ブルーベリーの害虫・益虫・その他の虫など





我が家のブルーベリーを訪れた虫達の紹介です





益虫

 マルハナバチ          
 クロマルハナバチ
 キムネクマバチ(熊蜂)
      キムネクマバチの吸蜜孔
   キムネクマバチの動画集
 西洋ミツバチ 動画付き
 花アブ        
 ガガンボ                 
 ナミテントウ
 徳利蜂(トックリバチ)
 足長蜂(アシナガバチ) 




害虫

 コガネムシ幼虫   
              椿油粕
 コガネムシ      
 害がないコガネムシの仲間
              餌式トラップ
 オウトウショウジョウバエ 
 ミミズ
 シャシャンボツバメスガ幼虫 
  BT剤散布   
 ハマキムシ
 アザミウマ   
   アザミウマ対策 
 マイマイガ幼虫
 イラガ幼虫  
 テングイラガ幼虫
 アメリカシロヒトリ  
 カレハガ       
 キバラケンモン 
 尺取虫            
 蓑虫    2011/05/19更新
 カイガラムシ         
 蜘蛛(写真は人面蜘蛛)
 カミキリムシ         
 コウモリガ     
 ボクトウガ     
 テッポウムシ(鉄砲虫)の被害
 キバラモクメキリガ 
 おんぶバッタ     
 アワフキムシ
 アオバハゴロモ 
 名称不明のブルーベリーの害虫
  (芋虫・毛虫)
   
 アブラムシ  
 なめくじ            
 ウリハムシ
 
 ブルーベリー使用登録農薬 
                     2011/05/19更新
 
 各県病害虫防除所 リンク集
 
 参考リンク集







益虫




受粉を助けてくれる虫






福田さんがUPされたオオマルハナバチのYouTube動画↓です。
オオマルハナバチ









マルハナバチ
(次の写真の蜂とはサイズや羽の大きさも違うようです)



PageTop  Home


 



クロマルハナバチ

2006/05/09

PageTop  Home





キムネクマバチ (黄胸熊蜂)
熊蜂の一種です

2006/04/30






キムネクマバチの吸蜜孔

キムネクマバチの吸蜜孔
ブルーベリーに孔を開けて吸密するのは穿孔吸蜜というらしいのですがそれをするのはキムネクマバチ(黄胸熊蜂)だけのようです。
なぜ孔を開けるかについてはキムネクマバチは開花したばかりで蜜を分泌していない花が分からないから
ともかく移動時間を減らして同一花序で蜜を吸える花を探すためだと考えられているようです。参照↓
なぜキムネクマバチはブルーベリー(Vaccinium spp.)で盗蜜するのか?(行動学) やや下段で右の数字では186です。
本文右のCiNii をクリックして下さい。(Pdfファイルです)

キムネクマバチが開ける孔ですがこの穴を使って吸蜜する蜂は10種類以上いるようです。
ブルーベリー類Vaccinium spp.で観察された借孔盗蜜者やや上段で右の数字では39です。
本文右のCiNii をクリックして下さい。(Pdfファイルです)


大型で短舌の蜂が利用することが多くて、特に花冠口径が狭かったり
花冠が長い花の場合にのみで観察されたと報告されています。





キムネクマバチ動画集

写真をクリックすると動画をご覧いただけます。
you tube動画の画質は画面右下の「この動画を高画質で見る」をクリックしていただくと
鮮明な画像になります。

ブルーベリーの花に穴を開けたりして蜜を吸っています。
(30秒の動画)

ブルーベリーの花に穴を開ける瞬間の動画
(9秒)

ブルーベリーの花をあちこち動いている様子
(61秒)

ブルーベリーの花の蜜を吸うキムネクマバチ

ブルーベリーの花に穴を開ける 熊蜂 ブルーベリーの花に止まって穴 を開けて蜜を吸うキムネクマ バチ










PageTop  Home





西洋ミツバチ


写真をクリックすると動画が見れます。(16秒の動画です)
ミツバチがブルーベリーの花の蜜を吸う様子
2008/04/08





2006/04/29


PageTop  Home








花アブ



蜜を吸うときに受粉をしてくれます。



花アブが蜜を吸う様子の動画
クリックすると動画が見れます。
花アブが蜜を吸う様子の動画










ガガンボ
ガガンボがブルーベリーの蜜を吸う様子










PageTop  Home





その他の益虫




アブラムシを食べてくれるナミテントウ

2006/04/29



PageTop  Home






徳利蜂(トックリバチ)

この蜂は泥団子状の巣をつくりそこに卵を1個産んで
入り口から沢山の青虫などの幼虫を入れて蓋をするそうです。

2007/06/30


成虫の写真は↓こちらでご覧いただけます。
Yahoo!きっず図鑑ミカドトックリバチ←ムービーもあります



PageTop  Home








足長蜂(アシナガバチ)



足長蜂は害虫を食べてくれたりするので益虫の側面が大きくて
出来れば駆除せず共存するのが良いそうです。
参照↓
アシナガバチの巣の駆除方法


しかし、今回の巣は物干しの直ぐ横なので流石に危険なので仕方なく駆除することに成りました。




足長蜂は危険もあまりなくて害虫を食べてくれる益虫なので(園芸をされている方などは特に)
手の届かないような高さにある場合はそのままおく方が良いようです。

我が家でも今回は仕方なかったけれど次回はなるべくそのまま置こうと思っています。





PageTop  Home









害虫






コガネムシ







コガネムシの成虫及び幼虫の発生期間


先日紹介したトラップもそうなのですが椿油粕を施したりするにしても、
いつからいつまで注意が必要か概ね分かりました。(本州暖地)


発生時期
概ね5月中旬以降のようです。
(ウスチャコガネが4月下旬くらいから発生しますが芝を食べることが多いようです)

