2007年1月20日() エサでも駄目              日立港沖堤防  
■釣行プラン■
貧果のため先週で一旦見切りをつけようと思っていた沖堤防だが、釣行翌日の日曜日に日立フィッシングセンターのサイトでアイナメ好調の画像が載っており、またリベンジすることにした。今回は、素直にエサ釣りで勝負。そのために、胴付き仕掛けを自作して挑む。今日も7時半の船で沖堤防へ。








■概況■
今日の乗船番号は52番。行きの船には私を含めて2人。いろいろ情報交換をしながら私は南へ、その方は中央で降りた。南端には既にブッコミ師が陣取っていたので、渡船用階段の北へ入り、北へ移動していくことにした。外海の状況は、波は高くなくうねりもさほどない。水の色は、先週はテトラ側が一面濁っていたのだが、今日は濁りはなくなっていた。内側も、普通だった。

今日はエサ釣りということで、自作胴付き仕掛けで釣りを開始する。赤イソメを2センチほどにカットし通し刺し。シンカーは8号を使用し、着底までの時間を短縮しつつ、根掛かりを極力防ぐ。エサを使用しているということですぐにバイトがあると思ったが、そう甘くはなかった。いつもと勝手がちがうのか、たちまち仕掛けをロスト。そして、初バイトがあり食い込ませるためしばらく聞いてからアワセを入れるも、根に潜られてまたロスト。また、自作仕掛けのため捨て糸にハリスが絡んだりと、なかなか思うようにいかない。


 本日初ヒットは、開始から1時間半後の9時30分。魚はお約束のドンコであるが、エサ釣りとはいえ自作仕掛けが通用するとわかり、一安心。











しかし、これ以後バイトが遠のいてしまう。なんとなくではあるが、開始時よりは流れがなくなった気がするし、足元を見るとケーソン隙間から出てくる水が濁っている。おそらく、干潮で潮位が下がり、テトラ側の水が底をかきまわし、その水が内側へ流れているのだろう。濁っていない場所を見つけてキャストしたりもしたが、バイトは起こらなかった。

あまりの釣れなさに置き竿にしてまわりを見ていると、ルアーマンらしき姿を発見。テトラ側で一応アイナメ狙いのようだった。以前見かけた方だったので声をかけてみると、ヒラメも狙っているとのこと。是非釣って見せてくださいとお願いして別れた。


 10時半ごろの沖堤防の様子。













何の反応もないまま11時半を過ぎた。12時の迎えということで船が11時40分ごろに来たが、このまま帰るのはちょっと早いので13時まで粘る事にした。12時を過ぎた頃、足元の濁りが弱くなり、若干流れが出てきたように思えた。すると、ブラーで探っていたロッドにやっと生体反応が。


 ヒットしたのはチビアイナメ。ヒットタイムは12時10分。













 その5分後の12時15分、今度はドンコ。1匹目よりはサイズが若干良かった。












この後、小さいバイトがあっても乗らないという状態が続く。まわりのブッコミ師の釣っている魚を見て、おそらく正体はフグと想像できた。ノーバイトよりは、何かしらの反応があった方がまし、などと思っていると、南端で何やら大騒ぎしている。南端から移動してきた方に聞いたところ、45センチぐらいのカレイが釣れたということだった。それを聞き今が時合と気合を入れ直すが、極小バイトのみ。エサが使い切れないこともあって結局14時まで粘ったが、4匹目をヒットさせることは出来なかった。








■ポイント&メソッド■
いつもと同じなので省略。









■反省と今後■
今日はエサを使ってリベンジという事だったが、エサを使ったからといって期待した結果は得られなかった。ならば、何が重要なのだろうか。

今日、再認識させられたことがある。あまりの釣れなさにマールアミーゴをキャストし、ブッコミ師の仕掛けにお祭りさせてしまい、謝ってルアーを外しに行った時のことだ。その方に釣果を聞いたところ、バケツに間違いなく尺オーバーのメバルと40センチ弱のアイナメ、そしてドンコが入っていた。釣れた時間を聞くと、一番船で渡ってきてすぐ、仕掛けを投入直後に釣れたという事だった。

家に帰ってからタイドグラフを確認すると、今日の日立は5時59分が満潮、10時51分が干潮、16時3分が満潮だった。順を追って説明すると、一番船が6時で、堤防に上がって準備をして仕掛けを投入するのが6時半ごろ。バケツの魚は満潮からの下げっぱなに釣れたという事になる。今日の私のヒットタイムは9時30分、12時10分、12時15分で、1匹目が干潮直前、2匹以降は上げっぱなという事になる。何が言いたいかというと、潮が動いていないと魚は釣れないということである。付け加えれば、潮の向きが変わり始めた直後と、その時間がマズメに絡む時間は短時間に活性が上がり、潮止まり(特に干潮)はほとんど釣れないと言える。過去2回の実釣時の潮止まりの時間調べると、1月5日が干潮の10時51分、1月13日が満潮で9時33分。私は8時に釣りを開始しているので、開始直後に釣れない時間に突入し、お昼の釣れ始まる直前か、釣れ始まった頃に帰ってしまうというパターンを繰り返していたのだ。

日立港沖提防へ連続3回釣行し、今日は過去2回よりちょっと長めに釣りをしてまわりを観察し、やっと確信めいたものを掴んだ気がした。次回都合がつけば、もう少し潮の動きして釣りをしようと思う。




■釣行データ■
釣行時間 8:00〜14:00
天気 曇り
気温 2〜8℃
水の色 普通
風向き 北・弱い
水温 -


■使用タックル■
ロッド スミス
MT−86
リール シマノ
ツインパワー3000
ライン ファイヤーライン16LB
+フロロ2.5号
ルアー
リグ
自作胴付き仕掛け+8号シンカー

ブラー6g+赤イソメ2センチカット(チョン掛け)


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
渡船代 渡船代 1500円 
エサ代 赤イソメ(小パック)・1個 500円



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