あなたもプログラマ?(あなたも知らない衝撃の事実)
ここでは、完全にプログラミング初心者向けに書いてみます。COBOLと関係ありません。でも面白く書けたとおもいますので一読して下さい。
あなたも自然にプログラミングを実践している
コンピュータは与えられた命令を順に実行しているに過ぎません。それはコンピュータだけではありません。アナタも同じなんです。日常生活の中で無意識に脳が命令を出し、身体がそれに反応しているのです。人間は本当に素晴らしいコンピュータを搭載していますし、一瞬の間に様々な判断を下しているんです。
例えば…
実際の日常での簡単な例を挙げてみましょう。これはほんの一例です。アナタが朝目覚めてから夜眠るまでの間、絶え間無くプログラムが処理されてます。この例題ひとつでも大雑把なものです。人工知能というものが現在でも完璧でないのは、これを見るだけでも理解できるでしょう。では以下の例を見て下さい。番号の順を追って処理されているのがわかります。
本屋で「ジャンプ」というマンガ雑誌を購入する場合
- 本棚まで歩く
- 本棚からジャンプというマンガを探す
- ジャンプを発見した場合「5.」へ
- 店の親父に文句を言って店を出る→終わり
↓本棚にある場合
- 本棚からジャンプを取り出す
- 本全体を軽くチェック
- 外身が汚れていたり破れている場合「2.」へ(違うジャンプに変更)
※もし全てのジャンプが傷んでいた場合は「4.」へ
- マンガをパラパラとめくる
- 中身が汚れていたり破れている場合「2.」へ(違うジャンプに変更)
※もし全てのジャンプが傷んでいた場合は「4.」へ
↓綺麗な本の場合
- 自分がよく読んでいるマンガが掲載されているか確認
- 好きなマンガが休載。ショック!「4.」へ
↓ちゃんと掲載している場合
- ニヤニヤしながらレジへ持っていく
- 店の親父がいい歳してジャンプもないだろ、そんな目でチラ見
- カッとなり親父を殴る→ムカムカしながら店を出る→終わり
↓親父の冷たい視線に耐えた場合
- おもむろに財布を取り出す
- 親父が値段を言う
- 財布に図書券があるか確認する
↓図書券がある場合
- 「図書券使えます?」フランクに親父に尋ねる
- 「今日だけな。特別だぞ」やれやれと言った表情の親父
- 「いつもすまねえな」図書券を差し出す
- 「ありがとう、また来てね」手を振る親父
- 「じゃ、またな」そう言って店をあとにする青年
- 家でジャンプを読み悦に入るが、何か引っ掛かる
- あ、お釣りもらうの忘れた
- 終わり
↓現金で支払う場合
- 財布にお金があるか確認
- 10円足りない
- 親父に値下げ交渉開始
- 親父「うちもこれが限界」の一点張り
- 仕方ないからジャンプひったくってダッシュ
- 家でジャンプを読み悦に入るが、何か引っ掛かる
- あ、カバン本屋に忘れた
- 鉄格子の部屋に引越し
- 終わり(Bad Ending)
ど、どうでしょうか?ちょっと長すぎますね。でも、こういう命令や判断をアナタも無意識にやっているんですよ。プログラミングというのは、こういう1つ1つの処理、判断をキチンとわかるように書いていく作業のことなのです。