終息時期
9月下旬頃にはコガネムシ類の成虫は大体いなくなるようです。


幼虫の発生は7月上旬頃からです。
幼虫による根の食害はドウガネブイブイの幼虫が3齢になる8月上旬以降が激しくなるようです。
参照↓
虫害ポケットブックオンライン版(マメコガネと大体同じくらいのようです)



以下データソース

千葉県
性フェロモントラップによるコガネムシ類の発生予察

京都
昆虫を指標とした里山広葉樹林の評価手法及び感知手法に関する研究
↑PDFファイルです

三重県病害虫防除所の中段にコガネムシの種類別にグラフがあります。
●ゴルフ場におけるコガネムシの発生消長
ウスチャコガネ (芝などを食べる)
マメコガネ (主にマメ科の植物を食べるが果樹の葉も食べる)
ヒメコガネ (豆類や果樹などを食害する)
ドウガネブイブイ(色々な植物の葉を食べる)
セマダラコガネ (広葉樹などの葉を食べる)





コガネムシについて解説されているHPを少し貼っておきます。
(コガネムシを見つけたら品種が特定できると思います)

甲虫類・コガネムシ科
↑ウスチャコガネコイチャコガネ・セマダラコガネ・マメコガネ・ヒメコガネ・ドウガネブイブイの
各種の写真及び特徴などが解説されています。(関西での発生状況も分かります)
昆虫研究所内 コウチュウ目1

カブトムシ・コガネムシの仲間



余談ですがコガネムシ類全ての幼虫が植物の生きている根を食べるということではありません。
糞食のものや不朽植物質食のものも沢山います。
参照↓
コガネムシの被害






コガネムシの幼虫
ブルーベリーに致命的なダメージを与える場合があります
根を食べて最悪の場合は木が枯れます
(現在のところブルーベリー栽培において最悪の害虫)

私も初めて求めたエッセルが根をほとんど食害され瀕死の状態になりました。
その後エッセルはなんとか持ち直してくれましたが。

2007/04/05








2007/10/26

コガネムシの幼虫退治に椿油粕

コガネムシの幼虫退治にリーサルウェポンとも言えそうなすごいアイテムが出たようです。

ぴんさんのブログぴんのブルーベリー栽培日報、調律あれこれに椿油粕ついての記事がUPされていました。
椿油粕はコガネムシの幼虫駆除に効果があるという記事です。

関連してベリー公さんの休憩所日記(2007/10/24)で椿油粕についての実験の記事がUPされていて驚きました。
散布してから1〜2日というタイムラグはあるものの幼虫をほぼ確実に駆除できるようです。
(BBHさんの調査では大きな幼虫は死ななかったようです)

6月上旬頃のコガネムシの幼虫がまだ小さい時期に散布するのが効果的であろうと考えられます。


おそらくブルーベリーを栽培していてコガネムシの幼虫に泣かされたことが
全くないブルーベラーはいないと思う程ですからこれは福音かもしれません。

近々ベリー公さん経営のBerry's Life で販売の予定があるそうです。


まずは発売している会社の成分表です。
椿油粕
栄養成分
有機質:85%
微量元素:Mg、Fe、Ca、Mn、Zn、Cu等10種
成分データ
サポニン 20.9 %
窒素  N 1.35 %
リン酸 P 0.31 %
カリ  K 1.68 %
水 分 6.96 %
サポニンが害虫を駆除する効果があるだろうことが読み取れますし
有機肥料としての効果もあるようです。
因みに↑ここだと大口(50袋)で一袋(20kg)1500円みたいでした。
びっくりするほど高価なものでは無さそうで一安心です。



入手できました。

椿油粕
椿油粕(椿の油粕)
窒素0.98
燐酸0,32
カリ0,94







2007/09/16
コガネムシの幼虫にはパーライトが効果があるといわれています。

↓こちらでも伊丹バラ園での実験で忌避効果があると確認されたようです。



また、パーライトを食べて幼虫が死ぬという話もあるのでこれについては現在調査中です。


コガネムシ退治の実験

コガネムシ退治の実験(1)

パーライトを入れた用土に幼虫を入れて1週間経ちました。
コガネムシ退治の実験(2)
1週間では死なないようです。






2007/04/04
ダイアジノン粒剤5をブルーベリー(コガネムシ駆除)に使用するときの指針が出ました。
なお購入には印鑑が必要なので通販では買えないそうです。

作物名 適用害虫名 10a当り使用量  使用時期  本剤の使用回数  ダイアジノンを含む
農薬の総使用回数 
使用方法 
ブルーベリー コガネムシ類幼虫   6kg 収穫14日前まで 2回以内 2回以内 株元土壌混和


日本化薬

ブルーベリーは根が浅いから混和が難しいという場合は箸などで穴を空けて注げば良いとのことです。
(ダイアジノンは上にばら撒いても効果があまり期待できないらしいです)


最近は幼虫に天敵を利用した生物農薬も使われているようです。

天敵線虫を利用したスタイナーネマ・グラセライ剤の、『バイオトピア』や、
天敵細菌の毒素を利用したBT剤の、『ブイハンターフロアブル』など。
コガネムシが異常発生して、庭木や鉢植えの葉っぱがコガネムシに食べられてしまい...より


↓こんな幼虫を見つけたらこのカビが他の幼虫もやっつけてくれるかもしれません。
森林生物 黒きょう病菌
実際研究もされています。
Metarhizium anisopliae 製剤によるコガネムシ類幼虫の微生物的防除





PageTop  Home









コガネムシ成虫

コガネムシの成虫は葉を食べます
これ自体はたいした被害ではありませんが幼虫の被害は甚大です








ドウガネブイブイ
甲虫目 カブトムシ亜目
コガネムシ科 スジコガネ亜科
Anomala cuprea
大きさ 18-24mm
時 期 6-8月
分 布 北海道・本州・四国・九州
成虫はいろいろな植物の葉を食べる。幼虫は、地中で植物の根を食べる。
体長が22mm前後とコガネムシでも最大級で幼虫による根の食害も著しい。
ブルーベリー栽培の大敵である。
ドウガネブイブイ






