のため、トランケースとリュックの詰め替え整理などをしてベットインしたときは、すでに日付が替わり24時半になっていた。ホテルの窓からは丘陵地に広がるアンカラの町が

 今日のホテル出発は比較的ゆったりの午前9時となっている。世界紀行社添乗員のS女史からかかってくるモーニングコールは7時なので、それまで寝ていてもよかったのだが、今日からの本格的観光を前にして、緊張と期待で早々と目が覚めてしまった。これじゃまるで子供の遠足を前にした心境と同じだ。旅行期間中ずっと私と相部屋になるW氏も私と同じ心境なのだろうか、私がベットから出ると彼も待ちかねていたように起床した。窓の外を眺めると丘陵地に広がるアンカラの新市街が目に入ってくる。

世界一美味しいトルコのパン

本当に美味しいトルコのパン
 今日からいよいよ本格的なトルコ観光の始まりである。今日の予定はアンカラ市内を観光し、午後からはバスで一路、世界自然遺産のカッパドキアに向かう長距離移動になっている。
 シャワーを浴び7時過ぎに朝食のためレストランに降りて行くと、すでに旅仲間の大半が食事の真っ最中だ。メニューはビュッフェスタイル(バイキング)で、チーズやジャムだけでも、それぞれ10種類以上並んでおり結構な内容である。パンもいろんなタイプがずらり並んでいる。私はバゲットタイプを選びナイフで切り分けると2切れを皿にのせた。あとはジャムと目玉焼きをコックに2個焼いてもらうとテーブル席に着いた。どのパンも中がモチモチで美味しい


 日本から持ってきた醤油(1回分のステックタイプ)を目玉焼きに振りかけると、パクついた。パンを食べてみて驚いた!旨いのである。外はカリカリ中はモチモチで、塩味加減もよく、焼きたての香ばしい香りが口いっぱい広がり実に美味いではないか。
 旅のガイドブックにトルコのパンは世界一美味しいと書いてあったが本当だ。
トルコのパンがフランスパンの原型になったと聞いたが、私は日本で食べたどの店で買ったフランスパンよりも美味いと思った。旅仲間も全員が美味しいを連発してるではないか。2切れで済ますつもりだったが他のパンにも手をだしてみるとこれまた美味しいのである。パンだけで腹いっぱいになる。

トルコは世界の車の見本市

 食事を終え部屋に戻ると、すでに昨夜のうちに出立準備も終えているので、少し早いがトランクケースを廊下に出すと、出発時間までの時間つぶしにホテル周辺でも散策することにした。 外に出ると初秋のキリットした空気が身を包んだ。天候は雲ひとつなくトルコブルーとでもいうのだろうか、真っ青な空が広がっている。もうこれで雨男としての責任を感じなくて済む!雨男も老化でパワーが下がってきているようだ。
アンカラのタクシー 韓国車が多い

 ホテル前の宿泊客用駐車場は乗用車の国際見本市と見間違うほどで、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリア、日本、韓国車がズラリと並んでいる。中でも小型車は韓国車のヒュンダイが日本車より多く並んでいる。
 おどろくことにホテル前の大通りを走るタクシーの半分近くが韓国車で占められているではないか。凋落の日本メーカーを目のあたりにすると、がんばれ日本勢と言いたくなる!

出発を前にして

これから10日間VIPバスで

 駐車場の隅にはすでに私達が乗るバスがきれいな車体を横たえている。MANという西ドイツのバス、トラック専門メーカーの大型豪華バスだ。旅のガイドブックにはトルコの観光バスの大半はベンツと日本の三菱製と書いていたが、MANブランドは日本ではあまり聞きなれないメーカーだ。このバスで10日間トルコを走る

 このバスで今日から10日間、私達の足となりトルコ各地を巡りながら最終地のイスタンブールまで行くのである。
 鉄道網がそれほど発達していないトルコは世界有数のバス大国だ。道路網が国内各地隅々まで整備され、長距離大型バスが縦横無尽に走っている。
 
