HOME | ANN com レポTOP | FURACHI男レポTOP | 第1回 2003.4/5 21:30〜22:00 |
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FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。 GacktのFURACHIな男たち。 FURACHIな男代表、Gacktです。 Gacktの、FURACHIな男たち。 まあ、FURACHI、法に外れている、 道に背く、まあ法に触れているっていうのはどうかと思うんだけど、 まあ、大きくいうと、固定概念を壊して新しいなにかをすることで、 新しいなにかを生もうではないかみたいな。 え〜この番組は自由な発想でいろいろ考えて きみの人生とがっちり向き合う番組どぇす。 まあ、それが、Gacktの、FURACHIな男たち。 ふふっ、いやいや、ちょっとこう、セクシーさ、番組らしいセクシーさ。 ![]() え〜ここで1枚、メールを。。。。 これはね、オールナイトの最終回のときにね、え〜彼と電話で話をしました。 「え〜ぼくはGacktのオールナイトニッポンcomの最終回で 電話でアドバイスをいただき、その次の次の日、 プロボクサーとしてのデビュー戦を飾ったドラゴ・シュンスケ・ンです。 番組出演後は気持ちが高ぶってなかなか寝られませんでした。 けれど試合当日、後楽園ホールにはいったとき、 自分を表現できる場に帰って来た! と思い、とても落ち着いていました。 試合は大きいパンチを狙いすぎて、あまりいい内容ではなかったのですが、 勝つって信じているから!というGacktさんの言葉を 何度も心の中で繰り返しながら闘っていました。 その結果判定で勝利することができ、試合後2日はひたすら余韻に浸っていました。 しかしデビュー戦に勝ったとはいえ、ボクサーとして今後のことを考えると、 正直言って不安な気持ちもあります。 毎回いつ怪我をして最後の試合になるかもわからないし、 日本では世界チャンピオンでもほかの仕事を持ちながらでないと プロボクサーをやっていけないのが現状なので、なおさら安心はできません」 ドラゴ・シュンスケ・ン。もりもり? S:もりもり? G:ふっふふ。おめでとう! S:ありがとうございます。 G:よかったね! S:はい。 G:信じていました。 S:ありがとうございます。 G:どうだった、判定に。。。。判定になったことに対してどうだったの? S:やっぱ、倒したかったんで。右を大きいパンチを狙っちゃって、 ちょっと。。。いい内容にはなんなかったんですけど。 G:なるほどね。まあでも、勝つっていうことがとにかく大事だからさ。 大切なのは結果だしね。さっき、ちょっと表を見てたんだけどさ、 その相手のボクサーの、花形ジムの人でしょう? 彼は今回で2敗目なんだよね、きっと。 S:そうですね。 G:ね。このボクシングとか、試合でもそうだし、ぼくらの世界でもおんなじだけど、 負けた瞬間にもう、引き始めてる自分がいたりするとさ、もうだめだよね。 S:そうですね。やっぱりジムの先輩でも、 けっこう、2敗とかでやめてく人も、けっこういるんで。 G:だよね。まあその、負けるっていうのは、結果として 戦歴に残ったことがぼくは負けだとは思ってないのね? S:そうですね。 G:自分の、自分自身に対してだと思うんだ。たとえば、 2敗してもそのあと40勝できるんだったら、 その2敗は全然大きな2敗だと思うし。 S:そうですね。 G:自分にとっての、自分にとってどういうふうな形になっているかっていうことだと思うんだよね。 負けに慣れるっていうことも良くないし、うん。。なんていうんだろう、 自分自身に勝ち続けることができるかっていうことなんじゃないのかなぁ。 S:そうですね。 G:この、デビュー戦にまあ勝ちました、でも今後自分がプロボクサーに、 プロボクサーとしてやっていけないかもしれない、 いま悩んでいるみたいなこと書いてあったけど、現状はどういう感じなの? S:そうですね、もう、やれるところまで走ろうとは思っているんですけど。。。。 