2007/07/18
マメコガネ
甲虫目 カブトムシ亜目
コガネムシ科 スジコガネ亜科
Popillia japonica
体長11mm前後。平地等に生息。昼間行動。
マメ科植物やクヌギをはじめ、いろいろな植物の葉を群れて食べる。幼虫は土中で草木の根などを食べる。
学名からも分かるように元々日本にいたコガネムシの仲間だが何らかの理由でUSAに於いても増殖し
農作物に大きな被害を与えたことから、「ジャパニーズビートル」と言われ恐れられている。
幼虫は植物の根を食べる。
マメコガネ
 



セマダラコガネ(背斑小金)
甲虫目 カブトムシ亜目
コガネムシ科 スジコガネ亜科
Blitopertha orientalis
隊長は10mm前後。薄茶色と黒色のまだら模様の小さなコガネムシでくしのついた触覚を広げていることが多い。
広葉樹などいろいろな植物の葉を食べる。町では比較的少ない。昼間に活動し幼虫は土中で草の根などを食べる。幼虫で越冬。最近は芝の被害が多い模様。
2008/05/25

クロコガネ(黒小金)
甲虫目 カブトムシ亜目 
コガネムシ科 コフキコガネ亜科
Holotrichia kiotonensis
隊長は17mm前後。黒褐色で成虫はクヌギなど広葉樹の葉などを食べ、幼虫は土中で草木の根などを食べる。体が分厚くずんぐりとした円筒形に近い。夜行性。


2008/06/04

セマダラコガネとクロコガネ





アオドウガネ

アオドウガネ甲虫目 カブトムシ亜目 
コガネムシ科 スジコガネ亜科
Anomala albopilosa
大きさ 17.5-22mm
時 期 6-8月
分 布 本州・四国・九州・沖縄

成虫は、いろいろな植物の葉を食害する。幼虫は、地中で植物の根などを食べて成長します。
餌式コガネムシトラップの近くで死んでいました。もしかしたらトラップの餌を食べて逝ったのかもしれません。
アオドウガネ





オオコフキコガネ

甲虫目  カブトムシ亜目
コガネムシ科 コフキコガネ亜科
Melolontha frater

大きさ 25-32mm
時 期 5-8月
分 布 本州・四国・九州

背中に粉を吹いた様な産毛状のものがあることから名づけられた大き目のコガネムシ
成虫は、いろいろな植物の葉を食害する。幼虫は、地中で植物の根などを食べて成長します。
オオフキコガネ







因みにコガネムシ全てが害虫と言うわけではなくて
ハナムグリの仲間は成虫も葉などを食べず、幼虫も植物の根を食べることはないので
ブルーベリーにとってはどうでも良い昆虫です。
要らぬ殺生ともなりますので時間に余裕があるならこちらの↓方のHPで調べた方が良いかもしれません。
コウチュウ目 
カブトムシ・コガネムシの仲間







害がないコガネムシの仲間

大きな分類ではコガネムシの仲間ですがハナムグリの仲間は成虫の害も少なく
幼虫も腐植や朽木を食べるのでブルーベリーにはあまり害をあたえません。

見分け方は下図の通りです。

ハナムグリと幼虫が植物の根を食べるコガネムシの違い





ハナムグリ
甲虫目 カブトムシ亜目
コガネムシ科 ハナムグリ亜科
Eucetonia pilifera
美しい緑色の体に小さな白点を散りばめた甲虫。黄灰色〜灰白色の毛がはえている。
林の周辺や原っぱで見られ、ヒメジョオンなどの白っぽい花のまわりを飛び回って花粉を食べる。
幼虫は植物の根をたべることはない。
2008/05/09

 ハナムグリ



カナブン
甲虫目 カブトムシ亜目
コガネムシ科 ハナムグリ亜科
Rhomborrhina japonica
大きさ 23-29mm
時 期 6-8月
分 布 本州・四国・九州

成虫は広葉樹の樹液を餌とする。
幼虫は朽ち木など腐植を食べて育つ。
幼虫は植物の根をたべることはない。
カナブンとドウガネブイブイ

ドウガネブイブイとよく似ているが胸部と羽2枚とが描くT字の中心の二等辺三角が
カナブンは大きく頂角が尖っていることで区別できる。



シロテンハナムグリ

シロテンハナムグリ甲虫目 カブトムシ亜目
 コガネムシ科 ハナムグリ亜科
Protaetia orientaris
大きさ 20-25mm
時 期 5-9月
分 布 本州・四国・九州

樹液や果樹の汁も舐めるそうなのであるいはブルーベリーにも多少は害があるかもしれません。
幼虫は腐植や朽木を食べるから害はないと思われます。
シロテンハナムグリ









コガネムシの成虫対策

おそらくコガネムシの成虫退治には 性フェロモントラップによって誘引するのが良いようです。

ベリー公さんのところで扱っている
ニューウィンズパック セット (コガネ虫誘引トラップ )が良いみたいで
実際に吾一さんのところで沢山とれている報告↓があります。
コガネ虫とブルーベリー



良いのは分かっているのですがお値段もそこそこするので例によって自分でなんとかならないかと検索してみました。





コガネムシトラップ(牛乳パック)
コガネムシ誘殺トラップ


1)誘引物質の作り方図

清酒………200cc
砂糖………200g
米酢………150cc
キナコ………400g
ディプテレックス粉剤………100g
上記の材料を十分に混合、練餌とする。


2)トラップの作り方
牛乳パック(500m)で両側中央部より上位に大きな窓を開けて、
その中に練餌60g を入れ、地上1.5m の高さに設置する。

3)トラップの設置10aあたり3個程度設置する。

4)練 餌 の 補 給1カ月に1回、トラップ1個に60g

5)練餌は補給の都度作るすること。
トラップは青色を使用すると、成虫がよく飛来する。



愛媛県の資料です。
徳島県での誘引物質によるコガネムシ類の誘殺(コガネムシトラップ)が効果をあげていることが紹介されています。
(コガネムシの見分け方と最後にトラップについて書かれています)
Z参考資料(PDFファイルです)
徳島地方防害虫防除所外:コガネムシ類の防除対策(成虫誘殺法)より



