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左:すのこ状になった水を受ける茶盤(ちゃばん)に茶海のお茶を捨てます。コレコレ!1煎目は捨てるというのは興味深いですよね。

右:茶壷にお湯を注いで2煎目を淹れます。フタをして蒸らすために温度が下がらないように茶壷にお湯を注ぎます。茶器に直接お湯を注ぐというのも面白いですね。



左:小さな画像でわかりにくいかもしれませんが、蒸らしている間にグングン茶葉が開いてきました。これだけの大きい葉が千切れたりせずにあれだけ小さくよれるなんて。素晴らしい手仕事です。

右:十分に葉が開いたら、茶海にお茶をあけます。紅茶のように1煎目だけを飲むわけではなく、同じ茶葉で何煎も淹れるので茶葉は捨てません。



左:茶海のお茶を聞香杯に注ぎます。聞香杯とは縦長の茶器で、お茶の香りを嗅ぐための物。さて冬片の香りはどうかというと・・・なんと!不思議なことにココナッツの香りがするんです! その土地の土壌、日光、気温などさまざまな条件が影響するのでしょうか。紅茶もなぜかミントような香りのするウヴァがありますが、本当に不思議ですね。

右:聞香杯にさかさまの茶杯を重ね・・・



左:ひょいっとひっくり返して、茶杯にお茶を移します。これは何か意味があるのかな。でも中国茶ってパフォーマンスとして見るのも面白いかも。
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