2008年8月3日()  今年初の40アップ          鬼怒川(塩谷地区) 
■釣行プラン■
今週はろくに雨が降らず、どの川も渇水状態。鬼怒川も土曜の夜からいきなりガクンと減水したが、釣果から考えても鬼怒川以外に選択の余地なし。佐貫堰堤の上流、下流ともに渇水には変わらないので、このところ通っている上平橋上流へ向かう。厳しい状況が予想されるため、まだ暗いうちからロッドを振るために4時ごろに川原に到着する。








■概況■
いつも車を止めている場所にはまだ誰もいなかった。暗いのでゆっくりと準備をし、川へ移動。今日の狙いは、足元のカケアガリについているであろう魚なので、川岸から離れた場所でガイドを空に向けながらラインを通す。川に聞き耳を立てると、結構ジャボジャボやっている。ドッポーンと明らかにコイのようなジャンプだったり、バホッと小魚の捕食音が聞こえたりと、渇水で低活性と思い込んでいたがそうでもない様子。ダブルラインを仕上げたところで、バイト5gをチョイス。川中央付近にキャストし、足元カケアガリをなめるようにスプーンをリトリーブ。

何度かキャストしているうちに、足元近くになってスプーンがボトムを強く擦る部分があることに気付く。擦った部分からこちら側は浅瀬なので、擦る前に回収しようとリトリーブのスピードを上げようとしたときに、いきなりゴクッとバイトがあった。巻きアワセのような感じでアワセをいれる。



 ヒットがカケアガリということもあり、浅瀬で魚が水面をバチャバチャやっているのが見えた。ドラグを何度か引き出す重い引きから、そこそこのサイズと確信。スプーンはシングルバーブ付きなので、サーフでヒラメをズリ上げるように、川原に魚をズリ上げる。




予想以上にデカかったので、メジャーをあてると45センチあった。魚はヤマメ、ヒットタイムは4時30分。





 メジャーをあてた画像を残そうとすると、このように魚が暴れて上手く写せない。釣った直後はニジマスのようにも見えたが、この画像の魚の体側の模様をみると、間違いなくヤマメのようだ。











 もう一枚の失敗画像。これはこれで貴重か。




 撮影にもたもたしていたおかげで、魚は弱り気味。すぐに蘇生にかかる。エラ付近に手の平をバチャバチャさせ酸素を送ると、魚は姿勢を取り戻した。しばらくジッとしていて、だんだん明るくなってきたのでもう一度撮影しようと近づいたら、猛ダッシュで流芯へと消えていった。





その後同じパターンで上下流をちょっとずつ移動しながら探る。カケアガリ付近でコツッと小さいバイトが2度ほどあったが、ヒットさせることはできなかった。明るくなってミノーにチェンジしても同じ。6時近くなると、ボイルらしい跳ねも見られなくなった。上流の瀬に移動する。



 5gのバイト、2g前後のハスルアーで小ヤマメを探したが、減水のせいか全く反応なし。上流にフライマンがいたが、反応はないようであった。



 今日は子供たちと出かける予定があったので、7時半に釣りを終了した。












■ポイント&メソッド■
ヒットしたポイントはトロの足元側のカケアガリ。渇水気味でも水量のあるトロのカケアガリで魚が休んでいると読んでいたので水際にむやみに近づかず、スプーンも5gと軽く小さいものを使ったのが良かったのかもしれない。それより何より、ボイル音のようなものが聞こえるなど、魚の活性が思ったほど下がっていなかったのが良かったのかもしれない。








■反省と今後■
期待していなかったものの、結果的には45センチという魚が釣れて満足である。しかし、まともな画像が1枚も残せなかったのは情けない。もうちょっと魚の扱いを覚えないと。

それにしても、暗い時間帯にボイルしているという話を聞いたことがあったが、こういうことだったのかと今回確認することができた。今日の魚は、間違いなく食性で喰ってきた魚。ボイルしていたうちの1匹だったのかもしれない。渇水が続く場合は、このパターンをしばらく続けてみようと思う。






■釣行データ■
釣行時間 4:20〜7:30
天気 曇り
気温 24℃
水の色 澄み
風向き 無風
水温 17.5〜18℃
水位 -3.41m(観測所名/佐貫下)


■使用タックル■
ロッド ジャクソン
SR6F−702
リール シマノ
ツインパワー2500
ライン 東レ
バウオスーパーフィネス 3.5lb
ルアー
リグ
トリコロール55S、67S
リッジ70S
バイト7.5g、5g
ミュウ4g



■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
     



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