実際作るとこういう具合になりました。

米酢はスーパーで158円     
ディプテレックス粉剤は
1キロ625円でした。

上記の分量の1/5で作ります。
これで210グラム出来ます。

コガネムシの成虫誘殺トラップの作り方

黄な粉の香りが香ばしくて食べたくなります(笑
小さなお子さんがいる家庭では要注意
70gずつ3個にしました。

本来は500ccの容器なのですが
1リットルの容器で代用しました。
   真ん中が概ね資料に忠実に作ったものです。
上は雨除けとして庇をつけ、
下は入り口を多くしてみました。




青いビニールテープで表面を覆って完成です。
1リットルの牛乳パック3個の周囲を青くするにはテープ1巻と半分くらいで間に合いました。
1個35円だから70円もかかりませんでした。

高高さ1,5mくらいのところにおいて一応セットも完了です。
コガネムシ誘殺トラップ完成
清酒を700円、米酢を158円、ディプテレックス粉剤を625円で買いましたが
1回分の材料費は酒14円、砂糖6円、酢30円、黄な粉30円、ディプテレックス粉剤12円で
合計で100円以下で出来るようです。(+テープ代70円)




PageTop  Home










オウトウショウジョウバエ

2009/06/19

一応対策としては防虫ネット、農薬、耕種的な防除、ハーブ、トラップあたりがあるようです。

研究所などでは防虫ネット、農薬、耕種的な防除についてのみ調査しているようなので
その他については?です。



防虫ネット

オウトウショウジョウバエの対策についてですが一応防虫ネットが効果があるようです。
0,98mmのネットだとほぼ被害を防げるようです。


参考資料

ブルーベリーにおけるオウトウショウジョウバエの防虫網による防除技術

関東東山病害虫研究会 研究会報掲載論文
ブルーベリーを加害するオウトウショウジョウバエの千葉県における分布および発生消長←pdf
網の目合いがオウトウショウジョウバエ成虫の通過に及ぼす影響←pdf




農薬
また、農薬ですとモスピラン水溶剤、あるいはアディオンフロアブルが
ブルーベリーの農薬として登録されているので使用も可能だと思います。

モスピラン水溶剤(アセタミプリド水溶剤)で4000倍で年に1回
アディオンフロアブル(ペルメトリン水和剤)2000倍で年2回
で合計3回使用できるようです。

参考資料

九州農業研究
ブルーベリーにおけるオウトウショウジョウバエの寄生消長と薬剤防除←pdf
アディオンフロアブル(ペルメトリン水和剤)は収穫1日前及び7日前の散布では効果が認められない
ブルーベリーにおけるオウトウショウジョウバエの寄生は収穫14〜20日前から始まり収穫期が近づくに連れ多くなる

ブルーベリーを加害するオウトウショウジョウバエの県内分布と防除薬剤(千葉県)



耕種的な防除
基本的には適期収穫を励行するとともに、次世代の発生源になる樹上に取り残された果実や被害果・不良果などは
放置しないことも重要であるとされているようです。

参考資料
かみきた楽農通信第33号ブルーベリーのショウジョウバエ類対策を行いましょう





その他関連資料リンク

北海道富良野市ブルーベリーのオウトウショウジョウバエ

東北農業研究
福島県におけるニセオウトウショウジョウバエの発生生態←pdf



発生を確認するためのトラップを作ってみました。

オウトウショウジョウバエ トラップ(発生確認用)









PageTop  Home









ミミズ

畑などでは有機物を分解して土を良くしてくれるミミズですが
ピートモス主体のブルーベリーの用土では思いの他,、タチが悪い害虫?です。
コガネムシの幼虫のように根を食べるわけではありませんが
ミミズはピートモスを食べて糞を排出します。
ミミズの糞は中性なのでph値を高めてしまい酸性を維持できなくなります。
また糞は密度が高く通気性も悪くします。
用土は汚泥といわれるような状態となり放っておくと根腐れを起こし
最悪の場合樹を枯らします。

尚、用土に鉋屑を混ぜたりマルチに松葉を用いると何故かミミズの発生が多く
汚泥化が早いので注意が必要です。




写真ではミミズの通路の上下の部分が黒くなっているのが分かると思います。
これがミミズの糞でやがては鉢全体が黒くなりブルーベリーに致命的なダメージを与える場合もあるようです。


PageTop  Home









シャシャンボツバメスガの幼虫

最近あちらこちらの樹で新梢の害虫による食害が見受けられます。
木を枯らすことはありませんが結構厄介です。
シャシャンボツバメスガ




シャシャンボツバメスガの幼虫?

2008/09/27
ブルーベリーを見回っていたところ特に地植えのデライトですが
例のシャシャンボツバメスガにやられて曲がって茶色くなった部分に
糸で幕を張ってその中で留まっている幼虫を見つけました。
4〜5箇所同じような形状で同じ幼虫がその中に潜んでいました。
シャシャンボツバメスガの幼虫のように思われます。
シャシャンボツバメスガ幼虫




シャシャンボツバメスガから新芽を保護するネット

ブルーベリー園などで沢山栽培している場合は無理ですが
少ない本数だったらネットで覆えば被害は防げます。

これは緑枝接ぎの新芽ですがネットで被害はありませんでした。
シャシャンボツバメスガから新芽を保護する(守る)ネット



一応、イラガに効くBT水和剤※がシャシャンボツバメスガにも効果があることが分かっているので
仕方がないからイラガ防除も兼ねて散布しようかとも考えています。参照↓
ブルーベリーを加害する昆虫相とシャシャンボツバメスガに対する薬剤の防除効果
(農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波事務所さんのリンク)