 車内に入ると新車の香りが匂っており、窓が大きくシートは総革張りの豪華VIPバスである。一般的な4座席×11列の44名乗車定員バスに比べ、3座席×10列+2席で32名の乗車定員バスなので、座席も通路も広くゆったりしている。もちろん冷蔵庫やトイレも設置されており、乗降口も中央部と前方の2か所あるタイプだ。
 当初手配したバスは44名乗りだったが、10日間も長距離移動するということで、トルコ側旅行社が気を使い、疲れの少ないワンランク上の豪華タイプを用意してくれたようだ。

班長さんよろしくお願いします

総革張りゆったり32座席シートの車内
 私が車内のチェックをしていると、S添乗員がやってきてバスのフロントガラス下部に「札幌シニアネットトルコ周遊の旅12日間」と書いた紙を張り付けた。さらに乗降口にはグループ別、座席位置表を張り付けている。
 少し話は戻るが、トルコ出立を前に札幌で、参加者全員が集まり旅の準備説明会を何回か開催した。そのとき私が提案して参加者をABC三つの班に振り分け、それぞれ班長を指名させてもらった。
 班組の目的はそれぞれの観光地やバスでの集合確認と、バス座席位置が特定の人に同じ場所にならぬよう、旅行期間中まいにち班別に前方、中央、後部席へと替わっていくためなのだ。そのルールに従いS添乗員がこれから毎日、乗車口に今日の班別座席位置を貼り出すのである。集合時間への遅れや、バスの座席位置などで旅仲間が不快な思いを抱かぬよう、それぞれ班を作らせていただいたのだ。

アンカラ市内観光へ

 ハイテク機器無線レシーバー

 やがて、9時の出発時間が近づき、それぞれがバスに乗り出し、所定の座席に座りだした。私はC班の所属で、今日の座席位置は後部席となっている。
 それぞれ3人の班長から「A班全員OKです!」「B班あと1名来ておりません!」などと、S添乗員に向け声が上がる。私がお願いした班長の役目を果たしてくれている。いいチームワークだ!素晴らしい!これなら間違いなく楽しい旅になるはずだ。
首都アンカラ市内

 運転手とトルコ側ガイドの紹介が始まり、バスは人口320万人のアンカラ市内観光へと走り出した。トルコ人女性ガイド「ラナ」さんの流暢な日本語によるガイドが始まった。
 彼女は大の日本びいきで、年齢は40前後と思われ、少々小太りぎみで、若い頃は美人だったろうとの面影を残す人だ。ユニークな経歴を持った人で、彼女の一人息子は日本人男性との間に生まれたハーフなのである。(なぜ日本人男性と??は別の編で紹介する)
無線レシーバーを装着

 車内ではS添乗員が日本から持参してきた「無線受信器とレシーバー」を私達全員に配りだした。これは観光場所において、ガイドの胸に着けた小型マイクを通して、私達が離れた場所でウロチョロしていても、ガイドの声が聞こえるようにと旅行会社が特別に用意した日本らしいハイテク機器だ。
さらには全員に毎日1本配られるよう手配したミネラルウォーターも配られる。

荘厳なアタチュルク廟

アタチュルク廟への参道、ライオンロード
 三軍兵士の衛兵が等間隔に直立不動の姿勢で立つ

 こんなことをしているうちに、今日の第一番の観光である「アタチュルク廟」に着いた。
ここはアンカラ全体を見渡せる丘にあり、トルコ共和国建国の父、「ムスタファ、ケマル、アタチュルク」を祀った霊廟である。
 アタチュルクは東欧、中近東、アフリカの一部にまで広大な領土を誇ったオスマントルコ帝国が、衰退期を迎え国家としての命運が尽きかけたときに、トルコ共和国として独立に導き初代大統領となった人だ。

