2007年1月2日(火) はがゆい思い 相馬港沖堤防
■釣行プラン■ 昨日の結果を踏まえ、少しでも水温が高いところを狙った方が良いと考え、今日は沖堤防へと向かう。一番船では行かず、しばらく風向き、強さを火発の煙突から出る煙で観察していたが、予報より弱そうだったので、8時半ごろに渡船する。 ■概況■ 今回で3度目の相馬港沖堤防であるが、両端、曲がり角が良いとの情報を得ていたので、今日は最北端の7番へ。テトラ際には先行者がいたので、ほぼ渡船した階段のあるあたりから釣りをスタート。テキサスリグで探ると間もなくバイト。バイト大きさから、チビアイナメもしくはチビソイ。とりあえず姿を確認したいので、ブラーで探りなおす。 ブラーに変えて間もなくベッコウがヒット。サイズは20センチ強といったところか。ヒットタイムは9時ジャスト。 その後、周辺を探るがチビのバイトが続くので、ケーソン隙間周辺を狙って移動する。しかし、ここからノーバイトが続く。頼みのサンドワームを使ってみたが、これにも反応がない。 周りは釣れていないかというとそんなことはなく、外側のテトラからブッコミで釣っている方々のロッドは頻繁に曲がっており、私が見ている間に20〜30センチクラスのアイナメを2ケタは釣っている。外側テトラは危険で乗りたくなかったのたが、この状況では乗るしかない。乾いて乗りやすいそうな安全なテトラに乗り、ブッコミ師と同じような位置へキャストしてみた。 キャストの結果は散々であった。まず、ブッコミでバイトを待つが、3号程度のシンカーではウネリによりシンカーが動かされてしまい、自動的に根掛かり。ならばと、リフト&フォールでテトラ際を舐めるように探ろうと思っても、うねりにより入り組んだテトラにシンカーが挟まるか、ラインが擦れて根掛かり。釣れるのはわかっているのに対応できないという、なんともはがゆい思いをすることとなった。想定外の事とはいえ、テトラ側を探るには長いロッドが必要だと痛感した。 外側は諦め、内側を探りなおすが、バイトが出ない事に変わりはなかった。12時半ごろには釣りをやめ、ブッコミ師に釣り方のキモを教わりに行こうとしたところに向かえの船が来てしまった。道具をしまって、沖堤防を後にした。 水温は9℃。 堤防内側の水の色。笹濁り。 堤防外側の水の色。逆光で見づらいが、普通に青々とした海の色。 ■ポイント&メソッド■ ブラーなので穴を探ったが、今日も穴から出た瞬間にバイトがあった。 ■反省と今後■ 帰りの船で船長に聞いた話によると、堤防内側が濁っている原因は、先月27日に来た低気圧の影響で阿武隈川が大増水し、その水が大量に相馬港に流れ込んでいるためだそうだ。おそらく内側は釣果が少ないだろうとの事。今回、その状況を身をもって知ることとなったわけだが、これはこれで勉強になった。釣れないなりにも、他の釣り人の釣果のあったポイントを確認したわけで、次に大雨直後に沖堤防へ上がる機会があったら、長いロッドで対応するか、渡船しないか、判断したいと思う。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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