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取材No.01:2008/07/12

会員制の天ぷら屋さんということで、会員以外行けないところを掲載してもしょうがないかなと思い掲載を控えていたのですが、どういうところなのか興味のある方もいらっしゃるのではないかと思い、ブログではなくこっちの方のメインサイトに掲載することにしてみました。

泉崎にあった頃は知る人ぞ知るといった感じでしたが、装いも新たに天久に移転してからはメディアで紹介されることも多く、気になっている人も多いかもしれません。
会員制とはいっても敷居は全然高くなく、会員になるにはオフィシャルサイトにもあるように会員の紹介か、サイト経由でご自己申請します。
入会金5,000円+年会費5,000円で合計1万円というのもお安いし、ホテルなどの会員よりははるかに低い敷居ですので、どなたでもチャンスはあるのではないでしょうか。

とはいえ、お若いうちは会員になるほどでは無いかなという気もします。
天ぷらは言うに及ばず確かに美味しいのですが、それよりも天久テラスを利用するメリットはずばり『接待』にこそあると思います。

広大な敷地に立つ天久テラスは、『お店』ではなくすこぶる豪華な『一軒家』というハウスレストラン。
中はVIPルームやラウンジなどが1階2階にいくつか用意され、天ぷら屋さんというよりは、洒落た隠れ家のようなクラブという趣です。
中庭にはプールもあり、ラウンジにはピアノ(たまにオーナー自ら演奏)。おおよそ天ぷら屋さんには似つかわしくなく、その特異な作りはまさに『接待』向きと言えます。

そんなわけで家族で天ぷらを楽しむ他に、大事なゲストを接待する機会の多い方などが最も使い勝手があるように思えます。
普通の方は会員さんに連れて行ってもらうのが一番いいかもですね。

と、前置きが長くなりましたが、画像で美味しい天ぷらをご紹介します。
雰囲気的にパシャパシャと写真を撮るのをはばかれたので、どうしようもない画像になっていますがご容赦ください。

さて天ぷら屋さんではありますが、お店は和食店の作りではなく、ホテルのラウンジのようなテーブル席。
料理は天ぷらコースの1種類しかなく、これにはソフトドリンク+ビール、泡盛などいくつかのアルコール類の飲み放題が付いてきます。
もしコース料理で物足りない場合は、単品で追加もできます。
また時間制限もあり、2時間を越すと延長料金がかかります。ちょっと変わったシステムなのでお気に召さない方もいらっしゃるかもしれませんが、アルコールの飲み放題ということもあり、制限を設けるほうがひどい酔客も出ずに良い雰囲気を保てるのでしょう。

最初にサーブされたのはバゲットとディップ。フラッシュに気が引けてフラッシュ無しで撮ったらこのザマです。見苦しくてすみません。
しかし、このディップがすごく美味しかった。
マヨネーズベースだとは思うのですが、ニンニクが効いていて、なんとなく焼肉のタレのような味もして・・・。
同行の友人いわく、『マヨネーズに牛角の塩ダレを混ぜたみたい!』と申しておりました。イメージとしてはそんな感じかも。
パンだけではなく、揚げ物にもよく合いそうでした。チキン南蛮とかにすごく良さそう。



左:メモを取り忘れた上に時間が経ってしまったので、すっかり海老の種類を失念してしまいました。ボタン海老(?)の天ぷら。頭は唐揚げでさっくり。

右:カジキの淡雪のせ。ちょっと変わったこの淡雪。氷のような泡立てた卵白のような。目の前でみるみる溶けていくので、すぐにいただきました。



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