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取材No.03:2008/07/12

メニューには載っていませんが、ランチやディナーは事前に予約をするとコースで用意していただけるとのことで、さっそくランチを予約して行って来ました。
沖縄県内で英国料理をいただけるお店を他に知らないので、いつもの食いしん坊仲間とワクワク気分で北部へ。



左:赤ピーマンの冷製スープ。サラサラではなくトロリとした食感で、赤ピーマンの個性がかなりしっかりと。有名なじゃがいもの冷製スープ『ビシソワーズ』を赤ピーマンに置き換えたような感じです。
片手取っ手の付いた銀器にガラスのカップも素敵。

右:アイルランドのパン、2種類。見た目もちょっと変わっているのですが、なんとこれ発酵無しで作るソーダブレッドというものなんだそうです。ソーダ、つまりベーキングソーダ(重曹)を使って生地を膨らませているのだとか。とても目の細かいしっとりしたパンで、素朴な味がしました。



左:イギリスの伝統料理。コテージパイ。いやぁ、美味しいですね! これは日本人の口にもよく合います。挽肉や玉ねぎをトマト缶などを使って調味料で味付けし、その上にマッシュドポテトを乗せて、オーブンで軽く焦げ目がつくまで焼いて出来上がり。
本来は羊の肉を使って作るシェパードパイというものがあるのですが、イギリスでも羊肉より牛肉で作ることが多いようで、その場合はコテージパイと言うのだそうです。

右:デザートは、プラムのクランブル。甘酸っぱくてスモモのような感じのフルーツですね。これにクランブルでフタをして、オーブンで焼いたものだそうです。
バニラアイスがスプーンの上に乗ってサーブされたのですが、画像はそのアイスを熱々のクランブルに置いたところ。余熱でアイスがとろりと溶け、プラムと一緒にいただきます。



もちろん最後は紅茶で締めくくりです。
美味しいランチをいただき、食後に温かい紅茶。外はまだまだ暑かったけれど、温かい紅茶を飲むとすうっと汗が引いていくようで。そんな夏の日の午後でした。
今度はぜひディナーもいただきたいです。
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