その3 世界遺産「武陵源」の袁家界風景区・天子山自然保護区を行く 

世界遺産 中国仙境・山水画街道を行く



(旅の3日目 世界遺産「武陵源」内の「十里画廊・袁家界」)

                              旅3日目の朝を迎えた武陵源のホテル
 旅3日目の朝を世界遺産「武陵源」内にある琵琶渓谷のリゾートホテルで目覚めた。武陵源観光はさらに2連泊して歩き回ることになっており、ホテル出発はゆったり時間の9時である。
 出発30分ほど前にロビーに行くと、私達以外の20名ほどの日本人グループが談笑している。ソファーに座ると、日本人グループの老男性が話しかけてきた。 大分の日中友好団体のグループで毎年中国旅行に来ており、今回は5泊6日で張家界と鳳凰古城を観光するとのことだった。
 この張家界はあまり日本では知られた観光地ではない。さすが日中友好団体だけに、よくぞここまで来たという思いで感心したが、逆に向こうの方が、私達が15日間もあちこち歩き回ると言うと驚いていた。  
                             朝靄に煙る幻想的な渓谷をバスは走る

 朝霧が立ちこめ幻想的な景観がつづく渓谷の道をバスは走り出した。午前最初の観光である「十里画廊」に行くためには、専用シャトルバスに乗り換え移動しなければならない。
 シャトルバスが待機している索渓峪の入山ゲートにむけて、のどかな桃源郷のような道路を走っている時、とんでもない事を目撃してしまった。 何と!私たちが乗ったバスの前方を走っていたRV車が、少数民族の集落を通り過ぎようとした時、道路に飛び出してきた農婦を跳ね飛ばしてしまったのである。バスの前方席に座った私が見ている目前で、アッと思った瞬間の出来事だった。
 RV車が急ブレーキをかける間もなく、ドーンという音とともに老婦が大きく空に飛び上がった!。 道路に叩きつけられ横たわった老婦はピクリともしない即死である!。
 とんでもない場面を見てしまいバス中大騒ぎなのだが、バスの運ちゃんこんな事に慣れているのか、ちょっと停車しただけで平然と走り出したのである。 おそらく警察が来ると事情聴取などに時間をとられてしまい、私たち観光客に迷惑が掛かると考え、「君子危うき近寄らず」で逃げるように走り出したのであろう。
                            続々と韓国人観光客が土産物店街を進む

 事故のショックを忘れさせるため、スルーガイドの李女史による即席中国語講座が始まった!車内は何事も無かったかのようにワイワイ賑やかになりだした。やがてバスはシャトルバスが待機している入山ゲート前の土産物街に停車した。 
 バスを降り、入山ゲートに向かって、何百メートルも続く土産物店が立ち並ぶアーケードを歩だすと、韓国人観光客が後ろから続々とやって来る。土産物店の店員も私達を韓国人と思い込み、韓国語で売り込みを掛けて来るではないか!。


 景勝区への入山ゲートでは、昨日「張家界森林公園」のゲートで作成した、指紋登録済みの入場カードを機器に通し、同時に親指をTV画面のような機器に押し付けて、指紋照合のチェックを受けてゲートを通ることになっている。

 ここで面白いことが起きた! 旅仲間のH夫妻がイタズラ心を起こし、夫婦の入山カードをわざと交換して、入場ゲートを通り抜けることができるか挑戦してみたのだ! 当然のごとくカードに登録した指紋のチェックが機能していれば、カードと指紋の不一致でゲートが開かないはず! ところが何と!何の問題もなしにゲートが
開き、通り抜けてしまったのである!       朝靄に煙る「武陵源」の十里画廊風景区


 昨日はカードの指紋登録という時代の先端をいくハイテク技術に、中国もここまで技術的に進歩したかと感心したのだが、これはいったいどういうことだ?
中国のハイテク技術を観光客向に誇るためのセレモニーで、何の機能も意味もない指紋カードだったのか! 