やっぱり、ジムの先輩でも、まあ、試合でやられちゃって、 でやりたいんだけど、引退しなきゃいけない。。。 G:なるほどね。 S:そういう選手見てるんで。 G:まあでもそれってさ、悩みはじめたらきりがないことだよね? S:そうですね。 G:うん。だって、ぼくらの世界もおんなじじゃない? 例えば、ああ、咽喉にポリープできました、歌が歌えません、 はいおわり、だよね?例えばランナーの世界でもそうだよね。 足、片足骨折しました、じん帯切りました、はいおわり。 それは、たぶんどの仕事をやってても、必ずつきまとうんだよ、大なり小なり。 S:そうですね。 G:うん、ただ、それが、自分たちの世界だけであるんじゃないかって思ってしまったりとか、 例えばいま、えっと、いくつだったっけ? S:二十歳です。 G:ということは大学生?大学3年生だよね? S:そうです。 G:就職活動も、始まってるころなんだよね。 S:そうですね、これから。 G:まわりが就職活動し始めていて、で自分はボクサーとして? やっていこうかいくまいか、もしくは他の就職してもいいんじゃないか、 まあ、いろんな起点に立ってるとは思うんだけど。。。。 まあ最終的には自分で決めればいいだけの話だと思うんだ。 S:そうですね。 G:うん、要は、誰の人生でもない、俊介の人生だから。 そのボクシングで、どこまでいけるかわからない、例えば、さっきの話したよね、 日本では世界チャンピオンでもほかの仕事持ちながらでないと プロボクサーをやっていけないのが現状、だったら、変えればいいじゃん? っていう話なんだよねはっきり言えば。 その変える気があんのかって、そこまで背負う気があるんだったら、 変える気があるんだったら、変えてみれば? ないんだったら、じゃあほかの仕事持ちながらボクサーやれば? っていうだけの話だと思うし。 例えば、そうだな、いま、PRIDEとかK−1とか、 世の中に格闘技としてはかなりメインになってきたものってあるじゃない? でも、彼ら自身はさ、ほんとうにじゃあ、 それだけで生活してるかっていうと全然そんなことないんだよね。 ほとんどはみんな、バイトしてたりとか他に仕事もってたりとかっていう状況で、 トップの選手だけが、なんとか、やっていけるっていう現状があるわけじゃない? S:そうですね。 G:でもそれを、それじゃだめだと思ってる人たちがいて。 で、そういう人たちが、なんていうのかな、 変えようっていうきっかけをなにか作ろうとしてるわけじゃない? そっちの方に俊介がまわれるかどうかっていうのも、大切なことだと思うし。 うん。。。。。まあ、そもそもなんで、ボクサーになろうと思ったわけ? S:強くなって、自信つけて、生きてるっていう実感を得るために。 G:ああ、なるほどね。。。。なるほどね。 S:ボクシングとっちゃうと、 生きてる。。。とはやっぱり言えなくなっちゃうんですね。 G:なるほどね。まあ、あのね、ぼくが言いたいのは、 絶対にボクシング続けるべきだよっていうことをいいたいんじゃないんだよ。 俊介が、自分がこれだと思うことを、あの。。。 自分自身に熱くなって生きれるかどうかっていうものが、 ほんとに目の前にあるんだったら、それをやればってことなんだよね。 うん、なんていったらいいのかな、うん。。。。 あの、ボクシングやめたら自分が終わるっていうんではなくて、 要は、ここに命を賭けてやれる仕事があるんだったら、 その仕事をやってみたらいいんじゃないのってことなんだよね。 それがボクシングなんだったら、ボクシングをすればいい。 そうでないんだったら、そっちの仕事があったら、 なにか自分にこれだと思う仕事があるんだったら、 絶対に自分は負けないって気持ちでやればいいと思うんだよね。 うん。いまちょうど、まあ、就職活動の真っ最中でさ、 きっといろんなこと考えてるんだろうとは思うんだけど。 S:はい。 G:俊介の中で、いまはどういうふうに考えてるわけ? プロボクサーでいこうと思ってるの? S:そうですね、 トレーナーをやりながらプロボクサーっていうのが理想なんですよ。 G:なるほどね。 