※BT水和剤はブルーベリー使用登録農薬なので使用可能です。参照↓
ブルーベリー使用登録農薬

シャシャンボツバメスガの被害は侮れないものがあるようですが
しかし適切に防除すれば効果もかなりあるようです。









BT剤散布


2009/09/06
ブルーベリーへの農薬の使用は控えていましたがスガ(シャシャンボツバメスガ)の被害が酷いので
とうとう諦めて登録農薬のBT剤を散布しました。

放置しておくと秋の地上部の成長はほぼ全部諦めることになるので止むを得ません。
ゼンターリ水和剤というBT剤を買ってきました。
100gで1380円。
果樹類には1000倍で使用するようです。


ゼンターリ水和剤
ゼンターリ BT水和剤


ゼンターリ顆粒水和剤の特長及び適用害虫と使用方法など


1リットルの水に1gの割合で溶かすわけですがあいにく我が家には1gとかを計れる秤はありません・・・。
仕方がないのでとりあえず100gの容積を計ってみたところほぼ180ccだったから1g=1,8ccです。
写真の軽量スプーンの大きい方が5ccなんで、そのスプーンに擦り切り一杯で3g弱になります。
この分量を2,8リットルに水に溶かして大体1000倍の水溶液ができました。
結局この分量の2倍を散布したので5,6リットルくらいを散布しました。



我が家の一回分の費用としては今回は6g弱だったから90円弱くらいだと思います。
年間4回まで使用できるから4回使用でも450円。
コスト的にはそんなには負担にならずに済みそうです。


これで被害が収まってくれればと思います。





BT剤について

BT(Bacillus thuringiensis・バチルス チューリンゲンシス)剤とは、
天敵微生物を利用した生物農薬(殺虫剤)の一種で、
チョウ目(鱗翅目・りんしもく・ガ目)、ハエ目、コウチュウ目の幼虫に有効であり、
BT剤は有機農産物の生産に利用可能。

以下、関連リンク(外部リンク)

家庭菜園の農薬と散布器具

BT剤の特性

新規BT剤ゼンターリ顆粒水和剤について





PageTop  Home












ハマキムシ

2006/07/18


              新梢を糸で束ねて中から食べてしまいます。
     
        束ねられた新梢を開くと中から幼虫が出てきます。
        写真は拡大されていますが実寸は1センチ程度です。





PageTop  Home










アザミウマ

極小さな虫で
新芽付近の葉に薄茶色の染みがでてきます。
縮れるような感じになって葉にダメージを与えます。
木を枯らすような致命的な被害ではありません。
ニンニクエキスが効果があるようです。







アザミウマ対策





トルシー


対象作物にはありませんがブルーベリーもアザミウマの被害が結構あるのでブルーベリーの近くに吊るそうと思います。
最近はブルーベリーもハウス栽培が盛んだからハウス内に吊るすのも良いかも知れません。


対象作物
しいたけ、トマト、キュウリ、アスパラ、はくさい、キャベツ、チンゲンサイなど

対象害虫
タネバエ、ウリバエ、コナジラミ、アブラムシ、アザミウマなど


アザミウマ対策 トルシー



外部リンク↓
トルシー
安全・安心・トルシー










生物農薬ヒメハナカメムシなど


ナスにもアザミウマが頻繁に発生するのですが(特に施設栽培で多いようです)以前は農薬散布で対応していたようです。
最近はヒメハナカメムシという天敵によって防除する方法が導入され始めているようです。

ヒメハナカメムシ(天敵)によるアザミウマ(害虫)の防除


このためにアザミウマ以外の害虫防除のための農薬の散布もカメムシは生き残るような薬で
ローテーションさせたりという工夫もおこなわれているようです。参照↓

スリポ−ルによるナスのミナミキイロアザミウマ防除
ヒメハナカメムシの活躍で、ミナミキイロの防除が20回から0回になった露地ナス産地


ヒメハナカメムシにスポットライトを当てて記事にしましたが
他にもアザミウマを食べる昆虫は何種類か存在してそれを農薬としているものもあるようです。参照↓

タイリクヒメハナカメムシ;。商品名;オリスターAスリポ−ルタイリク
ククメリスカブリダニ;商品名;ククメリスとメリトップ。
デジェネランスカブリダニ;商品名;スリパンス
アリガタシマアザミウマ;アザミウマを捕食する天敵アザミウマ。商品名;アリガタ

こちらで詳しく解説されています↓
イチゴの主要病害虫のIPM(総合的病害虫管理) 4  アザミウマ(スリップス)類 編
施設害虫に対する生物農薬の利用


今のところブルーベリーは登録されていないようですが農薬と言っても虫が入っているわけだから
我が家のようにナスとブルーベリーと一緒に育てていればブルーベリーの方にも
アザミウマがいたら勝手に飛んでいきそうに思います。







PageTop  Home














マイマイガ
葉を食べます
2006/04/29
これくらいになると食欲旺盛です。

刺さない虫なのでその点は安心です。
   





PageTop  Home








イラガ類

葉を食べます
イラガは全て毛に毒があるので刺されるとかなり痛いので要注意です。
食欲旺盛で油断していると丸裸にされます。


イラガ



イラガ






PageTop  Home 







 
2006/06/27


クロシタアオイラガ
Parasa flavescens


出来るだけこういう状態のうちに駆除します。

こうなってしまうと食欲も旺盛でかなり葉を食害されます。





  PageTop  Home



ヒロヘリアオイラガ

このイラガに限っては繭にも毒があるらしいのでその点でも注意が必要です。

ヒロヘリアオイラガ







イラガの繭(まゆ)

イラガの繭(マユ)







PageTop  Home 









テングイラガ
イラガと同様で挿されると痛く食害も著しい
2006/10/29





PageTop  Home






アメリカシロヒトリ

Hyphantria cunea

2008/06/28

ブルーベリーにアメリカシロヒトリという蛾の幼虫被害が発生しました。
この虫によるブルーベリーへの被害の報告は今まで耳にしたことがなかったですが
今後は気をつける必要が出てきたようです。