 事前にH夫妻から「カードを交換したら、どうなるか挑戦してみる」と聞いていた私達は、ゲートを通り抜けたところで全員が大笑いした。 
 ゲート職員が大笑いをはじめた私達を見て意味が分からず、びっくりしているではないか!


 シャトルバスは「十里画廊」という景勝   十里画廊の渓谷、整備された遊歩道がつづ
区に着いた。 呼んで字のごとく十里(約5キロ、中国の1里は約500m)にわたって渓谷に、峰・松・渓の見せる山水画に描かれた世界がまるで画廊のように続くのだ。

 相変わらずの人混みでごった返す片道5kmほどの遊歩道を歩き出すと、「賓客を迎える老人」「人指し指峰」「にわとり松」「山姉妹」等々、さまざまな名前が付けられた峰が姿を現す。
 薄く朝靄のような霞がかかり幻想的な雰囲気だ。

 次から次へと目に入ってくる景観に魅せられ、カメラのシャッターを押し続けながら歩いているうちに、いつの間にか5Kmを歩き、不思議な景観が広がる折り返し点に着いた。

 折り返し点には少数民族が経営する5店ほどの小さな観光売店があり、そのいずれもの店に不釣合いなほど大きいハングル文字の看板を軒下に掲げている。 ミネラルウォーターを買うべく店先に行くと、店主がアンニョンハセヨと韓国語で挨拶してくるではないか。 私達は日本人だ!というとビックリした表情をしている。 さすがにこの十里画廊景勝区までは、ほとんど日本人が来ないようだ!彼ら少数民族にとって韓国人も日本人も同じみたいなものなのだろう。

ユネスコ世界遺産武陵源の朝霧に煙る「十里画廊」の奇峰
武陵源「十里画廊」の奇峰クリックすると画像が拡大 武陵源「十里画廊」の奇峰クリックすると画像が拡大 武陵源「十里画廊」の奇峰クリックすると画像が拡大
武陵源「十里画廊」の奇峰クリックすると拡大画像になります 武陵源「十里画廊」の奇峰クリックすると拡大画像になります 武陵源「十里画廊」の奇峰クリックすると拡大画像になります



(旅の3日目 世界遺産「武陵源」内の「袁家界風景区」)
                                 袁家界・世界一の高さのエレベーター
次の観光は、張家界の深部にある景勝区で、最後に発見された仙境「袁家界風景区」に向かう。バスは岩山に囲まれた道をしばらく走ると、谷底の小さな駐車場に停まった。
 ここには3年前に完成したばかりの、崖に張り付いた世界一の高さ(326m)を誇るエレベーターがある。 
 このエレベーターで「袁家界峰」の稜線まで昇り、絶壁を開削してつくられた遊歩道を歩くのである。
 谷底のバス停から世界一のエレベータ乗り場まで、百数十段ほどの急峻な石段を登っていくと、エレベーター乗り場前の展望台に出る。目の前に奇峰の絶景が広がった!「集まる将軍達」という奇峰だ!。 
 しばしカメラのシャッターを押しつつ呼吸を整え、エレベータに乗り込むべく、切り立った絶壁をくりぬいたトンネルの中に足を進めた。
 冷気が押し寄せる長いトンネル内の道をしばし歩く!やがてエレベーターが見え乗り込むと何と!足元からガラス張りのエレベーターではないか! 昇り始めたら足元のガラス越しに千尋の谷と奇峰・石柱が目に飛び込んで来た。まさに絶景なのだが、足元が薄気味悪く歓声とも悲鳴ともつかぬ声が上がる。おまけに中国のエレベーターである、定期点検しているのかどうか極めて怪しいのだ!
                                                         エレベーター前展望台から「集まる将軍達」
 袁家界の稜線に広がる狭い遊歩道にエレベーターから降り立った。
 しばらく台上の平坦な遊歩道を歩き、土家(トーチャ)族の観光売店が集まった休息ポイントでトイレを済ませると、絶壁に張り付いたような石段の道を下り始める。
 狭い道の左側には、千尋の谷から湧き上がり天地を結ぶような石柱が見渡す限り続き、正に仙境とはこのようなものだという景観だ。
 要所々に設けられた見晴台から見渡す不思議な世界に、全員から「すごい」のため息がもれる。 視界前方180度に広がる絶景パノラマに夢中になってカメラを構えるのだが、残念なことにカメラレンズに入り切らない。カメラファンでなくともシャッターを閉じるのが惜しいほど。
 さまざまな名前が付けられた奇峰や石柱を見ながら1時間半ほど歩き、稜線の台地上にある観光レストランで遅めの昼食となった。


