中1・2年英語           戻る

 私たちが日本語を自然に使えるのは、お互い、聞いたり話したりしながら身についていったかと思います。日本語と英語と比べると、日本語のほうが難しいと言われています。
 日本語で「ぼく」「わたし」「おれ」、「あなた」「きみ」「おまえ」など多くの単語があり、相手によって使い分けしていますが、英語では、ほとんどYouで解決できます。外国の人が日本に来て、まず、このYou(私とあなた)の使い分けで戸惑うそうです。
「日本語ができるなら英語もできる」自信をもって、前向きに学習していきましょう。

 

 本ページではコメントを書いていますが、そうした理屈(文法)より、まず何度も声に出し、自然に英語を体得することを勧めます。
 例えば [I am 私は~です] [You are あなたは~です] [He is 彼は~です] [She is 彼女~です] [We are我々は~です] [They are彼らは~です]をなんども繰り返すことで、英語力は必ずアップすると思います。【例文】をあげていますので、しっかり声を出し、数回読んでみましょう。

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        目 次

  (※1~5までは本ページで学習します)
 
 1. be動詞と一般動詞

 2. 肯定文・否定文、疑問文、命令文、感嘆文 

 3. 疑問詞 

 4. 三人称単数の “-s” (三単現)

 5. 現在形、過去形、進行形、未来形
  現在形、過去形、進行形活用表

 6. 助動詞(can, will, must, may, should, shall, would, could)

 7. 比較級・最上級
      比較/最上級活用表
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1. be動詞と一般動詞
 基本の使い方をマスターしておかないと後々ついて行けなくなるので、
しっかりおさえておきましょう。
動詞にはbe動詞(is, am, are:〜です、〜がある・いる)と
一般動詞
(be動詞以外の動詞)があります。
 

● 動詞はbe動詞と一般動詞の2種類
● 動詞は主語のすぐ後ろに置く 
【例文】を読んで身につけよう

(A)be動詞

be動詞には3種類、”am”、”are”、”is” があります。
私は ~です。「私」と「です」をつなぐ “=”(イコール)のようなものです
主語が “I” なら “am” 、”you” we, theyなどは “are” を使います。
”it, he, she” などでは “is” を使います。

【例文】  【例文】を何度も読んで身につけよう‼

● I am ten years old.(私は10歳です)
  
I とten years old を amがつないでいます。
● You are my friend.(あなたは私の友だちです)
  Youとmy friendを are でつないでいます。
● It is my car.(それは私の車です)
  isがItとmy car をつないでいます。It = my car

● He is a student.(彼は学生です)
● She is a student.(彼女は学生です)
 
● My sister is a student.(私の妹は学生です)
● We are students.(私たちは学生です)
● They are students.(彼らは学生です)

 

(B)一般動詞

be動詞以外の動詞が一般動詞です。
三人称単数現在の場合には “-s” がつきます。
一般動詞も基本的には主語のすぐ後ろに置かれます。
 

【例文】

● I eat breakfast every day.(私は毎日朝食を食べます)
● He goes to bed before midnight.(彼は12時前に寝ます)
● They sing very well.(彼らは歌が上手い)
   You sing  He sings  
   Tom and Jane sing(Theyに置き換えるといいですね)

 基本的に一つの文章の中に動詞は一つなので、be動詞と一般動詞を
同時に使うことはできません。
(例えば “I am eat breakfast every day.” “am”がbe動詞、”eat”が一般動詞)
など使えません。


2. 肯定文・否定文、疑問文、命令文、感嘆文
(A)肯定文

「〜です、〜である」を表すシンプルな文章です。
日本語と違い、「主語+動詞+補語・目的語」という順番になります。

【例文】

● I am a teacher.(私は教師です)
● I like dogs.(私は犬が好きです)

 

(B)否定文

「〜ではない、〜しない」を表します。
be動詞の場合はbe動詞の後ろに “not” を付け、
一般動詞の場合には “don’t (=do not)” や “doesn’t (=does not)”、
”didn’t (=did not)” を一般動詞の前に入れます。

主語が “I” や “you” もしくは複数の場合は “don’t”、
それ以外の単数の場合には “doesn’t” を使い、
過去形の場合には単数・複数に関わらず “didn’t” が使われます。

