レビュー番号1

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カルカソンヌ
作者:ヴレーデ・クラウス・ユルゲン

金メダル 
総合評価:☆☆☆☆☆
ルール難度:軽い
人数:2人〜5人
一般人受け:☆☆☆☆☆
拡張出すぎ度:☆☆☆☆☆


個人的に、一番最初にレビューしたかったのは
カルカソンヌである。なんせ
一番最初に買ってやったドイツゲームであるからだ。


正直、最近はやりすぎて食傷気味ではあるが、ドイツゲームにはまるきっかけになった
作品なので思い入れもある。
そこで第一発目のレビューとしたい。






これがスタートタイル。ここから物語スタート。




ゲームは手番になったらタイルを1枚引いてそれをどこかに
接続する。


このとき色々な地形が描かれているが辻褄が合うように配置しなければならない。


 そしていま接続したタイルに自分の配下コマを配置するかどうかを
決定する。後に地形が完成すればそれに応じて得点を得る。






これが得点ボード。すごく使い勝手が良い。

他のゲームでも使用するw

人型のコマがカワイイ。




地形にも色々あって
基本は城だ。なんせ得点が高い。
邪魔されたり、乗っ取られる可能性も秘めているわけだが。
このゲームは大きな城を完成させたときの爽快感を味わうゲームだ。

道なんか引いたってハッキリ言って勝てない。
道引いたらみんな溜息を吐く。
ハイリスクハイリターンな草原もうまいこと配置したい。
ラッキーなのは修道院。得点が高いし未完成でも
まとまった点になりやすいので是非とも引きたい。


前に三回連続修道院引いた人がいて
もう、その時点でゲームが決まってしまった感じだった。
それは稀なケースだろうが。


ルールは簡単で、運の要素が強めではあるが
戦術もあり、なかなかバランスのいい好ゲームである。
ゲーム初心者にオススメしたい。時間も30分少々で終わるし。


注意したいのは慣れた人が初めてやる人を交えたときに
あれこれ言いすぎないようにしたい。
やっぱ初心者だって色々考えて自分でやってみたい。
これはどんなゲームでも言えることだが。
アドバイス程度に言うのはいいんだけどね。


話はそれたけど
たったこんだけのゲームなのに楽しくて最初は
それこそ猿のように延々やった。
それ故、最初にも述べたとおり食傷気味だ(汗)






ゲーム中盤の画像。激しい縄張り争いをしている。

写真では拡張1も入っている。




それとこのゲーム、やたらと拡張セットが販売されている。
個人的には1番あれば十分な気がする。


基本セットだけでも充分楽しいけど。
いつものゲームにアクセント加える意味で数種類もっててもいいかもしれない。


でも一回のゲームで拡張を複数入れるのは反対だ。
重いゲームになってせっかくのプレイ感が変わるし
ゲームバランスも悪くなるからだ。






ゲーム序盤。

真ん中の城で早くも青と緑が競合


赤のプレイヤーは現在城を建設できていない。


ゲーム終盤。

混戦だが、修道院を3つ引いた青勝利





ぐり総評
 金メダル 総合評価:☆☆☆☆☆

このゲームはなんせ我が家では稼働率が高い。
初心者にまず、勧めやすい。
値段も他のドイツゲームにくらべたら安いし。
ゲーム時間が短くてルールがシンプルなので
万人向けのゲームだと思う。

終わった時に
「もう一回やろ!!」
と声の掛かりやすいゲーム。
それだけいいゲームなんだろうと思う。

実際このゲームをやってみて後から買ってる人多数である。

ゲームが終わった後に出来上がる地図を眺めてても楽しい。
二度と同じ地形はでないだろうし。
南フランスの広大な草原と城。
ロマンチックじゃないですか!!

ただ、個人的には女性には思ったほどは受けない気がする。
いや、女性でも
好きな人は好きなんだけどね。

それでも、
俺をドイツゲームの世界に引き込んだこの作品を
最高評価の金メダルとしておきたい。



りんさん総評
評価:☆☆☆☆☆

ルールのわかりやすさ、意外な奥深さ、引き運、戦術、タイルの美しさ、と色々な要素が入っている。
多人数では協力するも良し、邪魔しあうも良し。
「ここに置くのもいいよね〜」とか相談しながらのプレイも可能。
残りの駒との兼ね合いによるジレンマの要素もほどよくある。


万人にウケがよく、初心者の会では特に重宝している。


余談だが、今のところ父(60歳代)母(50歳代)を含めた全員にウケがよかった。


山のタイルが非公開なことを除くと、残りの駒数や得点が全て公開なので、進め方の道筋は立て易い。
因みに、約7割の人が一度は人型駒で組み体操をする。



かもや@チェック

箱の寸法は275×190×68(mm) タイルは45mm角
人型トークンの身長は約16mmでーす