2007年4月15日(日) 狙い通り 那珂川(小川地区)
■釣行プラン■ このところ12日から毎日1〜2時間、戻りヤマメ狙いでほぼ同じ場所で定点観測のような釣りをしていた。13日は日中のピーカンにミノーで2バラシ。12日の1バラシの経験からテールフックをトリプルに交換したが、それでもバラシが止まらないので、ルアーにガッチリ噛みついてもらうため朝マズメに釣りに行くことに。とはいえ朝の冷え込みによる水温低下が心配なのだが、日差しが出ればたちまち気温があがる季節なので、冷え込みのことはあまり気にしないことにする。 ■概況■ 定点観測のポイントへ向かったが先行者の姿が見えたので、上流の餌釣りには実績のあるポイントへ。間違いなく魚がいる場所であるが、ルアーを通す位置が悪いのか、1時間弱探ったがまったくバイトなし。先行者が移動した気配があったので、移動する。 思ったとおり定点観測ポイントには、先行者の姿はなかった。バイトがあったポイントへ迷わず入る。リッジ56Sで前回までバイトがあった釣り方、ダウンクロスのトゥイッチで釣り下る。居ればすぐ反応があるのだが、今日はなかなかバイトがない。ポーズを長く取ったほうがよいのかと考えながら、ポイントを流し終えてルアーを回収しようとリールを巻いた瞬間、「ゴンッ」とバイト。連日バラシが続いているので、姿を見るまではとジャンプをさせないように慎重に対応する。 ファイト中、ガッチリテールフックを噛んでいることを確認。岸へと勝手に泳いでいくので、それに合わせて浅瀬に誘導しランディング。31センチとサイズはそれほどでもないが、体高のある立派なヤマメ。どうにかキャッチできてホッとする。ヒットタイムは6時45分。 その後も釣り下って、同じメソッドで7時ごろにヒットしたがバラシ。引きは1匹目と同じ感じだったので、ヤマメだと思う。ヒットポイントが、今まで何の反応もなかった場所なので、時間帯を変えてやってみるもんだと改めて思う。 その後さらに釣り下り、岩盤にリッジ56Sを引っ掛けてしまい、リッジは殉職。上流に戻り、スプーンで1匹目をヒットさせた周辺を流すと、魚ともボトムともいえる反応が1回あった。8時近くなって、散々ルアーを投げまくったので、これ以上ヒットは望めないと思い、釣りを終了した。 太ももぐらいの水深で7時半ごろに水温を測ると、10℃であった。日中よりは間違いなく水温は低い。 今日の釣り場の様子。日々減水しているように思える。 ■ポイント&メソッド■ ここ連日ヒットしているポイントは、瀬が終わってトロ瀬になる、瀬尻というのか、そういう場所。今日気付いたことだが、水深のある場所は魚にとって身を隠すのに都合が良いが水温は低い。しかし、瀬とつながっていれば、太陽の光で温まった水が流れ込んでくるので、居場所としては悪くないのではないかと。もう少しの間は、こういう場所を狙った方が良いように思う。 メソッドとしては、今日もミノーをチョンチョンとやって、長めのポーズの繰り返し。いつもはポーズ中にバイトがあるのだが、今日はポーズ後の1アクション目のバイトだった。この釣り方、よくよく考えてみれば、死にかけの魚が流れに勝てず流されていく様子に似ている。鮭の稚魚や小アユが実際このように流される姿を見ているので、釣り方がマッチしているのかもしれない。 ■反省と今後■ とにかく、朝マズメの釣行で、取り替えたミノーのテールフックにガッチリ噛み付き、狙い通り魚が釣れたことで満足している。間違いなくシーズンインなので、時間があればロッドを振り、もっとバイトを多く経験しようと思う。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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