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明けましておめでとうございます。
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行政書士 高坂大樹
記録的な寒い冬。お正月にご家族や恋人と一緒に、ハートウォーミングな映画をご覧になりませんか。今回は心がぬくもるラブストーリーを5本紹介しましょう。
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ブダペストからウィーンに向かうユーロトレインの車内でたまたま乗り合わせたフランス人の女子大生セリーヌとアメリカ人の青年ジェシー。意気投合してオーストラリアで途中下車し、夕方から夜明けまでウィーンの街を歩き回ることになるという一夜の出来事を描いたラブストーリーの名作です。うぶというほど幼くもなく、恋愛に幻想を抱かないほど大人にもなっていないふたりが、恋愛の理想と現実との間をゆれながら、おたがいの気持ちを探り合う姿が、とても可愛らしい作品です。現代のアメリカ文化とヨーロッパ文化の出会いの一瞬を見事に表現した作品でもあります。
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『ビフォア・サンライズ』の続編です。ウィーンで一夜を過ごしたアメリカ人のジェシーとフランス人のセリーヌは、半年後にウィーンで会う約束をしていたのですが果たせず、そのまま月日は流れて行きました。そして九年後、ジェシーはあの一日を小説にして出版し、書店のサイン会でパリを訪れます。書店には本のことを知ってサイン会に来たセリーヌの姿がありました。ジェシーは次の仕事に出発するまでの短い時間をセリーヌと一緒に過ごすことになります。大人になったふたりのやりとりがおしゃれです。
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アイルランドからアメリカへ不法入国した一家の苦労と家族の絆、移民の夢と現実を描いた名作です。監督の半自伝的作品で、共同脚本にはモデルとなった娘二人が名を連ねています。どんな困難な状況でも愛を忘れず、生き生きとしている子供たちの姿は感動的です。
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返還直前の香港を舞台に、大陸から香港に出稼ぎに来た純朴な青年と、同じく大陸出身のファーストフード店で働いている女性との恋愛を描いたラブストーリーです。中国社会が大きく変貌しようとしている時代と変転するふたりの人生が重ね合わせられているのですが、一度は別れながらも紆余曲折を経て再会する場面は感動的です。当時の中国人の心の歌だったテレサ・テンの『甜蜜蜜』がテーマになっていて、その他にもテレサのヒット曲の数々が随所に使われています。
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クリスマスを目前に控えたロンドンを舞台に、愛を求める様々な階層・年代・職業・人種・国籍の男女の姿を、同時進行的に描いたラブストーリーです。シャイな英国人気質と、愛があればすべて良しの思想が伝わってくるハートウォーミングな名作です。
平成18(2006)年1月1日
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