毛に毒は無いのでその点は安心です。

この害虫は北米から来たもののようです。マメコガネは日本からアメリカに渡りましたが
これは逆にアメリカから渡って来た害虫です。こういう交換は嬉しくないですね・・・。


イラガの幼虫と類似点があります。

イラガの様に幼虫が小さいうちは
コロニーとして纏まって行動します。
コロニーのうちに駆除出来れば
被害は然程でもありません。

特徴は蜘蛛の巣のような膜を張っています。

葉の食べ方もイラガと似ていて葉を
レース状に食べるようです。
これも分かりやすいからその点では
助かります。






2008/08/17

アメリカシロヒトリの終齢幼虫

チャンドラーで移動していました。
サイズも大きくなって移動速度も毛虫にしてはかなり速いほうだと思います。
アメリカシロヒトリの幼虫



アメリカシロヒトリについてのリンクも少し貼っておきます。

これまたあまり気味が良いという写真ではないので
虫嫌いの方はご覧に成らないほうが良いと思います。


アメリカシロヒトリ←幼虫の様子など
アメリカシロヒトリ←卵から成虫まで
アメリカシロヒトリの防除について




PageTop  Home










カレハガ(枯れ葉蛾)

Gastropacha orientalis Sheljuzhko

科:カレハガ科(Lasiocampidae) カレハガ亜科(Lasiocampinae)
開張40-50mm
地域 本州,四国,九州,対馬,屋久島;シベリア,朝鮮
成虫出現月6-7,8-9
幼虫食餌植物 モモ、ウメ、サクラ、リンゴ、ナシ、スモモ、アンズ、ヤナギ
終齢幼虫体長90mm



ブルーベリー(ラビットアイ系ベッキーブルー)で見つけました。
正確な名前は分かりませんがカレハガの一種だと思われます。

外部リンク↓
カレハガ(枯葉蛾)

カレハガ科(Lasiocampidae)種一覧



カレハガ(枯れ葉蛾)











PageTop  Home







キバラケンモン


Trichosea champa (Moore, 1879)
科:ケンモンガ科(Pantheidae)
属:Trichosea Grote, 1875
【分布】 本州,四国,九州,対馬,屋久島など



成虫発生時期 5月〜9月
(12月半ばでの発生は珍しいようです)

成虫その他詳細は↓こちらです。
みんなで作る日本産蛾図鑑 キバラケンモン
(成虫は割と綺麗な蛾のようです)


毛に毒があるかは不明

2008/12/15
小さい頃はコロニーを作るようです。
葉の食べ方はイラガやアメリカシロヒトリに似ているようですが
レース状に向こうが透けるということはないようです。
キバラケンモン 1齢幼虫












PageTop  Home







尺取虫
2006/08/28
葉を食べる害虫で小枝に擬態しているので見つけにくい。

刺すことはありません。
接ぎ木の芽を食べられると接ぎ木が駄目になることがあるので
その場合は特に注意する必要があります。

 
     



2008/05/01
接ぎ木の接ぎ穂からの芽を食害されました。
写真には2匹写っています。
接ぎ木には致命的な場合もあるので注意が必要です。
接ぎ木の芽を食べる尺取虫




尺取蛾の成虫
↑の写真の下(S字型)の尺取虫の成虫です。

尺取蛾の成虫







PageTop  Home









カイガラムシ





社団法人農林水産技術情報協会さんの昆虫科学館の樹木の害虫「カイガラムシ」↓で生態、防除などで詳しく解説されています。

樹木の害虫「カイガラムシ」


カイガラムシについてはマシン油と石灰硫黄合剤がブルーベリー使用登録があります。
私は冬に石灰硫黄合剤を散布して防除しています。








PageTop  Home






蓑虫
被害は多くはありませんが
葉や茎を切って蓑を作り葉を食べるようです。
見つけ次第駆除します。
刺すことはありません。




2011/05/19
蓑虫大発生
2011年はマイマイガは殆ど見かけませんでしたが
一部の樹で蓑虫がかなり沢山ぶら下がっているのを確認しました。
これだけ大量だと被害も侮れません。

蓑虫大発生



PageTop  Home







蜘蛛
巣を張る蜘蛛は虫を取ってくれはするのですが
風通しを悪くしたり日当たりが悪くなったりするので
ブルーベリーにとっては害虫のようです。

追記・写真の蜘蛛は巣を張らないらしいです。
ですからこの蜘蛛は益虫のようです。


PageTop  Home









カミキリムシ



幼虫(テッポウムシ )が枝に食入して中から食い荒らします。
侵入された枝は枯れてしまいます。

俗に芯食い虫などとも呼ばれているように
枝の芯の部分を食べてパイプ状にしてしまうわけです。


穴に針金などを差し込んで突き刺して駆除します。



2008/01/29追記
カミキリムシ類に
バイオリサ・カミキリ(微生物殺虫剤)が登録されました

リンクを見ていただければ一目瞭然ですが
1)分生子が体表に付着、発芽して皮膚を貫通し体内に侵入する。
2)昆虫体内では体液中を循環し短菌糸を多数形成して養・水分を奪う。
3)昆虫はミイラ化して死亡する。
そうです





ゴマダラカミキリ
甲虫目 カブトムシ亜目
カミキリムシ科 フトカミキリ亜科
Anoplophora malasiana
大きさ 25-35mm
時 期 6-8月
分 布 北海道・本州・四国・九州

ウスバカミキリムシ
甲虫目 カブトムシ亜目
カミキリムシ科 ノコギリカミキリ亜科
Megopis sinica
大きさ 30-55mm
時 期 6-8月
分 布 北海道・本州・四国・九州・沖縄





ナガゴマフカミキリ
甲虫目 カブトムシ亜目
カミキリムシ科 フトカミキリ亜科
Mesosa longipennis
大きさ 13-22mm
時 期 5-7月
分 布 北海道・本州・四国・九州
ナガゴマフカミキリ





