2007年6月30日(土) ホッとした 那珂川(黒羽地区)
■釣行プラン■ 先週の21日に振った雨の影響で、近所の那珂川が平水よりも50センチほど増水。週末まで水位が下がらなかったり、先行者がいたりで23日〜24日まではまともに釣りが出来なかった。週明けには水位が下り、それからほぼ毎日1時間ほどロッドを振ってみたが、サクラらしき魚のライズが見られたものの、ルアーにはまったく見向きもされなかった。これらの魚はもうルアーを追わないだろうとあきらめ、今日は普通にエサを食べるヤマメを狙っていつもより上流のエリアを目指す。 昨日29日に降った雨の影響で近所の川がまた増水したが、晩翠橋付近の水位が上昇しておらず、いろいろチェックしてみると余笹川が増水の原因とわかった。なので、余笹川より上流のエリアで、まだ行ったことのない気になる場所があったので、そこへ向かう事にした。 ■概況■ 寝坊したため、釣り場には5時過ぎに着いた。先行者がいても仕方がないと思っていたが、幸い誰もいないようだった。川の様子は思ったとおり、水位は上昇しておらず、濁りもない感じ。さっさと準備をして、葦を掻き分け川へ向かう。 入水ポイントは瀬で、すぐ下流に断崖絶壁の淵がある。まずは瀬尻を探り、徐々に下って淵を探る事にした。何しろ初めてロッドを振る場所なので、地形を確認しながらの釣りとなる。誰かに先を越されても、それは仕方ないものとした。 瀬尻で出ず、淵を探っても出ない。この淵は、昔はかなり深かった場所なのだろうが、砂利で埋まってしまった感じである。釣り下って行くうちに、川原からこちらを覗き込む人影が見えた。さらに下っていくと、なんと知り合いであった。場所は私よりも熟知している方で、下流に見える瀬を下りきるとさらに淵があるということなので、今日はその淵を最終ポイントに決めた。 チャラ瀬からガンガン瀬に変わる「瀬」エリアへと入る。チャラ瀬は、エサ釣り師と思われる2人組みが渡って行ったのでさっさと移動する。ガンガン瀬に入る手前に、石が大きく、5メートルほど淀みになるところを見つけた。一応保険ということで、ダウンクロスにミノーをキャスト。軽くトゥイッチを入れながら下流にある淵らしき場所を眺めていると、「グン」と何かヒットし、魚が走った。あまり大きくはなさそうだが、尺近くありそうなので、バラさないように慎重にあしらう。 流れが早い場所でのランディングとなり、足元でもたついたがバレずに無事ネットイン。一応サイズを測ったところ、29センチ。パーマークの残る泣き尺のヤマメであった。ヒットタイムは6時40分。1匹出たことで、ホッとした。 ヒットポイントはこんな感じの瀬。 その後は瀬でヒットせず、本日最終地点の淵へ到着。間違いなく魚が着きそうな岩があり、かなりしつこく狙ったのだが、バイトなし。何度かヤマメらしき魚が跳ね、いることは間違いないのだが、昨日までの釣りで深みにいる魚はいつでも釣れる状況ではない事を悟ったので、あきらめる。 淵から戻る途中、朝いちで探った淵をもう一度探る。朝いちは薄暗くて気付かなかったが、対岸付近が溝状に深くなっていた。スプーンで一旦ボトムまで沈め、溝のカケアガリを舐めるように流してくると、ルアーの後ろを追う魚影が見えた。しかし、結局バイトさせることは出来なかった。時計を見ると8時になっており、9時までには家に帰らなければなかったので、今日はここで釣りを終了することにした。 帰る前に瀬で水温を計ると17.5℃。しかし、ガンガン流れのある瀬では17℃であった。 ■ポイント&メソッド■ 今日は「瀬」で「ミノー」であった。エサ釣り氏が先に下ったのだが、狙わなかったのか、竿抜けしたからか、素直にヒットした魚という感じだった。アクションはトゥイッチだが、あまり強く入れず、ラインスラッグもあまり出ないように(ベリーフックへのライン絡み防止の意味で)気をつけた。 ■反省と今後■ エサを食べるヤマメ狙いということで、いつもより上流部へ向かったのだが、1匹尺近いサイズが出てホッとした。他にルアーマンもおらず、今日ヒットした瀬の瀬尻付近もにも、今日はノーバイトだったがよい感じの場所がある。もうちょっと通ってみたい場所だと思った。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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