2006年10月21日(土) 昨年のリベンジならず 相馬港沖堤防
■釣行プラン■ 9月30日には2年ぶりに涸沼へ行ったのだが完全ノーバイト、次の週やその次の週は子供の運動会やら体調不良やらで、ろくな釣りが出来なかった。今月の20〜22日は会社が3連休で、ちょうど昨年のエコギア主催のパワーオーシャンカップから1年が経った。散々な結果だったため、大会終了直後からいつかリベンジしてやろうとプランを練っていたのだが、3連休とちょうどよい機会なので、今回は相馬港沖堤防にて昨年のリベンジとばかりに相馬へ向かった。 ■概況■ 20日夕方に相馬着。いつものようにどんこに情報収集に向かう。状況はあまりパッとしないということだったが、それよりも6日〜8日にかけて日本を通過した低気圧の被害のすさまじさに驚いた。テトラがひっくり返っただの、割れただの、高潮で床下浸水だの、この辺に長く住んでいる方たちでも経験したことのない規模だったそうである。それから2週間経ったのだが、影響が残ってないか心配である。この後水路で1時間ほどワームを投げたが、まったくバイトのないまま終了した。 翌21日、釣具屋かめちゃんで渡船の予約をし、6時前に沖防に渡る。既に先客が多数いたが、見たところルアーで根魚をやっている人は2人ぐらいしかおらず、じっくり探れそうである。降りた場所が南端の0番で、狙いは曲がり角から北側なので、そこまでチョイ投げしながら移動するが、まったくといっていいほどバイトがない。 曲がり角を曲がったあたりからちょっと真剣に探る。基礎の際から手前に基礎の面を探るが一向にバイトなし。ならば穴かと、スルスルっと穴に入ったらしばらくそこでステイ。これでようやくバイトあり。今日のパターンはこれかと思ったら、1匹目は着底後の一発目のフォールで基礎の際から出た。 8時40分、待望のヒット。サイズは32センチとまあまあサイズ。予想外だったのはベッコウではなくクロソイということだった。この後はしばらく周辺を探ったが、2匹目は出なかった。 9時ごろの沖防の様子。クロダイ、サバ狙いの人が多かった。 ひたすら北へ移動するがバイトがないことには変わりなし。1匹目のヒットもそうだが、唯一バイトがあるのはバークレーのサンドワームのみ。とにかく他のワームは無傷で帰ってくる。何かおかしい。北の端まで行こうとも思ったが、この分ではバイトが出そうにないし、12時に迎えの船が来てしまうので、この辺でUターンすることに。 曲がり角付近に来たとき、北上している時に見かけたルアーマンがまだその辺に居た。この辺が実績があるのかと思い、また少し気合を入れなおす。探りながら気付いたことだが、北上中は北に向かうほど流れが強くなっていたが、南下する頃には流れが弱くなっていた。しかし、曲がり角付近は他より流れがあるように見えた。いい雰囲気である。 そう思っていると、1匹目と同様にキャストして着底後の1フォール目に小さくコツンとバイト。聞きながらアワセを入れると、グイグイと重い引きで横に走った。ソイだとは思うのだが、ベッコウのようなギューンという引きではなく、アイナメのような首フリダンスもない。ひょっとしてヒラメかと思ったが、水面に浮上したのは良型のこれまたクロソイだった。メジャーを充てると38センチと、根魚としては自己記録である。ヒットタイムは10時25分。 曲がり角付近をしばらく探ったのだが、その後はバイトなし。迎えの時間が近づき、0番に向かってチョイ投げして探るが、ついにサンドワームにもバイトがなくなってきた。そして11時50分に船が向かえに来て、今日の釣りは終了となった。 さらば沖堤防。 ■ポイント&メソッド■ 今日の2匹はほとんど同じ条件、同じパターンでのヒットだったように思う。基礎と砂地の際で、キャスト後に着底、1回目のリフト後のフォールでコツン。それ以外のバイトはチビナメか、フグ。エサで穴釣りをしていた人を観察していたが、手のひらサイズのアイナメの良く釣っていたので、間違いないだろう。ルアーは、サンドワーム以外のワームにはバイトがなかった。 ■反省と今後■ 昨年のパワーオーシャンカップのリベンジということで挑んだが、結果的には良型が出たものの、あまりにもバイトがひとつのワームに偏り、バイト自体も少なく、リベンジ失敗といった感じである。なにより普段釣れないクロソイだけが釣れたのが不思議である。周りの話を聞くと、乗っこみがようやく始まったばかりだそうだ。また来る機会があれば、今度こそリベンジしてやる。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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