 ユネスコ世界遺産「武陵源」の袁家界風景区、山頂の遊歩道から撮影(霞がかかりボケ気味)

山水の世界武陵源「袁家界」クリックすると画像が拡大 山水の世界武陵源「袁家界」クリックすると画像が拡大 山水の世界武陵源「袁家界」クリックすると画像が拡大

(旅の3日目 世界遺産「武陵源」を代表する「天子山風景区」)

 
                       少数民族のオバちゃんがずらり並び売り込み攻勢

 昼食後はレストラン前まで迎えに来たバスに乗り、武陵源を代表する景観の「天子山自然保護区」に向かった。
天子山は「水八百、峰三千」といわれるほど、奇峰景観を楽しむことのできる風景区で、「賀龍公園」「雲青台」「玉筆峰」「神堂湾」など幾つもの景観ポイントがある。
 最初の景観ポイント「賀龍公園」には、バス駐車場からしばらく歩いていくのだが、山頂の遊歩道脇には少数民族の農家のおばちゃんが何百メートルも並び、竹皿に盛った「皮を剥いた焼き栗」を10元(150円)10元と連呼しながら観光客に売り込みをかけてくる。


 売り込みをやり過ごし、森林の中の遊歩道を歩いていくと、彼方から太鼓の音と「アリラン」の音楽が聞こえてくる、歩みを進めると公衆トイレが   アリランを踊りチップをバラまく韓国人団体
ある場所に出た。ここで小休止を兼ねたトイレタイムとなった。
 トイレ前には少数民族の小さな売店が1軒あり、売店前に雨よけシートが張られ、そこで少数民族が音楽を流し民族舞踊を観光客に見せるステージがある。

 そこで何と!韓国人観光客の団体が少数民族の太鼓を叩き、カセットから流れる大音響の「アリラン」の音楽に合わせ、大騒ぎしながら踊っているいるではないか!。
 踊る者、手拍子をとりながら歌う者、太鼓を叩く者、ドンチャン騒ぎで、ステージ前の遊歩道を通り過ぎていく中国人観光客がビックリして苦笑している。
                                  夢中ななって踊る韓国人団体

 トイレタイムの休息の間、しばし踊りを見ていると何と!何人かの韓国人が手に1000ウォン(130円)の札束を握りながら踊っている者までいる。 一曲歌い踊り終わると少数民族の踊り手に何枚かチップを渡し、再び韓国音楽を流させ踊りだすのである。
 いやがる少数民族の踊り子にまで手を引っ張り一緒に踊れと誘っている。チップをバラまきながら陶酔の境地で踊っている中年男までいるではないか。
 かって日本人も東南アジアの観光地で「札びら」を切り「ひんしゅく」を買ったが、経済発展とともに日本人があゆんだ同じ道を、韓国人が歩んでいるではないか!。
 ここは世界遺産の国立公園なのである!世界中から訪れる大勢の観光客の前で、品位がないというか、下品というか、成金丸出しで大騒ぎする、傍若無人な韓国人観光客に対し、軽蔑の思いが湧き上がってくる。
                                 世界遺産「武陵源」天子山、賀龍公園
 トイレを済ませ、再び歩き出し森林を抜け「賀龍公園」と書かれた、公園の中に入っていくと目の前に「峰三千」といわれる、奇峰・石柱が天に向かって伸びる景観が広がった。
 なかでも「御筆峰」といわれる景観は圧巻で、筆のような石峰が雲海に林立している景色に声を呑む! 世界遺産「張家界」を代表する景勝ポイントということで、展望台まで下りて行く遊歩道は人混みでごった返し、身動きできないほどだ!