PageTop  Home










コウモリガ


幼虫が木に穴を開けて幹の芯を食害します。
写真のように糞が幹に付着しているのが特徴です。

生育が悪くなったり枝が枯れたりすることもあるようです。

幼齢期にキク科の植物に入っている様子
コウモリガ







ブルーベリーの枝に入って枝を折られました

高さ8cm程度の場所で12mm程度の枝でした
自根でしたらまだしもですが接ぎ木の接合部より下で折られると被害は深刻です。
コウモリガの幼虫と被害




対策

雑草(特にキク科の植物で蓬など)が茂っていると被害を受けやすくなるので
出来るだけ雑草を綺麗に刈り取っておきます。

2年程度の台木に接ぎ木した場合は鉢増しの際に接合部付近まで埋める

接合部より下にアルミホイル、新聞、メデールのような接ぎ木用のセルパラテープを巻くと
被害を防げると言う報告が来ています。



PageTop  Home











ボクトウガ


Cossus jezoensis

ボクトウガ科(Cossidae)
ボクトウガ亜科(Cossinae)

分布 北海道,本州,九州,対馬;中国
成虫発生時期 6-8月



幼虫が木に穴を開けて幹の芯を食害します。
糞が株元にコロコロ落ちてるのが特徴です。

ボクトウガの被害及び被害穴及び幼虫


成虫はこんな蛾です。

ボクトウガ
(↑外部リンク 幼虫図鑑様より)








テッポウムシの被害
木の芯に穴を空けて食害する害虫を総称してテッポウムシと言ったりします。
被害の様子です。
芯食い虫(テッポウムシ・鉄砲虫)







PageTop  Home









キバラモクメキリガ

学名:Xylena formosa  
鱗翅目ヤガ科セダカモクメ亜科

多食性





キバラモクメキリガ




花に孔を開けた幼虫


キムネクマハチの吸蜜孔


花から取り出したところ
(クリックすると動画が見れます)
花に孔を開けて蜜を吸っていた幼虫



キバラモクメキリガ



資料↓
幼虫図鑑 キバラモクメキリガ




PageTop  Home












おんぶバッタ

2007/09/19

食欲は旺盛というほどではないのですが毛虫などのように葉にとどまるということがないので
葉にとまっている瞬間に捕らえないといけません。

写真のように地味ながら着実に葉を食い荒らしていきます。

今年も余り気にしていなかったのですがオニールとかかなり被害が多いものが出るようになってから
見つけたらなるべく捕殺するようになりました。

おんぶバッタ

因みに良く似ているバッタにショウリョウバッタというのも良く見かけるのですが
そちらはブルーベリーは食べないようです。

以下、anさんから頂いたコメントを紹介しておきます。

>ショウリョウバッタ=ショウジョウバッタどちらの呼称も同じですが、
こちらの食性は単子葉植物・それもほとんどイネ科を食料としています。
>少し太めのオンブバッタ(上の小さいのが雄・でかいのが雌)というのが、双子葉植物の害虫です。






PageTop  Home







アワフキムシ



ブルーベリーの葉の裏に泡状のものがつきます
葉や枝から汁を吸っているらしいのですが余り被害はないそうです。
一応、害虫の扱いになりますがそれほど気にしなくても良いようです。





PageTop  Home







アオバハゴロモ


綿のような部分にいるのが幼虫でその下に成虫が二匹います。
やや風通しが悪い木によくついていたように記憶しています。
吸汁性害虫で実害はあまりないようですが大発生すると樹勢が衰えたりする場合もあるようです。参照↓
アオバハゴロモ



我が家では今のところ幼虫がいる場所にホースで水をかけて飛ばすくらいで
何もしていませんが最近は大分減ってきたように思います。







PageTop  Home










名称不明のブルーベリーの害虫(芋虫・毛虫)




葉を食べる毛虫

果実を食べる芋虫

接ぎ木の穂木の
芽を食べる芋虫

ブルーベリーの害虫(芋虫・毛虫)






PageTop  Home






アブラムシ
新芽などに特に良く見られます。
今のところ被害はそれ程でもありません。


2008/09/14
接ぎ木のカロラインブルーの新芽にアリが上っていくのでよく見たらアブラムシが付いていました。
アブラムシは葉を食べると言うことはないから普通の木では放っておくのですが接ぎ木の新芽から栄養を吸われては堪りません。
昨日、筆で払っておいたのですが今朝になったらまた少し戻っていました。もう一度払ってどうやら取り除けたようです。

ブルーベリーのアブラムシ






PageTop  Home









なめくじ
特に新芽を食べます。
接ぎ木の穂木からの新芽を食べられると被害は甚大ですが
普通の苗の場合の被害は然程でもありません。
ブルーベリーの花とナメクジ





ナメクジに舐められたブルーベリー

春先でまだ果実も少ない時期にはこうした光景も見られます。
ブルーベリーのナメクジによる被害









ウリハムシ
葉を食べます。
今のところ被害はそれ程でもありません。




PageTop  Home











ブルーベリー使用登録農薬






ブルーベリー使用登録農薬一覧

2010/09/05更新




農薬の種類

農薬の名称 

病害虫・雑草名称

 石灰硫黄合剤 各種・石灰硫黄合剤 縮葉病、カイガラムシ類、ハダニ類、
越冬病害虫
 カーバム剤 三洋NCS  白紋羽病、紫紋羽病
 塩素酸塩水溶剤

クサトールFP水溶剤
デゾレートA・他

一年生雑草、多年生イネ科雑草、
多年生広葉雑草
 ダイアジノン粒剤 各種・ダイアジノン粒剤5  コガネムシ類幼虫
 CYAP水和剤 各種・サイアノックス水和剤  マイマイガ、ドクガ
 クロルピリホス水和剤 各種・クミアイダーズバン
水和剤25
 カイガラムシ類
 グルホシネート液剤 各種・バスタ液剤  畑地一年生雑草、畑地多年生雑草
 ピーチフルア剤