【覚えておこう】

● be動詞の場合はbe動詞の後ろに”not”を
● 一般動詞は”don’t” や “doesn’t”、”didn’t” を一般動詞の前に
● 主語が “I” や “you” もしくは複数の場合は “don’t”、それ以外は”doesn’t”
● 過去形の場合には単数・複数に関わらず “didn’t”

【例文】

● I am not hungry.(私はお腹が空いていません)
● I don’t like dogs.(私は犬が好きではありません)
● She doesn’t drink coffee.(彼女はコーヒーを飲みません)
● He didn’t go fishing.(彼は釣りに行きませんでした)

 

(C)疑問文

「〜ですか?」のように “Yes / No” で答えられる文章と
「誰・何・いつ〜ですか?」のように、
相手に具体的な情報を求める疑問文があります。

“Yes / No” で答えられる疑問文は、be動詞がある場合、
be動詞を文章の先頭にもってきますが
一般動詞の場合には “Does” や “Do”、”Did” が文頭で使われ、
あとの語順は肯定文のままで動詞は原型になります。

また「誰・何・いつ」と尋ねる場合は疑問詞が文章の先頭にきます。

【例文】

● Is this my breakfast?(これは私の朝食ですか?)
返答:Yes, it is. / No, it isn’t.

● Does she drink coffee?(彼女はコーヒーを飲みますか)
返答:Yes, she does. / No, she doesn’t.

● Did you lock the door?(ドアに鍵をかけましたか?)
返答:Yes, I did. / No, I didn’t.

● Who ate my breakfast?(誰が私の朝食を食べたのですか?)
● When did you have breakfast?(いつ朝食を食べたのですか?)

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(D)命令文

「〜しなさい、〜してはいけません」「〜しましょう」を表します。
命令文には主語が無く、動詞の原形や “Let’s” が文頭にきます。
否定形の命令文は “Don’t” が先頭にきます。

【例文】

● Be careful.(気をつけなさい)
● Tell me the truth.(本当のことを言いなさい)
● Let’s go for a drink!(飲みに行きましょう)
● Don’t be mad at me.(怒らないで)
● Don’t do that again.(二度としないで)

 

(E)感嘆文

「何て〜なんでしょう!」と、感動・驚き・悲しみを感情豊かに表す表現です。
”What” もしくは “How” が使われ、主語と動詞が後ろに続きますが、
口語では主語と動詞が省略されることも多いです。
 

【例文】

● What a beautiful girl she is!(なんて美しい少女なんでしょう!)
● How beautiful!(なんて美しいんだろう!)


3. 疑問詞

疑問文を作る際に使われる単語で “What・Who・When・Which
・Why・Where・Whose・How” があります。
質問相手に具体的な情報を求める時に使われ、疑問詞の後ろは疑問文の語順になります。

【例文】

● What did you do last night?(昨晩は何をしましたか?)
● What time do you usually get up in the morning?(朝はたいてい何時に起きますか?)
● Who did this?(誰がこれをしたの?)
● Who is this man?(この男性は誰ですか?)
● Where do you live?(どこに住んでるの?)
● How did you get here?(どうやってここへ来たの?)
● How much money do you have?(あなたはいくらお金を持っていますか?)


4. 三単現の “-s”、三人称単数

三単現とは「三人称・単数・現在」のことで、この3つの条件が揃った時には一般動詞に必ず “-s” がつきます

三人称単数とは “I” (一人称)でも “you”(二人称) でもない単数のことで、
主なものは “it・he・she” ですが、”everyone / everybody” や “no one / nobody”、
さらに個人の名前やモノも含みます。
また、三人称単数でも “-s” がつくのは現在形の肯定文のみです。
 

【例文】

● It takes two hours to get there.(そこに行くには2時間かかります)
● He knows everything.(彼は全てを知っている)
● The book looks old.(その本は古そうだ)
● My sister likes apples.(私の妹はリンゴが好きです)

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否定文になると “doesn’t (=does not)” が動詞の前に入り、
動詞は原型に変わります。

【例文】

● It doesn’t take two hours to get there.(そこに行くには2時間かかりません)
● My sister doesn’t like apples.(私の妹はリンゴが好きではありません)

 

疑問文では “Does” を文頭にもってきて、語順はそのままで動詞は原型になります。

【例文】

● Does it take two hours to get there?(そこに行くのに2時間かかりますか?)
● Does my sister like apples?(私の妹はリンゴが好きですか?)

