2008年5月18日(日) 淵の釣りで手応え 那珂川(烏山地区)
■釣行プラン■ 今日もヤマメ狙いで那珂川へ。このところずっと水位が下がり続けているので、水量のある烏山地区へと向かう。減水時はマズメ狙いに分があるあろうと、4時半に釣り場に到着した。 ■概況■ それなりに実績のあるポイントのため先行者がいると思ったら、誰もいなかった。ゆっくり準備をして瀬を流す。家を出たときは水溜りができており、夜中に雨が降ったようだが、釣り場はほとんど雨が降っていないようだ。開始時の気温は14℃、天気は曇り、回収したルアーが生暖かいことから、昨日の晴天から予想しても水温は高めのようである。 めぼしいポイントを一往復したが、バイトなし。ぬるい水では期待はできないだろうと、普段はあまりやらない淵へとポイントを移す。水位が下がったおかげで、川底の地形がうっすらと把握できる。淵全体としては100mほどあるが、流れ込みで流れが対岸にあたり、その流芯にそって手前にカケアガリというか、馬の背が形成されているので、その開いている部分を集中してスプーンを流す。 最初にバイト7.5gをキャストしたところで、馬の背のいちばん高いところがカウント7、流芯部分はカウント15ほど。急激に駆け上がっているようなので、もうちょっとなだらかな方がよいかと少しずつ下流へと移動する。何投目だったか、リトリーブを開始し川底にコツコツとルアーがあたり、いまカケアガリを通過しているところだなと思っていると、ガツンと強い手応えと同時に魚がジャンプ。サケ科の魚であることは間違いないと確信した次の瞬間、フッと手応えが軽くなってしまった。 ルアーをチェックすると、フックが折れていた。まだ買って1ヶ月ほどだが、いとも簡単に折れてしまうとは。魚のサイズは30センチほどだったが、力の掛かり具合ではあっさりと折れてしまうようだ。ちなみにヒットタイムは5時50分。 その後、同じ場所をスプーンの重さ、色を変えて探ってみるが、ノーバイト。しばらくして、エサ釣り師が話しかけてきたので、しばらく情報交換する。話を終え、もう一度さぐってみたが、バイトを得ることはできなかった。 下流にある瀬に移動。瀬の中にあるポケットにミノーを送り込むと、お約束のニゴイが。4月まではスレ掛かりが多かったが、5月に入ったらちゃんと口に掛かってくるようになった。鮎を意識しているのだと思う。瀬でも小石の多い場所は注意しないと、これからの季節はこれが連発する。 今日はちょっとアングルを変えて撮ってみました。 この後、さらに下流へ下って深瀬の場所で粘ってみたが、1バイトも得ることはできなかった。お腹も空いてきたので、8時40分に今日の釣りを終了した。 ■ポイント&メソッド■ 上に書いたとおり。探るのに時間がかかる、魚のやる気がないという理由から敬遠してきた淵の釣りだが、今日ちょっとだけ手応えを感じることができた。 ■反省と今後■ 水がないから深い場所と安易な考えで下流に来てみたが、そう簡単に釣れるはずもない。しかし、今日バラシた1匹は、今後の釣りのヒントになった。今後も水位が増えないようなら、淵の釣りをもうちょっと追求しようと思う。
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