2007年5月21日(月) マズメ時ならば 那珂川(小川地区)
■釣行プラン■ 昨日の釣りの反省から、ヤマメを狙うなら適水温の朝マズメなら釣果が期待出来るのではという事で、今週いちばん早起きが出来る今日を釣行日にあてる。ポイントは、昨日会ったアングラーの話から、いつもの定点観測ポイントに決める。 ■概況■ 今朝は寒かった。我が家のテラス下の温度計は7℃であった。川に着くと、水温の方が高いためもやが立っていた。パッと見ても昨日より明らかに減水している。果たして魚は反応してくれるのだろうか。 さっさと準備をして、ミノーを使って瀬落ちから釣り下る。いつものヒットポイントでは反応なし。深場からヒラキになるところでグンッとヒット。暴れ方が微妙で、寄せるまではウグイかヤマメかわからなかったが、正体はウグイであった。しっかりベリーフック、テールフックともフッキングしていた。 ポイントを探り終え、今度はスプーンで瀬落ち方向に戻る。スプーンを使っても、反応が出ないことに変わりはなかった。今日は、フリースの上にレインジャケットを着ても寒く、このまま反応がないなら止めて帰ろうと思ったが、一応瀬も流してみようと膝ぐらいの水深の瀬をダウンクロスで流す。 すると数投目、U字ターンから逆引き状態になったころにコツコツとスプーンを突っつく感触があり、その後ヒット。小さいためあっさりネットインしたが、パーマークのほとんど見えない、戻りらしいヤマメである。サイズは27センチ、ヒットタイムは5時半であった。 瀬でのヒット、ルアーもスプーンということで、最近ルアーを投げずにいた上流方向に見える瀬にもルアーをキャストしてみる。まず、いつもチョイ投げするポイントを流してみたが、水量が少ないためかまったくどの魚種からも反応なし。次に、いつも水量があるときは川を渡れず断念していた場所が、今日は水量も少なく行けそうだったので、思い切って行って見ることにした。 川を渡って瀬のポイントに着く。平水であればガンガン瀬なのだろうが、今日はそれほどでもない。瀬の中でも深みがある場所を狙ってスプーンを通す。誰もやってないはずなので、出るときは一発で出るだろうと思っていた矢先、ピックアップ寸前にゴンッと出た。足元だったので、そのまま陸にズリ上げる。なかなかのサイズでヤマメだったら相当嬉しかったのだが、正体はニジマスであった。サイズは34センチ、ヒットタイムは6時40分。 その後はバイトがなく、車のある下流へと向かって歩き出す。車に戻りながら、カゲロウの飛ぶ量が釣り開始時点より多くなっていることに気付き、朝いちポイントをもう一度流してみた。ミノーをダウンで流し、先月あたりに感じた「カッ」という極小さいバイトが出て、まだ魚は居るという確信を得た。その後、遠方でコイがジャンプしたのを見てヤマメの時間は終わったなと思い、今日の釣りを終了することにした。 瀬の水温は、7時の時点で13℃。いいんでないの。 今日の釣り場の様子。 ■ポイント&メソッド■ 今日は「瀬」で「スプーン」だった。バイトはU字ターン後に出た。釣り開始直後は魚のライズがほとんどなく生命感があまりなかったが、日が昇ってからは盛んにライズがあった。今日のヒットも開始から1時間近く経ってからで、つまりは虫の飛ぶ量と活性が比例しているのではと感じた。水温が上がりすぎていなければ薄暗いうちから釣りをする必要はないと思った。 ■反省と今後■ 今日はとりあえず魚がヒットしたので良かったが、日差しが強くなり、1日で水温の変化が激しいので、時間帯で魚の居場所を把握できるかが釣果を左右するように思う。瀬に関して言えば、波立つぐらいの流れがないと外敵から身を守る意味でも、ポイントとして成立しないように思う。マズメ時ならば、水温的にも今の時期「瀬」で間違いないだろう。次回釣行時には、これらを頭に入れて、連続キャッチ出来るようにしたい。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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