5. 現在形、過去形、進行形、未来
     現在形、過去形、進行形活用表
(A)現在形

「〜です、〜します」という事実を表します。

【例文】

● She is a teacher.(彼女は先生です)
● I study English every day.(私は毎日英語を勉強します)

 

(B)過去形

「〜だった、〜した」という過去の出来事を表します。

【例文】

● She was a teacher when she was young.(彼女は若い時は先生でした)
● I studied English last week.(私は先週、英語を勉強しました)

 

(C)進行形

「今まさに〜している」「その時まさに〜していた」という表現は
「be動詞+動詞の-ing形」で表します。
現在進行形・過去進行形の違いはbe動詞の時制で表します。

【例文】

● I’m (=I am) studying English now.(私は今、英語の勉強をしています)
● I was studying English when you called me.(あなたが電話をかけてきた時、私は英語の勉強をしていました)

 

(D)未来形

「〜でしょう、〜するつもりです」といった、これから先のことを表します。
”be going to” は話している時点ですでに決まっている未来のことを表し、
”will” は話している時にきめた未来のことや予想を表します。

【例文】

● I’m (=I am) going to visit my friend in Hawaii.(ハワイにいる友だちを訪ねる予定です)
● I’ll (=I will) call you back later.(あとでかけ直します)
● She’ll (=She will) be fine alone.(彼女はきっと1人で大丈夫だよ)


問題

 1. 次の( )内に適切な単語を入れなさい。

(1) ケンは名古屋にいます。  Ken (  ) in Nagoya.

(2) 私たちは今、千葉にいます。  We (  )  in Chiba now.

(3) 私は今、病院の中にいます。  I (  ) in the hospital now.

(4) 私の父は今大阪にいます。 My father (  ) (  ) Osaka now.

(5) 彼女のかばんは箱の中にあります。 Her bag (  ) (  )the box

(6) あなたの本は机の上にあります。 Your book is (   )the table.

(7) あなたのペンはテーブルの下にあります。 Your pen is (      )the table.

(8) 私の鍵はコンピュータのそばにあります。My key (  ) (  ) the computer.

(9) 私たちの学校は図書館のちかくにあります。Our school is (    )the library.

2. (  )に単語を入れて問答文を完成させなさい。
 (1)(     ) is my bag?    私のバッグはどこにありますか。
      (     ) on the table.    それはテーブルの上にあります。

 (2)(     )(   ) your car?   あなたの車はどこにありますか。
      It's (    ) the park.  それは公園のそばにあります。

3 次の文を英語にしなさい。
(1) その生徒達は教室の中にいます。

(2) あなたのお姉さんはどこにいますか。  彼女はカナダにいます。

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接続詞

 1. カッコ内に適切な単語を入れなさい。

(1) トモコとユミは一緒に昼食を食べます。
Tomoko (       ) Yumi have lunch together.

(2) 昨日は雨だったが、私たちはサッカーをした。
It was rainy yesterday (      ) we played soccer.

(3) その山はとてもきれいだった、だから私は写真を撮った。
The mountain was very beautiful (    ) I took pictures.

(4) その男が貧乏だったので、僧侶は彼にお金をあげた。
The priest gave money to the man (      ) he was poor.

(5) 私たちがグリーンさんと一緒に湖に行ったとき、マークは幸せそうに見えた。
Mark looked happy (      ) we went to the lake with Ms. Green.

(6) もし私が財産を作ったら、私は貧しい人々に薬を買ってあげるつもりです。
I will buy medicine for poor people (       ) I make a fortune.

(7) 私はケンが上手に英語を話せるということを知っている。
I know (    ) Ken can speak English well.


答.(1) and(2) but(3) so (4) because (5) when (6) if (7) that

 2. 日本語に訳しなさい。

(1) Ken made breakfast for his family when his mother was sick in bed.

(2) What do you want to do if you get a computer?

(3) I was surprised because he was playing the guitar in church.

(4) I don’t think we need a park.


  (1) ケンは、彼の母が病気で寝ていたとき家族のために朝食を作った。

  (2) もしあなたがコンピュータを手に入れたらあなたは何をしたいですか。

  (3) 彼が教会でギターを弾いていたので私は驚いた。

  (4) 私は、私たちには公園は必要ないと思います。

 
3. 次の日本語を英語にしなさい。

(1) もしあなたが今起きなければ、あなたは遅れるでしょう。

(2) 私が家を出発したとき、曇っていた。

(3) ケンはユミがコンピュータを持っていることを知らない。

(4) マークは練習をしないので、上手にサッカーをすることができない。

 


  .(1)You’ll be late if you don’t get up now. (If you don’t get up now, you’ll be late.)