ギリシャのパルテノン神殿風のアタチュルク廟
 政教分離を徹底し、数々の改革を成し遂げトルコをイスラム国の中でも唯一西欧風の近代国家に成し遂げたアタチュルクは、いまでも全国民から「トルコの父」として敬愛されている。
 私達はゲート前で先ほど車中で配られた無線レシーバーを片耳に装着した。ボリュームを調整するとガイドのラナさんの声がビンビン聞こえてくる。
レシーバーを装着した20名のシニア集団が進む、知らない人は、年が年だけに見方によっては、補聴器を付けた耳の不自由な老人の集団にも見える。補聴器がよく似合う人もいる。 A班長Kさんと。女房には見せられない!
背後には直立不動の三軍兵士が立っている。

 私達はライオンロードという参道を歩き出した。参道の両脇には紀元前2000頃トルコ中央部に大帝国を気付いたヒッタイト王国のシンボルであったライオンの石像が20m間隔で並び、その脇には陸海空三軍の兵士が衛兵として、微動だにしない直立不動の姿勢で立っている。
 皆がこの衛兵の隣に立ち記念写真を一斉に撮りだした。それでも兵士の目はじっと前方を見つめたままだ。
 参道を進むとやがて広大な広場に出た。左側に大きな柱に支えられたギリシャのパルテノン神殿を模した大理石造りの壮厳な建物が目に飛び込んできた。この中にアタチュルクの墓が納められているのだ。

この廟にも4人の衛兵が見下ろすように立っている。この廟を取り囲むようにある回廊は博物館になっており、世界各国からの贈り物や、アタチュルクが愛用した品々などが展示されている。小高い丘の上にあるこの回廊の先から眺めるアンカラ市街は絶景であった。

アンカラ城塞

城塞のゲートをくぐり旧市街をいく
 次の観光はアンカラ城塞の観光である。城の基礎になったのはローマ時代のもので、城壁は内外二重になっており、内側が7世紀にアラブの侵攻に備えてビザンツ帝国が築き、外側のものは9世紀にミカエル2世皇帝が増強したものだ。城門をくぐると旧市街でトルコの伝統的な家が隙間なく並んでいる。
 私達は両脇に民家や商店が軒を連ねるゆるい坂道を登りだした。住民が普段通りの生活をしている光景をかいま見ながら、しばし城壁の頂上へ向かってブラブラ進んでいく。

 城塞頂上への登り口付近に来ると、坂道の両脇や城門付近に住民のお婆ちゃんが手作りの土産物を並べ、たむろしている。
私達に近づき声を掛けてくるが、まだ旅が始まったばかりだ、こんなところで土産を買いこれから10日間も持ち歩く気がしない。声をかける婆ちゃんにだれも見向もせず坂道を登っていく。
 やがて東側の城壁にたどり着き、頂上への石段を登ると眼下に人口320万人のアンカラの絶景が広がった。東側には丘の斜面にすき間なく並ぶ旧市街の町。西側の丘陵には新市街が一望できる。

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アタチュルク廟 アンカラ城塞 アンカラの展望 アンカラの展望

 アナトリア文明博物館

 しばしシャッタータイムでアンカラ市の眺望を楽しむと、次の観光はアンカラ市内観光最後となる「アナトリア文明博物館」である。
博物館前のローマ時代の大理石像 すべて首がない
 博物館は、城塞がある丘の下にあり、今度は来るときとは逆にゆるい坂道を歩きながら下って行くと、15分ほどで博物館入場ゲートに着いてしまった。  
 私達は再びバックからレシーバーを取り出し耳に装着した。館内に入ると世界各国の観光客で溢れかえっており、展示物の前ではトルコ人ガイドが話す英語、ドイツ語、フランス語、日本語が入り混じり騒音状態である。
 騒音渦巻く館内にもかかわらず、私達だけは無線を通して耳に装着したレシーバーからガイドのラナ女史の説明がはっきり聞こえてくる。文明の力に少しだが日本人として優越感に浸れる瞬間だ。
 人類最古の集落遺跡で出土した地母神