 やっとたどり着いた展望台のカメラシャッターポイントには、カメラファンには許せない面白い商売が繁盛していた。 景観を背景に自分自身やカップルで記念写真を撮りたい人のために、カメラのシャッターを押してやる商売なのである。
 展望台で一番景観がよく、カメラのシャッターを押したくなる場所に、梯子の踏み台を持ち込み、縄張り占有してしまい、 私達がそのシャッターポイントに行ってカメラを構えると、カメラの前に立ち撮影の邪魔をしながら、1元(15円)、1元と言い寄ってくる。
 1元払ってやると、カメラを取り上げ踏み台の上に立ち、見下ろすような形で絶景を背景にしてシャッターを押してくれのである。                            
 シャッターをただ押すだけの、 実に迷惑この上ない珍商売なのだが、かなりの中国人観光客が列を作って順番待ちをしている。結局私も1元払ってシャッターを押してもらった。


 次は、あまり観光客が行かない「隠れ仙境」のような景観区に、ガイドが案内してくれることになっている。先ほどの道をいったん駐車場まで戻り始めたところ何と!さきほどの踊る韓国人の団体が、1時間近くたっても、まだ大騒ぎ歌い踊っているではないか!。 いったい観光に来たのか、踊りに来たのか?・・・
 「天子山・賀龍公園」が遠望できる、大きな渓谷の反対側に私達は案内された。 ここまで来ると、あれほどの人混みがうそのように消え、観光客は私達日本人だけとなった。 
 バス道路から渓谷の下の方にある展望台まで、かなり距離がある。
 朝から歩きどうしでかなり疲れてきた、重い足を踏みしめ道路わきから絶壁にへばりつくような石段を下り始めた。 杖をつきつつ何百段も下っていくのだが、帰りのことを思うとゾッとする!下った分だけ登らなければならないのだ!。

                                  天子山西海地区、「神堂湾」奇峰

 やがて大きく展望が開けた場所に出た!「神堂湾」という名前の景勝ポイントで、眼下に広がる奇峰・怪石と松・霞がかかった深い幽谷、仙人が住まう世界そのものだ。
 しばしシャッターを押し続け、次の絶景ポイントに移動するべく、下ってきた石段を戻り始めた。 足ががくがくして力が入らない、杖をたよりにヨタヨタ何とかバス道路に出た。
 「SSN歩こう会」の会員にも係わらず、今年はあまり行事に参加しなかったせいか、足腰がだらしないぐらい弱ってる!もっと真面目に参加せねば・・・。

 時刻はすでに夕刻16時半を過ぎている、疲れ果て観光を終えホテルに帰りたい気もしたが、若い少数民族の女性現地ガイドがもう一箇所の展望台に案内してあげると言う。 「せっかく日本からここまで来たのです!行きましょ」と言いながらバス道路を歩き始める。 
 私たちも重い足を引きずり彼女の後を着いていくと、また道路から崖下に向かって伸びる石段を下り始めた。下ること数百段「点将台」という名前の景勝ポイントに着いた。夕暮れに森霞がかかり、まさに水墨画の世界そのもの、しばし疲れも忘れるひとときだ。