  (2) It was cloudy when I left home. (When I left home, it was cloudy.)

  (3) Ken doesn’t know (that) Yumi has a computer.

  (4) Mark can’t play soccer well because he doesn’t practice.
     (Because Mark doesn’t practice, he can’t play soccer well.)

 1. カッコ内の単語を並べ替えて意味の通る英語にしなさい。また、その文を日本語に直しなさい。

  (1) My brother (watching, home, when, I, was, TV, got ).
     私が家に着いたとき弟はテレビを見ていた。

  (2) Let’s (sunny, it’s, play, if, tennis) tomorrow.
     もし明日晴れたらテニスをしましょう。

  (3) I (early, went, bed, I, to, tired, because, was).
     私は疲れたのではやく寝ました。


.(1) My brother was watching TV when I got home.
私が家に着いたとき弟はテレビを見ていた。


(2) Let’s play tennis if it’s sunny tomorrow.
もし明日晴れたらテニスをしましょう。


(3) I went to bed early because I was tired.
私は疲れたのではやく寝ました。


 2. 空欄に適切な語句を書きなさい。

(1) 私は東京を訪れたときに、私の兄のところに滞在しました。
   I               I visited Tokyo.

(2) 私はケンがこの机を作ったのではないと思う。
   I                Ken made this desk.

(3) もしあなたがこの本を好きなら、あなたに差し上げましょう。
   I'll give this book to you                it.

(4) そこに住んでいる人が多すぎるので、私は驚いた。
   I                too many people live there.

 答2.
(1) I stayed with my brother when
(2) don’t think that   (that は省略可)
(3) if you like
(4) was surprised because

 3. 英語にしなさい。

(1) もし、私がコンピュータを手に入れたら、ゲームをするためにそれを使うつもりです。

(2) ケンがその犬を見たとき、彼は逃げていきました。

(3) 彼らがまったく本を持っていなかったので、私は驚いた。

(4) 私は彼らが質素な生活をしていることを知っています。

(5) 私の両親が私をどこへも連れて行かないので私は悲しい。

(6) 私はコミュニケーションは重要だと思います。

(7) 私が公園についたとき、彼らは野球をしていた。

 答
 (1) I'll use the computer to play games if I get it.
     (If I get the computer, I’ll use it to play games.)

 (2) Ken ran away when he saw the dog.
    (When Ken saw the dog, he ran away.)

 (3) I was surprised because they didn’t have any books.
    (Because they didn’t have any books, I was surprised.)

 (4) I know (that) they live a simple life.

 (5) I'm sad because my parents don’t take me anywhere.
    (Because my parents don’t take me anywhere, I’m sad.)

 (6) I think (that) communication is important.

 (7) They were playing baseball when I got to the park.
    (When I got to the park, they were playing baseball.)


(1)I speak English.(「話せる」という意味に)

(2)Ken swims.(「泳げる」という意味に)

(3)Tom can play the piano.(疑問文に)

(4)Tomi can speak Japanese.(否定文に)


(1)I can speak English. (2) Ken can swim (3) Can tom play the piano?. (4) Tomi can not speak Japanese.



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教科書 古時計から(中2))

Starting Out
【本文訳】
ジョージホテル
私たちのホテルのロビーには大きく、古い時計があります。
世界にはどこにでも時計があります。
しかし、私たちの時計はとても特別です。
それは大きな古時計の歌で有名です。

【語句】 clock =時計 lobby =ロビー hotel =ホテル everywhere =どこでも  special =特別な[]

ワンポイント
There is(are)
は「~がある」と訳します。
主語は"there"ではなくbe動詞の後ろの名詞a clockになります。
その主語が単数形ならbe動詞は"is"、複数形なら"are"になるので注意。ここはclockが1つなので isになっています。

There is a clock in the lobby.
    ロビーに時計がある。
There are two clocks in the lobby.
 ロビーに二つの時計がある。

Dialog
【本文訳】
何か手伝いましょうか?
お願いします。音楽についての本はどこですか?
向こうです。何をお探しですか?
大きな古時計の曲に興味があります。
それについての本はありますか?
はいあります。はいどうぞ。
おお、ありがとうございます。
これは面白そうです。