 館内の展示物はすべてアナトリアからの出土品で、(注・アナトリアとはユーラシア大陸が地中海とエーゲ海に突き出したトルコのアジア側部分をいう。)回廊に沿って年代順に見学できる仕組みになっている。
 ヒッタイト王国時代(紀元前2000年頃にアナトリアに移住したインド・ヨーロッパ語系の民族が築いた帝国で、すぐれた騎馬技術と鉄器の使用で大帝国を築き、エジプトのラムセス2世が率いる軍隊と交戦するなどした古代国家)の遺物が中心展示物だ。
 入口を入って右側の人類最古の集落といわれ、紀元前6000年ごろの復元されたチャタル・ホック遺跡の家屋から見学スタートしていく。この集落で出土した世界的に有名な「地母神の座像」が展示されているコーナーは黒山の人だかりだ。

紀元前2000頃ヒッタイトの浮き彫りの戦士
 紀元前5300年頃の土器の発明〜紀元前3000年頃の青銅器時代へと年代順に館内を進んでいく。
 アッシリア時代(紀元前2000年)に来ると、繊細で優美でありながら、実用的にも優れている土器のコーナー。粘土板にはくさび形の象形文字が見られるのがこの時代の特徴だ。なんと言っても圧巻はやはりヒッタイト時代の出土品で、見事な浮き彫りの粘土板や戦士像、さらには石像や石棺など、しばし時間を忘れるほどだ。
象形文字が彫られた戦士像

 紀元前2000前にもかかわらず文化の高さに圧倒される。最後のコーナーはギリシャ・ローマ時代の大理石の彫像や出土品となっている。さすが世界的にも貴重なものばかりを集めた世界に誇る博物館だ。
 ユーラシア大陸が「石の文化」であるのに対し、日本は「木の文化」なので、こんな何千年もの遺跡文化が存在しない。何千年もの時を経た石の文化に圧倒されるばかりだ。
 歴史や考古学に興味のあるものとってはじっくり時間をかけて見学したいところだ。残念ながら昼食タイムということで予約しているレストランに向かうことにした。

ランチを前にして宴会モードだ

 官庁街を走り抜けると、バスはアンカラ駅(鉄道)に併設されているレストンに横付けされた。ホーム側に用意された席に座り、食事を前に全員に飲み物の希望を聞くと圧倒的にビールだ。
レストランからアンカラ駅のホームに出る
 今日が実質的な観光初日である。
景気づけのため、私は旅の世話役として旅行会社から預かった小遣いを使い、ビールを20本、赤白ワイン各1本を注文することにした。それにしても飲み物代が高い!ビールの小瓶(360ml)1本が7リラ(1リラ63〜65円))もする。
 トルコの物価は約日本の半分程度と聞いていたので、日本の物価に換算し直すとビール1本が900円もすることになる。あまりにも暴利ではないか。

ランチを前にして乾杯!他の客がびっくりしてた
 食事を前に全員でカンパ〜イの大声で気勢を上げると、他の席に座っているトルコ人客が驚いて好奇の視線を浴びせてくる。ランチを前にして昼から宴会モード突入だ。
 トマト風味のスープが運ばれてきたが、ひどい味で、まるっきり塩味が無い!何だ!この味はという声があちこちから上がる。期待はずれの味だったが、ここでもパンだけは美味い。テーブルの上に置かれたパンはすぐ無くなり、何度もお代りするほどだ。ちなみにランチメニューはスープ、味付きライス、ポテトパイ、肉の炒め物、とデザートだ。

世界自然遺産カッパドキアへ

樹木がない大地をバスはひた走る

 昼食を済ますと、いよいよトルコの旅メイン観光地の一つで奇岩が林立することで世界的に有名な「カッパドキア」えの移動である。
車窓からはアンカラ近郊の農村風景
 ほろ酔い機嫌の私達を乗せたバスは一路、アナトリア(トルコのアジア側)中央部の大地を走りだした。目的地まではおよそ4時間〜5時間の距離である。
皆シニアでトイレも近くなっている。加えてビールも飲んだ、トイレ休息を多めに入れながら整備された道路をバスは快適にひた走る。さすがバス大国だ!都市間を結ぶ大型バスがひっきりなしに往来してる。

