2008年9月7日(日) 完敗でした 涸沼 → 日立港新堤防
■釣行プラン■ 前日6日、今シーズン初めて涸沼でシーバスを狙ったが、気配はあるものの完全ノーバイトでボーズ。どうも魚がスレ気味と感じたので、あまり釣り人が入らないマイナーポイントで1匹出してやろうと今日も涸沼へ。新しく購入したHoneyTrap70Sも使って、なんとか1匹出したいところ。明るくなったら、日立港でカンパチをジグで狙う2本立ての予定。 ■概況■ 暗いうちから狙おうと思っていたが、寝坊してしまって涸沼の釣り場に着いたのが4時半。それでもマイナーポイントなので、釣り人はいない。準備中、ボイル音が聞こえ、期待は高まる。 ポイントに立ち、水面を見渡すとイナっ子がそわそわしている様子がわかる。そのうち、あちこちからボコッとボイル音が聞こえてくる。と、まあここまでは昨日と同じ状況。問題は、ルアーに反応してくれるかどうかだ。ワンダー、TKLM90、ソバット80などなど、過去の涸沼で実績のあるルアーを次々と投入するものの、昨日と同じくまったく反応なし。 およそ1時間半で小移動を繰り返したものの、状況は変わらず。6時近くになるとボイルも起きなくなったことから、次の青っ子狙いのことも考えて終了することに。 涸沼を後にして日立港へ向かう。もう7時をまわっていたので、駐車場は車でいっぱいであった。堤防からかなり遠い位置に車を止め、新堤防まで歩く。今日の久慈川河口はイシモチ狙いの釣り師がいっぱいだが、新堤防の方からルアーマンが歩いて帰ってくるのが気になる。 新堤防は釣り人が多かったので、まずは一安心。港内側では時折サバのボイルが起こり、それなりに釣りになりそう。早速港内側をジグでしゃくる。ケーソンの隙間を狙って、徐々に先端に移動していく。ジグに反応がないので、前回好調だったアイスジグにチェンジ。前回ヒットさせたポイント近くに来たとき、アイスジグをしゃくりながら他の釣り人の話す方向にふと目をそらして再びルアーに目をやると、30センチぐらいのカンパチがルアーから30センチぐらい距離をおいて、ルアーとまるで同じ動きをしている。すかさずルアーを沈めて細かいしゃくりを入れたが、ヒットしなかった。この場所で釣りをしていた人のスカリにはカンパチが入っていたので、早朝は反応があったのだろう。 その後、移動した場所で20センチぐらいのカンパチのような魚がヒットしたのだが、すぐにバラシ。9時過ぎには雲の間から太陽が顔を覗かせ、体力的にも辛くなってきたので、新堤防を後にすることにした ポイント&メソッド■ まず涸沼。場所は風裏になるワンド。そのワンドの中と本流との境界を主に狙う。わらわらしているイナっ子に合わせてTKLM90をスローに、時折ワンダーのトゥイッチでリアクションを狙ったが、1バイトもなし。シーバスは完全にルアーを見切っているように思う。私の戦術では、もう打つ手がなかった。ハニートラップは、ぶっ飛びの飛距離で遠いポイントを狙うのにはいいが、今日の場所ようなシャローではゆっくり引くことができない。また次回も使ってみることにする。 続いて日立港。カンパチの反応は、すべてアイスジグ。推測だが、ルアーにじゃれつくように魚がチェイスするときは、もうバイトの期待は薄い。今日のように潮の動きがだらだらな時は、モーニングバイトを期待するしかない。サバのボイルは、アミかシラスを追っていたのか、メタルジグには無反応。去年経験した、何を投げてもサバがヒットといった状況とは明らかに違った。テトラ側では、チビワカシとアイナメらしき魚影のチェイスも見えた。このルアーは何が釣れるかわからない期待感がある。 ■反省と今後■ 涸沼は2連敗。1週間前はちょこちょこ釣れたそうで、違いは何かといろいろ考えたが、水の動きではないかと推測。今週はほとんどまともな雨が降らず、いい天気も続いたので、水が少し悪くなってるように思う。一雨欲しいところ。日立港は、釣る時間帯と潮の動きか。次の大潮では魚が入れ代ると思うので期待。寝不足の体が辛く感じた、2日間であった。 ■釣行データ■
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