S:ボクシングの世界で、トレーナーとしての頭脳と、 選手としての体があれば、必ずチャンピオンになれるっていう。 G:なるほどね、うん。。。。なるほどね。。。。 いろんな方法あると思うんだけどね。 俊介にとってボクシングっていうのは、どういうもの? S:。。。。生きてる存在証明ですね。 G:うん。。。。。いいね!うん。 まあぼくが音楽をやってる理由とおんなじだよね。 S:そうですね。もう命賭けてやってるし。 Gacktさんもステージで憧れるくらい、っていうか、 写真集でも見たんですけど、倒れてるシーンとか。。。。 そういう命賭けてやってるっていう点では共通してるなあって、思いますね。 G:。。。。なんていうんだろう。。。あの。。。。自分がそこ、それをやってる最中に、 ずっと熱いまま、熱い自分でいられるかどうかってことが一番大切だと思うし、 それを忘れなければ、きっと俊介は、いい男でずっといられると思うのね? 例えそれがボクシングじゃなかったとしても。 で、自分が、かっこいい男でいまいるかどうかってことを 俊介の中の基準にすれば、いいと思うんだよね。 S:はい。 G:うん。それがきっと今後の俊介の道を択ぶことになっていくと思うから。 S:そうですね。 G:ちなみに次の試合は? S:6月、正式には決まってないんですけど、6月ごろを予定して。 G:そうか、はやくこのパンフレットに俊介の顔が出るようになるといいな? S:はい。 G:うん。楽しみにしてるよ。で、いつかあの、パンフレットに出て、 で2回戦とか、音楽が、つくようになると、 必ずぼくは俊介の試合を見に行って、ジークジオンって叫び続けるからさ。 S:ふふっ。 G:楽しみだね! S:楽しみですね。 G:まあ、絶対自分に負けないように。 S:はい。 G:命賭けて、がんばってね。 S:はい、がんばります! G:うん、じゃあ、またね! S:はい。ありがとうございました。 いいね、なんか。。。。嬉しいよ、凄く。 FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。 GacktのFURACHIな男たち。 CM ![]() FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。 GacktのFURACHIな男たち。 GacktのFURACHIな男たち。 この番組はアスカコーポレーションがお送りいたしました。 え〜記念すべきこの、初回放送。非常にあの。。。 自分の、存在証明、生きてることの、存在証明。 この言葉を二十歳にして言える、俊介が、 うん非常にかっこいいと、思います。 いいね、自分の存在証明のためにやってます。。。。うん。。。。。 この言葉ってずうっとこう、ぼく自身も言い続けてきた言葉でさ、 でもヒトが言うと、なにかこう不思議な、ヒトが言ってるのを聞くと、 なんかこう不思議な感じになるんだよね。熱いなあコイツって。 うん、意外とね、いそうでいないんだよね、こういうこと、言える、人ってさ。 きっといま、彼はボクシングやってるとき、その瞬間は。。。 たぶん自分自身に対して必死なんだと思うよ。 その自分に必死な人たちが、もっともっと増えるべきだと思うし、 もっともっともがいてもいいんじゃないかなって、思います。 ということで、この番組は、きみからのお便りが命です。 こんなことをするのはFURACHIなのか、という疑問、生活していて不安に思っていること、 疑問などなんでも送ってください。ぼくが、すべて、受け止めます。 メールアドレスは全部小文字で、gackt@allnightnippon.com、Gacktのスペルはgackt。 ハガキのあて先は〒137−8686 ニッポン放送GacktのFURACHIな男たち。 電話で想いを届けたい人は電話番号も書いて送ってください。 今夜も30分、最後まで番組を聞いてくれてありがとう。 最後にぼくから、 FURACHIな男が、きみを、変えてみせる。 (終) |
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レポ作成 イリヤ 編集 tulip@管理人 |