 車窓の外は、走り出して1時間ほどは緑に囲まれた農村風景が広がっていたが、やがて緑ががまったく無くなった。樹木が1本もない丘陵地が延々とつづく

奇妙なことに樹木が1本もない。見渡す限り、刈り入れが終わった小麦畑と褐色の丘陵地が延々と続く。
 日本大好きトルコ人ガイド「ラナ」女史が言うことには、農耕定住民族の日本と違い、トルコ人のルーツは遊牧民族だったので、木を伐採して丸裸になると植樹することなく、次の緑がある土地へ移動を繰り返しているうち、樹木が無くなってしまったとのことだ。もっともらしく聞こえるが本当かどうか??
バスの中では、旅仲間が日本から持ち込んだ「菓子や珍味」が次から次へと配られてくる。まるで子供の遠足だ。こんな調子で毎日その気になって食べていたら豚になってしまう。

トゥズ塩湖で休息

見渡すかぎり真っ白、干上がったトゥズ塩湖
 大きな湖が車窓の外に現れては消えるようになってきた。このエリアは乾燥した大地かと思ったが意外なことに湖が多いようだ。
 やがてバス前方が茶色から真っ白な大地へと変わった。湖が干上がったトゥズ湖という塩湖だ。
ここで見学をかねトイレ休息である。ビールを飲んだせいで、皆待ちかねたようにトイレへ駆け込む。
 トルコの公衆トイレはどこも有料になっている。入口に受付があり0・5リラ(日本円換算32円)を払って用を足すのだが、すべて水洗で清潔に手入れされており、なかなか快適だ。これは予想外のことで、私達全員がトルコ国民の清潔好きを見直すことになった。(トイレ談義は別な編で紹介する)
土産物店が両脇に立ち並ぶ狭い坂道を下ると、目の前一杯に白い大地が広がった。日本では見ることのできない塩湖だ。全員で記念写真を撮ると、再びバスは走り出した。
カッパドキアの奇岩群が見えだした

 すると添乗員のS女史より、カッパドキアで明後日に乗る予定だった熱気球を「天候と風が安定しているので予定を変更して明日の早朝にしたい!いいですか!」との旅程変更のアナウンスが入る。だれも文句なしにOKだ。
 薄暗くなりだした車窓の外にはカッパドキアの奇岩群が広がりだした。あと間もなくで到着だ!時刻は5時を過ぎ、夕日をあびながらカッパドキアのど真ん中ギョレメ宿泊地のリゾートホテルに着いた。

昼、夕、夜と1日3回も宴会だ!

ホテルのレストランで本日2回目の乾杯
 チェックインを済ませると、
一服する間もなく夕食である。
6時過ぎからホテルレストランでバイキングによる夕食が始まった。
 これから旅行期間中、夕食時における飲み物代は全て無料(私が預かっている別途財源で支払いする)にするつもりである。それぞれから飲み物の希望をとると乾杯で食事が始まった。昼に引き続き今日2回目の宴会モード突入だ。
 今回の旅仲間は数名を除いて、男女ともアルコールがいける人が多い。特に男性のJ氏、二人のO氏、E氏にI氏などは目を細め美味しそうに飲んでいる。K氏はこまめに私達の写真を撮ってくれている。私も飲み物手配を終えると、本格的に仲間入りだ。
部屋に引きあげ3回目の乾杯!アル中だ!

 賑やかな夕食を2時間ほどで終え部屋に戻ったが、今度はJ氏の部屋で2次会をするという。
疲れているのに、酔いに任せてテンションが高くなっているのか、なかなか終わらない。
 明朝は熱気球に乗るといくことで5時起床の6時ホテル出発になっている。早めに就寝なければならぬのに!
1日に昼、夕、夜と3回飲み会が続く!これから毎日こんな調子で身体が持つのか!・・・・・

 旅2日目・首都アンカラ〜奇岩が林立するカッパドキアにやって来た!編 終わり

旅の3日目・熱気球に乗ってカッパドキアの空へ、
              感動の絶景に高所恐怖症も吹き飛んだ!編へ つづく