2007年11月24日(土) なんとも情けない 相馬港沖堤防 → らくがき防
■釣行プラン■ 23日から25日の3連休を利用し相馬へ。今週は、19日頃から寒波の影響でいきなり寒くなり、出発時も福島県の中通りでは雪が降っている場所もあるということだったので、浜通りを経由で相馬を目指す。今回の狙いは、のっこみアイナメや、ソイなどの根魚である。 ■概況■ 23日の16時ごろに相馬着。早速どんこにて情報収集すると、このところオカッパリの根魚は不調のようである。ボートでは、スズキ、イナダが少ないながらまだ釣れており、沖堤防の沖にあるブイに周りがポイントらしい。沖堤防の一部にもその魚が付く場所があるということだったので、その話を検証する意味も含め、今回は沖堤防へ行ってみることにした。タイドグラフを見る限りでは、日中はお昼の上げ潮がよいように思えたので、9時ごろ沖堤防へ渡船した。 通称「0番」といわれる場所に下りた。先行者が数名おり、既に良型のアイナメが4〜5匹堤防の上に横たわっていた。今日は、まずやる気があるうちにと、どんこ店長から教わった場所を、バイブレーションやジグを使って探る。この釣りの狙いは、根魚ではなく、スズキである。これで来ればラッキーだと思っていたが、1時間ほどやっても何も反応は起こらなかった。 諦めて、根魚狙いに変更。オカッパリよりも水深があるため、ナツメ4号の重りを使ったテキサスリグで探る。開始早々子アイナメらしいバイトが頻発したので、そのうち釣れるだろうとたいして気にも止めないでいたが、しだいにバイトが少なくなっていく。それと同調するように流れが弱くなり、11時ごろには潮の流れが止まってしまった。タイドグラフでは、ガンガン流れているはずなのに。 その後、堤防中央の曲がり角あたりに移動するものの、バイトがない。周りを見ると、ポツポツ釣れてはいるものの、すべて外側のテトラからである。あまり気が進まないが、このままではボーズを喰らってしまいそうだったので安全に乗れるテトラを探し、リグを垂らす事にした。 最初はホッグ系のワームだったが、すぐに根掛かり。リグを作るのが面倒なことから、ブラーを試す。いちばん海に面しているテトラの先にブラーを垂らすと、すぐにバイト。 アワセを入れ、テトラに潜られないようにハイスピードにリールを巻く。上がってきたのは20センチクラスのアイナメ。小さいが、今日始めての獲物である。ヒットタイムは13時10分。 その後、数ヶ所で同じ釣り方を試すがバイトなし。内側に戻りケーソンの継ぎ目あたりを探ると、14時を過ぎた頃からポツポツとバイトが出始めた。もうすぐ船が迎えにくるという時間になり、ようやく良型をヒットさせるもバラシてしまった。これからという時間で残念であるが、15時の船に乗って帰った。 沖堤防の沖のブイでは、ひっきりなしに船が入っていた。 狙いの場所の先には、工事関係者と思われる船がずっと浮いていた。ベイトの付き方に影響が出たのかもしれない。 夕食後、あまりにも情けないのでオカッパリで探る。場所は、家からいちばん近いらくがき防。昨日と違ってあたたかく、週末ということもあり釣り人が多くいたが、らくがき防に上がっている人は居なかった。 19時に実績ポイントにはいり、ホッグ系をキャストするが反応なく、ジグヘッドに付いたままのグラミMをそのまま使う。すると、数投目にバイト。上がってきたのは30センチのクロソイ。その20分後、今度は同サイズのベッコウゾイ。20時半に終了したが、あまり苦労せず2匹キャッチできたことに、複雑な心境になってしまった。 ■ポイント&メソッド■ 沖堤防の1匹はブラーで、着底後にチョンチョンやったらきた。らくがき防は、砂泥底と堤防基礎のキワ。いつものパターン。 ■反省と今後■ 潮の動きの読みがハズレ、散々な結果となってしまった沖堤防。結論としては、朝、夕マズメ時が良いという感じであった。周りのエサ釣りの人はそこそこ釣っていたので、けして釣れてない状況ではなく、なんとも情けない気持ちになってしまった。今回といい、今年の1月2日の釣行といい、私が沖堤防に乗った時に釣れているのは外側。今度は、6メートルの竿を買って、エサ釣りで挑戦しようかと思っている。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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