シンクイコン

 モモシンクイガ雄成虫                                   

 水和硫黄剤    ハダニ類
 チェリトルア剤

スカシバコン

 コスカシバ雄成虫                                         
 アグロバクテリウム ラジオバクター剤 

バクテローズ

 根頭がんしゅ病                                           
 ペルメトリン水和剤 各種・アディオンフロアブル  オウトウショウジョウバエ
 オレイン酸ナトリウム液剤

オレート液剤

 アブラムシ類                                               
 展着剤    ヒメコガネ幼虫                                           
 アセタミプリド水溶剤

モスピラン水溶剤

 オウトウショウジョウバエ
 マシン油乳剤 各種・マシン油乳剤   カイガラムシ類
 ジクワット液剤 レグロックス  果樹園下草一年生雑草                               
 クレソキシムメチル水和剤 各種・ストロビードライフロアブル  斑点病 灰色かび病
 BT水和剤

デルフィン顆粒水和剤
ガードジェット水和剤・他

 イラガ類                                                   
 ボーベリア ブロンニアティ剤

バイオリサ・カミキリ

 カミキリムシ類                                          
 プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル乳剤

アカリタッチ乳剤

 ハダニ類                                                  
 ミヤコカブリダニ剤

スパイカル

 ハダニ類                                                 
オリフルア・トートリルア・ピーチフルア・ピリマルア剤

コンフューザーMM

 リンゴコカクモンハマキ、モモハモグリガ       
 モモシンクイガ、ナシヒメシンクイ
 スタイナーネマ グラセライ剤

バイオトピア

 ヒメコガネ幼虫
 スタイナーネマ カーポカプサエ剤

バイオセーフ

 モモシンクイガ
 トートリルア剤

ハマキコン−N

チャノコカクモンハマキ、チャハマキ、
ミダレカクモンハマキ
リンゴコカクモンハマキ、リンゴモンハマキ
 オリフルア・トートリルア・ピーチフルア剤

コンフューザーR
コンフューザーN

ミダレカクモンハマキ、
リンゴコカクモンハマキ
リンゴモンハマキ、モモシンクイガ、
ナシヒメシンクイ
 キャプタン・有機銅水和剤

オキシラン水和剤

 斑点病

グリホサートアンモニウム塩液剤 

モンサントラウンドアップハイロード

一年生雑草、マルバツユクサ、   
多年生雑草、スギナ

グリホサートカリウム塩液剤

ラウンドアップハイロード

一年生雑草、マルバツユクサ、   
多年生雑草、スギナ
バチルス ズブチリス水和剤   インプレッション水和剤  斑点病    
                        
炭酸水素カリウム水溶剤  カリグリーン 灰色かび病  
2009/10/27より有機農産物に使用可能
燐酸第二鉄粒剤 スラゴとフェラモール
ナメトール
三共ナメクジ退治
ナメクジ、カタツムリ 
グリホサートイソプロピルアミン塩液剤 ハーブ・ニート液剤 一年生雑草、多年生雑草
オリフルア剤  ラブストップヒメシン ナシヒメシンクイ(交尾阻害)
ソルビタン脂肪酸エステル乳剤  カダンセーフ (フマキラー株) ワタアブラムシ             
クロチアニジン水溶剤    協友ダントツ水溶剤 アブラムシ類、ケムシ類                
グリホサートイソプロピルアミン塩・
ピラフルフェンエチル水和剤
 サンダーボルト007 除草剤                                
グルホシネートPナトリウム塩液剤  ザクサ液剤 除草剤                                NEW!    




独立行政法人農薬検査所のサイトで検索できます


農薬登録情報検索システム(タイトル下)→農薬登録情報検索システム→
農薬を使用する際に必要な情報の検索→
と進んでください


具体的な薬品名は上記検索でお調べください



有機栽培に使用できる農薬はこちら↓
第15章 有機栽培


上記農薬の中では
石灰硫黄合剤、マシン油乳剤、水和硫黄剤展着剤、等が有機栽培として利用できる農薬のようです。












都道府県病害虫防除所等リンク集



 北海道・東北
北海道病害虫防除所 青森県農業情報サービスネットワーク いわてアグリベンチャーネット
宮城県病害虫防除所 秋田県病害虫防除所 山形県病害虫防除所
福島県病害虫防除所    
 関東・甲信
茨城県病害虫防除所 栃木県農業環境指導センター 群馬県農業技術センター
埼玉県病害虫防除所 千葉県農林総合研究センター病害虫防除課 東京都病害虫防除所
神奈川県農業技術センター病害虫防除部より 病害虫防除所(総合農業技術センター調査部) 長野県病害虫防除所
 東海・北陸
新潟県病害虫防除所 富山県農林水産総合技術センター農業研究所 いしかわ農林業情報システム
福井県農業試験場 病害虫防除は無し 静岡県病害虫防除所 あいち病害虫情報
岐阜県病害虫防除所 三重県病害虫防除所  
 近畿
滋賀県病害虫防除所 京都府病害虫防除所 大阪府病害虫防除所
兵庫県病害虫防除所 奈良県病害虫防除所 和歌山県農林水産総合技術センター
 中国・四国
鳥取県病害虫防除所 島根県病害虫防除所 岡山県農業総合センター
広島県農業情報ローカルネットワークシステム 山口農林業情報システム 香川県病害虫防除所
徳島県農業試験場病害虫防除所 愛媛県病害虫防除所 こうちけん病害虫防除所
 九州・沖縄
福岡県病害虫防除所 佐賀県農業技術防除センター病害虫防除部 長崎県病害虫防除所
大分県安全農業研究所 熊本県病害虫防除所 宮崎県病害虫防除所
鹿児島県病害虫防除所 沖縄県病害虫防除技術センター  














参考リンク集

幼虫図鑑

みんなで作る日本産蛾図鑑

社団法人農林水産技術情報協会さんの昆虫科学館 の庭の刺す毛虫・刺さない毛虫




pageTop   Home