2008年4月20日(日) 3度目の正直ならず 山形県・鮭川
■釣行プラン■ 今日は、前から予定していた鮭川へ釣行。狙いはもちろんサクラマス。関東地方は木曜夜から金曜日にかけて雨のため、那珂川や箒川は増水。その影響で日本海側の天気が心配だったが、ライブカメラや観測所の水位をチェックしたところ、川の水位はさほど変化していなかったため、予定通り鮭川へ。サクラマスは5月に入ってからが最盛期と思われるが、それ前に一度釣りをして雪代の様子や場所のチェックなどをしておきたかったのだ。6時前に釣りが開始できればよいと思い、1時半に出発、5時半過ぎに予定通り最上川合流付近に到着。 ■概況■ 朝マズメはここと決めていたので、最上川合流を狙う。シーズン初期に釣果の声を聞くのがここなので、さぞ混雑していると思ったら先行者は1人。おそらく、最上川の雪代の濁りを嫌ってのことだと思う。気温7度、非接触温度計で水温9.5℃。 ![]() ![]() この後、米坂橋下にある淵や瀬も探ったが、ノーバイト。時々バシャッと水面に顔を出す魚がいたが、お腹が赤く見えたのでおそらくウグイ。実釣時間は8時40分から11時半。 お昼近くになったので、セブンイレブンを探しに真室川方面へ。ついでに真室川のポイントを探そうと思ったが、防火センターで地元消防団の催しがあったので、それ以上上流へは行かずに石名坂頭首工の下流へ戻りランチタイム。この時間になると気温がグングン上昇し、車の温度計には24℃と表示された。 ![]() ![]() この場所は、岩盤から湧き水が出る場所がたくさんあり、田んぼに水を引いて川が減水する5月後半以降によいポイントだと沓沢食料店のおじさんに教えてもらったが、対岸は崖で人の介入は不可であり、日陰もあり、魚が休むにはよい場所だなと納得。 ![]() ![]() メジャーポイントのため、上流、下流にはアングラーの姿が見えるが、ここは先行者が必ず釣るとは限らない場所だと昨年地元アングラーに教えてもらったので、気楽に探る。下流にある深場まで、スレ対策にと購入したチャート系のミノーなどを駆使して探ったが、結局1バイトもないまま終了となった。実釣時間は16時から18時。 ![]() ■ポイント&メソッド■ 今回は、那珂川と同じ釣り方でやってみようと、「深瀬」「瀬落ち」をメインに、使うルアーを70〜90ミリ、スプーンを14gと、普段より大きめのサイズを使って探った。ミノーもスプーンも、普段やっている釣り方と同じ。ロッドは、鮭川河口以外は新たにサクラマス用に購入したノビーズブルーのGTA1710、ラインは6ポンドフロロラインで通した。個人的な意見では、6ポンドで90ミリのミノーでは、アクションが付きにくいように思う。ベストマッチはシンキングの80ミリか。スプーンは14gならキャストも、リトリーブもなんなくこなせた。 アングラー情報では、向松坂で10時ごろ59センチが1本上がったようだ。 ■反省と今後■ 結局3度目の正直とはならなかったが、過去2回釣行よりは気持ち的にも余裕を持って釣りができた。シーズン初期とあってかアングラーの姿も少なかったなので、好きなポイントに入って好きなだけ釣りができた。今日あらためて感じたのは、いつもやっているような釣り方しかできないということ。ポイント選びも、釣り方も、いつも那珂川でやっていることの延長になる。その理由は、淵とかを探っても、経験的に釣ったことがないので、釣りを続けることができないのである。個人的には、米坂橋から松坂にかけての川の感じが好きなので、今後もその辺を集中して狙おうと思う。 反省点として。今回は水温を考えてネオプレーンウェーダーのブーツフットタイプを持っていったが、私のように歩き回る人には重すぎるし、川原を歩くのが非常に疲れる。よって、透湿素材のウェーダーでインナーにフリース素材のものを履くなどして防寒し、腰下を軽量にしたほうがよいと思う。次回からはそうしよう。
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