【語句】 clerk =店員[]  be interested in =~に興味がある  Here it is. =はいどうぞ

【基本文】
Is there a book about the song? - Yes, there is./ No, there is not.
その曲についての本はありますか? - はい、あります。/いいえ、ありません。

there is
の文は疑問文にするときにはbe動詞と同じくbe動詞を前に持っていくだけで成立します。
答え方はYes, there is.のようになります。
また、否定文も同様be動詞の後ろにnotを入れることによって成立します。

Reading for Communication①
【本文訳】
みなさんはジョージホテルを愛しています。
このホテルの支配人のジェンキンズ兄弟はとても親切でした。
人々は彼らと話すのを楽しみました。
そして時計はありました。
そのジョージホテルノ大きな時計はいつも正確に時を刻んでいました。
その当時は正確な時計はあまりなかったのでそれは人々にとても役立ちました。
しかし、兄弟の一人が亡くなったとき、その時計は遅れ始めました。
一年後、もう一人の兄弟が無くなりました。
その瞬間からその時計は動くのをやめました。

【語句】 manager =経営者、支配人[] kept =keep(保つ)の過去 die =死ぬ[]

     began =begin(始める)の過去  lose =遅れる[] later =のちに[] moment =瞬間[]

     stop =やめる[]  keep good time =正確な時刻を刻む  at that time =そのとき

     lose time =時間が遅れる

【基本文】
People enjoyed talking with the brothers.
人々はその兄弟と話すのをたのしみました。

ワンポイント
動詞をing形にすることは「動名詞」と言います。そして、訳し方は「~すること」となります。
この「~すること」は、文の中で「主語」にも「補語」にも「目的語」にもなります。
以下に例をあげます。
Taking with him is fun.
  「彼と話すこと」は楽しい。()
My hobby is reading books. 私の趣味は「本を読むこと」です。()
   現在進行形と混同しないように。My hobby 主という主語で区別できます。
 「My hobby がいま、本を読んでいるところです」ってなりませんよね。
I like listening to music.   私は「音楽を聴くこと」が好きです。()

Reading for Communication②
【本文訳】
ワークさんは音楽家でした。曲を書くことが彼の仕事でした。
ホテルで、ワークさんは大きな時計を見つけました。それは動いていませんでした。
「この時計に何があったのですか?」
と、ワークさんは支配人に尋ねました。
支配人は彼に時計のことを話し、そしてそれはワークさんの心を感動させました。
「なんてすばらしいんだ! 時計はその兄弟と生きていたのか」と、彼は言いました。
支配人と話した後、彼はその時計についての曲を書きました。
大きな古時計の曲はちょうどその時計のように暖かく美しかった。人々はこの曲を愛したのです

【語句】 musician =音楽家 happen =起こる[]  told =tell(言う)の過去  move =感動させる[]
heart =
[]  said =say(言う)の過去形  wrote =write(書く)の過去形   warm =暖かい[]

【基本文】
Writing songs is his job.
  曲を書くことは彼の仕事です。

ワンポイント
動名詞と不定詞
前回の単元同様、動名詞です。こちらは主語として使われています。
また、主語や補語として使われる動名詞は不定詞の名詞用法「to +動詞の原形」の「~すること」と書き換えることができます。
目的語として使われる動名詞は、不定詞と書き換えることが出来るものと出来ないものとがあります。
その基準としては、動詞で判断します。
enjoy  finish  stop   など
については、動名詞「~ing」を使わなければなりません。
want  hope  など
については、不定詞「to + 動詞の原形」を使わなければなりません。
また、 start  beginなど
については動名詞・不定詞ともに使うことが可能です。

②say
tellの違い
訳上はどちらも「言う」となっています。そのためどちらを使ってもいいように思われます。
しかし、文法上でも意味上でも使い分けます。
"tell"
は、「tell 人 物」のように使うことができますが、
"say"
は、「say to 人」のようにしか使うことができません。
また"tell"の厳密的な意味は「~を(相手に)伝える」で、"say"の厳密的な意味は「(ただ単に)言う」という感じで使います。

【本文訳】
私は小金井に住んでいます。そこは東京の西にあります。美しい公園で有名です。
公園にはたくさんの桜の木があります。私はこの町が大好きです。

【語句】
west =
西 cherry tree =桜の木[]