                             天子山西海地区、「点将台」からの景観

 今日の観光は全て終え、再び息も絶え絶え下ってきた石段を登りバス道路に戻る。 1キロほど歩き、帰りのロープウェイ乗り場まで運んでくれるシャトルバスが待機している駐車場に、やっと着くことができた。
 待機していた40名ほどが乗れるバスに乗り込むと、車内は私達日本人だけである。座席は窓側に横座りする長いベンチ式(地下鉄の座席タイプ)で、私達は前方の運転席に近いほうから座った。 
 バスはある程度の人数が乗車するまで発車しないようだ。 次々と何組かのグループが乗り込んできたが、まだ発車しようとしない! 私たちがいつ発車        天子山ロープウエイ近くの景観
するのだろうと運転手の動作を何気なくみていると何と!運ちゃんとんでもない事を平然とやった! 運転席脇の車内床に向かって、カッーと喉を鳴らして痰を吐いたのである。
 それを見ていた私達旅仲間がビックリし、「あれぇ〜汚い」驚きと非難の大声を上げた。まさに信じられない!である。

 いま、中国は「北京オリンピック」と「上海万博」をひかえ、外国人観光客が中国の現状を見てショック死せぬよう、国を挙げて美化運動に取り組んでいる真っ最中なのである。
 なかでも悠久5000年の歴史で、
民族に浸み込んだ「唾、痰をところかまわず吐き捨てる」悪しき慣習
を止めさせるため、政府は躍起になっているのだ。
 街中に「唾痰を吐くな!」と書かれた掲示板を掲げ、繁華街や公園には監視員を配置し「唾、痰を吐き捨てた者」から、その場で容赦なく罰金を徴収しているのである。
 さらには世界に名だたる「ニーハオ・トイレ」の改修など、国を挙げての美化運動の真っ最中に、国立公園内のこのシャトルバスの運転手は、あろうことか外国人も乗るバスの中で、何たることを・・・・・                     天子山自然保護区の奇岩・石柱


 私は今まで、中国旅行で何度もこのような場面を経験している、旅仲間が大声を上げるほど驚きはしなかったが、それでも腹が立った! 運転手に聞こえるように中国語で言った!「汚いではないか!車内だぞ!」 運転手は振り返り、ジロッと一べつ平然と無視された!。
 ところが、このショッキングな場面を見ていたのは、私達日本人だけではなかった! 香港人らしき、あか抜けした中年男性が運ちゃんに向かって猛烈な抗議を始めたのだ!。
 外国人が乗っているのに恥ずかしい場面を見られ、我慢できなくなったのだろう。二人で言い争いが始まった! 面子がつぶれた運転手がくってかかる、今にも殴り合いがはじまりそうである。 とうとう、もう一人の乗客が香港人の加勢に加わり運転手の分が悪くなった!運転手は無視を決め込み沈黙してしまった。 絶対に謝ることをしないのが中華民族の特徴なのである。
 車内の乗客から「早くバスを出せ!」のブーイングを浴びせられ、言い争いも途中のままバスは動き出した。

                          天子山ロープウエイで渓谷の下まで降りる
 天子山を全長2100m、標高差700mのロープウエイで、飛ぶようなスピードで峰々の間をぬって麓に降りた。
 ここから再びバスに乗り、今日から2連泊する張家界市郊外のホテル街にむけ走る。
 バスの車内では日本人だけの乗車にも係わらず、設置されたTVで韓国音楽の番組を大音量で流している。外国人で一番多い観光客である韓国人パワーの威力だろうか!張家界公園の案内板・標識・売店にはハングル文字で溢れている。
 数年前まで中国における外国人観光客で一番多かったのは日本人だったが、観光地の案内板や標識に日本語表示は、それほどされていなかった。中国の韓国に対する近親間の違いなのか??。
午後6時半ホテルに到着、シャワーを浴びる間もなく夕食が始まった。話題は当然!運ちゃんの痰吐き捨てになるのだが・・・ みんな疲れ果て会話が盛り上がらない、食事もそこそこにシャワーを浴び眠りに着いた。

            旅その4 世界遺産「武陵源」の巨大な鍾乳洞を歩くへ つづく
 
      ( 旅 3日目の出費)
        
      ミネラルウォーター 4本 9元 (135円)
      夕食ビール     1本 20元(300円)
      カメラシャッター賃    1元 (15円)
        ______________________
            合計     30元(450円)   (3日間の累計 186元2790円)